豊田徹也のレビュー一覧
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映画を観てから。映画がすごく丁寧に作られてたのがこちらを読んでよく分かった。原作を一本の映画を観ているような、と評するものがあったが、確かに。
映画のパンフで、原作のラストは完璧、との監督の言葉があった。でも堀さんが去るのをやめたのかどうかを読者に任されたことよりも、映画の方が良かった。Posted by ブクログ -
ふとした時に読んで、そして毎回考えてしまう。
けれど私はこういう本が好きで、こういう本で悩んでしまう、人間関係に繊細な自分で良かったと思えたりもする。内容についてはうまく言えないけど、私にとってそんな本。Posted by ブクログ -
“人を理解するということ”
ただ長く一緒にいるから、たくさん話をしたから、家族だから、、それでも「わかる」ということにはならないんだな…
哲学的であり、様々な感情を抱かせる作品Posted by ブクログ -
コミック。Yに借りた。銭湯を営む主人公の女性と、その周りの人々の物語。ときどきはさまれる怖い記憶も、最後には明かされる。バッドエンドでなくてよかった。さらっと読めてじんわり良い作品だった。Posted by ブクログ
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この作家さんの作品を谷口ジローさんが評価してらしたと聞いて読んでみました。13ページの短編17本からなるシリーズ短編集。それぞれまったく関係のない物語にみえて、実は繰り返し登場するキャラがいたり、重層的に物語が重なる面白い一冊でした。Posted by ブクログ
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あの蟲師の他の作家達が書いた短編集。
全部で5作品が収録されていて、内4作品は舞台が現代であった。いつもと違う舞台設定で、現代ではこんなとこで蟲とかかわることがあるんだなと新たに想像の幅が広がっていきます。Posted by ブクログ -
最近お友だちになった編集さんからのおススメの本。
珈琲にまつわる話ではなく、「コーヒーでも飲む?」な感じで、それぞれの人間関係に少し関わってくる短編集。
サラッと読めますが、また読みたくなる本。
そして、珈琲が飲みたくなりますwPosted by ブクログ -
「ゴーグル」と「とんかつ」が、だんとつに良い。深刻な題材をすっとぼけた感じで描いているのが、それも良い具合にすっとぼけているので、呼んでいて心にしみる。でも「とんかつ」に出てくる妹の親父は、やっぱ許せない。Posted by ブクログ
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丁寧で奥深い何度も読みたくなる作品。ただ優しいだけの物語ではなく、その人のささやかな優しさを表現するためにコマ割りや演出にかなり気を使っていて作り手の作品に対する本気度が伝わってきます。Posted by ブクログ