【感想・ネタバレ】【電子書籍限定 特典レシピつき】賛否両論 -料理人と家族-のレビュー

あらすじ

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業界の第一線で走り続ける、料理人・笠原将弘のドキュメンタリーエッセイ。成功の陰にある家族の物語に涙する。

業界の第一線でひたすら走り続ける、料理人・笠原将弘と家族のドキュメンタリーエッセイ。

「賛否両論」は生きる場所。
家族がいてもいなくても、
大切なものを失った
すべての人へ。

東京・恵比寿の日本料理店「賛否両論」は2024年で開業20年目を迎える。その華やかな成功の陰には、母・父、妻を失った壮絶な苦しみがあった。読むうちに何度も心を揺さぶられて涙する、ふつうの家族の物語。レシピ7品も収録。

まえがき
第一章 | 妻・江理香~前篇
第二章 | 父・賢
第三章 | 妻・江理香~後篇
第四章 | 妻の姉・みーひー
第五章 | 長女・L
第六章 | 次女・夕莉
第七章 | 長男・蕗維
第八章 | 母・陽子
第九章 | 和食をひらく
あとがき

※電子書籍版には特典レシピ「いぶりがっこのマスカルポーネチーズ添え」を掲載


笠原 将弘(カサハラマサヒロ):1972年生まれ。東京・恵比寿の日本料理店「賛否両論」店主。高校卒業後、日本料理店で9年間修業し、父の死を機に武蔵小山にある実家の焼き鳥店「とり将」を継ぐが、30周年を機に一旦閉店。2004年9月「賛否両論」を開業し、予約のとれない人気店に。2013年に名古屋直営店オープン。雑誌連載、テレビ番組へのレギュラー出演、食育など幅広く活動。2023年に開設したYouTubeチャンネル「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」では、遊び心のあるトークとともに調理のコツや父から受け継いだレシピを惜しげもなくひらき、2024年7月現在のチャンネル登録者数は73万人超。同年9月「賛否両論」20周年。

中岡 愛子(ナカオカアイコ):文藝春秋「週刊文春」編集部を経て、フリーランスの編集者となる。専門は、食と人文。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

笠原さんの和食が好きでよく家で作るので、どんな方なのか知りたくなりこの本を読みました。
若くしてご家族を亡くされ、奥様も亡くされて、YouTubeで見る優しいお人柄からは考えられないような壮絶な人生を歩まれていたことに驚きました。
日々接している人との間で作られたレシピも掲載されていて、今度作ってみたいと思いました。

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2025年02月03日

Posted by ブクログ

一言一句、噛み締めて読んだ
名店の店主が抱えた思いやご家族それぞれの考え方、感じ方がよく分かる名作
益々、訪問してみたくなった日本料理店

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2025年01月22日

Posted by ブクログ

飾り気のない文章から、笠原さんの誠実なお人柄がうかがえた。ご本人だけでなく、ご家族も奥様も周りの方も、素敵な方ばかりで、胸が熱くなった。

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2025年01月08日

Posted by ブクログ

よくテレビでお見かけしますよね。 奥さまをなくされてもう月日が長いからか本での表現もたんたんと書かれていて少し冷たい印象に感じられましたが、子供さんやお店のことを書くうちにやはり年月たっての今なんだなと感じました。 賛否両論の味お勉強になりました。#NetGalleyJP

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2024年10月26日

Posted by ブクログ

笠原さんが語る家族のこと。そして、家族が語る笠原さんのこと。
それぞれの視点で見てみると、親が思うほど子どもは「分かっていない」わけじゃないし、子が思うほど親は完璧ではない、ということがよくわかる。
両親と奥様を早くに亡くして見送らなければならなかった笠原さんの悲しみが、じくじくと疼くのが伝わってきて、途中から読むのが苦しくなった。
でも、遺された家族(奥様のお姉さんや3人の子どもたち)と良好な関係を紡ぎながら、生活されていることが救いでした。

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2024年08月14日

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