笠原将弘のレビュー一覧
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まず写真が良いと思った。何もかもが美味しそうで、コンパクトにまとまっている感。素敵。
そしてレシピもコンパクト。
工程が少ない!がウリのレシピ、結構多いけれど、その工程の一文が果てしなく長い…様な本は、私的に本当がっかりする。
でもこれは一文が少ない!驚くほどシンプル。簡単すぎて、料理無精な私でも「やってみっか!」という気分になった。そして実際つくった。
かぼちゃのサラダ、本当に美味しかったです。
レシピ本って、「あー、素敵だなー。こういうのがつくれたらいいのに」と眺めて終わる御洒落本と、実際に作る実用本があると勝手に思っているのだけど、この本は実用本でした。お洒落なのに実用的って素晴らしい -
購入済み
紙書籍の方が良い
※載っているレシピは極上です。
アプリだと見開き表示できないので見づらいです。
目次で合本のトップへは飛べますが、目的のページまで画面をめくらなければならないので面倒です。
料理本はぱっと開ける紙書籍のほうが良いと思います。
レシピ★5、アプリでの操作感★2~3です。
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冬といえば鍋。冬は大嫌いだけど布団があったかいのと鍋が美味いのがせめてもの救いだ。どうせ食べるなら美味しいのを食べたいなぁと言うことで極上なべが気になって読んでみた。
まず鍋を4カテゴリに分けて、そのカテゴリ毎の鍋を紹介していくというスタイルがいきなり好感が持てる。わかりやすい。
というか全体的に読みやすい。鍋の完成図も美味しそうで作ってみたくなるし、解説も丁寧。細かな説明が丁寧で上手。更に〆の一品について説明しているとか嬉しい情報を満載。箸休めとかの一品もあったな。
こんなの作れねぇよって鍋はなかったし、むしろ作ってみたい!と思わせる内容だった。これはwebではだめだなぁ、本の方がいい -
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恵比寿の和食料理店「賛否両論」のマスター笠原将弘。武蔵小山商店街で生まれ育った一人の少年が料理人の道を志し、努力と苦悩を経て料理店を開くまでのエピソードと、思い出の料理が満載のエッセイ&レシピ集。
テレビや雑誌、書籍等で大人気の著者。話すとなかなか面白くて、でも料理の腕は本物!(残念ながら実際に食べたことはないけれど…)エッセイもまるで居酒屋にいるかのような軽い語り口で、さくさくっと読めてしまった。それでも著者の料理にかける情熱や温かな思い出話は私の心に深く響いた。
「ライバルはディズニーランド」と言えるくらいワクワクして敷居が高くない日本料理屋にしたい、という思いで開いた「賛否両論」。その -
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ネタバレエッセイ+レシピ本てな趣。
そしてエッセイといっても割と半生記に近い感じ。
ガチガチの和食の職人さんかと思いきや
意外と間口が広いというか、最初はパティシエ志望だったとか
ちょっと意外な事実がてんこ盛り。
というか、和食ではなく『日本料理』と言い切るところがこだわりなのかな
なんて思ったりもした。
レシピも日本料理じゃないものが多かった。
まさかガトーショコラやらオニオングラタンスープまで出てくるとは吃驚だ。
しかもそれらがものすごーく美味しそうなんだよな。
笠原さん自身の物語については
なんというか、家族の縁が薄い人なのかなーと
ちょっと切なくなった。
薄いんじゃなくて太く短くなのかもし