布施英利のレビュー一覧

  • パリの美術館で美を学ぶ~ルーブルから南仏まで~

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    友人のススメで読みました
    著者の体験記ははじめて読んだかもしれない
    美術館好きなのでパリの美術館をやさしくガイドしてもらえてよかったです

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    2023年06月19日
  • 現代アートはすごい デュシャンから最果タヒまで

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    2023.04.24 楽しく読めました。あまり考えずに感じるままにこの本を消化するというスタンスで読みました。何かは掴めたと思います。

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    2023年04月24日
  • 現代アートはすごい デュシャンから最果タヒまで

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    ダミアン・ハースト
     動物の死体とスポットペインティング二つの系譜
     「桜」抽象かつ具象 濃い絵の具で垂直性へのこだわり 絵画が死んだあとの絵画

    ゲルハルト・リヒター
     写真(=何かの複製)と
     デュシャン(=レディメイド=何かそのもの)=究極のリアリズム 

    河原温
     Today Series 午前零時からの、その「一日」のうちに完成させる

    杉本博司
     まず頂点にアタックしてダメならレベルを落としていった
     人が初めて世界を見た時の眼差し
     毎日、日常の中で眺め続けても飽きないだけの強さがあること

    デュシャン
     「言葉の二重性」 
     レーモン・ルーセルの小説に影響 音にすると同じ言葉だ

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    2023年03月22日
  • 色彩がわかれば絵画がわかる

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    2022.12.17 これまで、色彩についてそんなに強く考えていなかったが、改めて意識することができた。

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    2022年12月18日
  • 現代アートはすごい デュシャンから最果タヒまで

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    デュシャンから始まり、最果タヒまで。
    現代アートを彩る作家群をおおまかに区分けして数人ずつまとめた比較的読みやすい本でした。

    個人的にエリアソン、リヒター、河原温、AKI INOMATA、最果タヒあたりが好きなのでまとめて読める本書に引かれて購入しました。
    入門編?新たな視点を切り開く編?少しどっちつかずかなという印象はありますが、手軽に読めるところは良かったなぁと思います。
    とくに最果タヒの話は面白かったです。(文章にも熱が入っていたように感じます)
    装丁や合間のページ作りも最果タヒ意識がすごいし、そもそも「デュシャンから最果タヒ」を結びつけている点でもかなりの推しっぷりがみられます。

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    2022年12月05日
  • パリの美術館で美を学ぶ~ルーブルから南仏まで~

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    フランス文化はイタリアに学んだもの
    料理などもルーツはイタリア

    ロココ 人間中心
    新古典 古典古代をheroicに

    アングルの解剖学的歪曲

    ジェリコー《メデューズ号のいかだ》1819

    モネ 光=色彩

    école de Paris

    藤田嗣治(紫派)と黒田清輝

    ケ・ブランリー美術館



    マネ《オランピア》1863

    セザンヌ 彫刻的

    ロダンの彫刻における文学性

    裸婦像も明治以降

    Monna Lisaと三連画

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    2022年10月21日
  • 鉄腕アトム55の謎 生活人新書セレクション

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    著者は昭和35年生れ、昭和43年に連載終了の『アトム』を評論する適材とは思えない。「アニメは無視」宣言し、38年=放送開始以前の54話を解説するが、抑『全集』をテクストにして連載時の雰囲気を無視している。作意に無関係な閑談に過ぎない。中島梓など先行する評論を参照した形跡もない。アトムは“ロボットと人間の対立”という図式で、民族差別人種差別を扱ったというのが自伝『ぼくは漫画家』などにある。ロボット達はイジメ受けたり、国境越えを禁じられる差別を受け、何度も集団出国して“自分の国”を作ろうとするが、彼は無視する…

    『デッドクロス殿下の巻』。「ロボットの地位はうんと低いものでした」「今や全世界はロボ

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    2022年07月27日
  • ヌードがわかれば美術がわかる(インターナショナル新書)

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    美術としてのヌードを実際の絵画、彫刻、歴史や解剖学の観点から解説している本。自分は美術についての背景知識があまりなかったけど楽しめた。ヌードの変遷とヴィーナス、マリアの関係は非常に納得できる面白い話だった。
    ただ、解剖学について興味を持ってもらいたいのなら、なおさら最後のようなただ説明するだけの文章はない方が良いと思った。

    「ヴィーナスは、その意義を失った芸術状のすべてのモティーフに襲いかかるのと同じ運命を辿った。すなわち彼女は宗教から娯楽に、娯楽から装飾へと変転し、次いで消滅してしまった。」

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    2022年05月13日
  • 構図がわかれば絵画がわかる

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    絵の見方が分からなかったので、美術について何か新しい発見があるかもと思い読んでみた。

    美術のことが好きな物知りなおじさんの話を聞いてる感じだった。よく分からないところもあったけど、筆者が楽しそうに語る様子が思い浮かぶ。話がよく脱線するところも、興味のある分野を熱く語る人らしくておもしろかった。

    絵の見方が分かったかどうかは分からないけど、美術館に行ってみたいなぁと思った。あと、もっと美術について色々学びたい!

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    2022年10月31日
  • 藤田嗣治がわかれば絵画がわかる

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    藤田の女漁りって書き方がちょっと気になるんよね。戦争画と眠れる女が描いてある絵の構図の対比をしている所が面白かった。
    線の表現が共通しているそう。比べてみると確かに。

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    2021年12月25日
  • パリの美術館で美を学ぶ~ルーブルから南仏まで~

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    パリと、近辺の美術館ガイドと言える。
    ガイドをしながら、こういった見方も面白いだろう、美術史を追いながら美術館を巡ったりと普通のガイドにはない見方もできる。
    多くの美術館があるパリで、このガイドのルートでも良いし、また違ったルートでも回れたら面白いだろうな。
    それぞれの画家の家(アトリエ)を巡るだけでも楽しそうだ…

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    2020年12月22日
  • 藤田嗣治がわかれば絵画がわかる

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    ネタバレ

    絵画についてまったく詳しくない私でも興味が湧いて読むことができました。
    絵画についての基本を藤田を通して解説してくれているため、今後美術館等に行く時の参考になりそうです。

    個人的には、フランスの洞窟画に影響された話に関心を持ちました。絵画というと常に最新のものが絶えず生まれてくるものですが、それこそ温故知新が絵画にもあるように感じられました。

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    2020年08月28日
  • ダ・ヴィンチ、501年目の旅(インターナショナル新書)

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    レオナルド・ダ・ヴィンチ没後501年目のロンドン、パリへのダ・ヴィンチ展を巡る旅をはじめ、これまでの筆者のダ・ヴィンチを求めた旅行記で、ダ・ヴィンチの作品・手稿を通して、その魅力、偉大さ、世界観、新たな発見等を分かりやすく解説している。

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    2020年08月20日
  • 藤田嗣治がわかれば絵画がわかる

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    フジタ。本当に興味深い画家だ。その髪型、ファッション、生きざま、存在感、そして作品。どれを、とってもフジタでしかない。その背景に見える時代、戦争、日本美術。彼自身を知ることで見えてくるものがたくさんある。フジタを、芸術を、時代を知るうえで最適な一冊でした。
    美術館に、行きたい。

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    2019年02月27日
  • ヌードがわかれば美術がわかる(インターナショナル新書)

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    うーん、美術を観る人は、いろんなこと考えてるんだな。

    ローマ期はヌードは全て男性で女性ヌードはなかったというのはなるほど。

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    2019年02月19日
  • ヌードがわかれば美術がわかる(インターナショナル新書)

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    ヌードの事についてこれでもかと書いてある。全くいかがわしさはない。

    解剖学が分かればヌードの鑑賞が楽しくなる。

    服の下には脂肪、筋肉、骨格があり、それを想像する事で鑑賞が更に楽しくなるらしい。
    名画と言われるものが、その構図を前時代の名画から拝借する事も多い事に驚いた。
    肩は人間にしかない骨格だとか、裸の彫刻は男性像が先で後から女神も裸像になったとか、絵画は光で動きを表現するが彫刻は風で表現するので衣服が脱ぎ難かったなど、面白い。

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    2018年12月31日
  • 構図がわかれば絵画がわかる

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    なるほど~、そういう見方をするのかー、という目からうろこがちらほら。やはり芸術とかスポーツとか、知識の有無で楽しめる幅がずいぶん違ってくるね。

    ま、ただ最後の方の仏像の話は蛇足だったような。。。

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    2018年08月08日
  • 「進撃の巨人」と解剖学 その筋肉はいかに描かれたか

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    養老先生の解剖学教室で学ばれた方。
    養老先生や布施先生には、人に筋肉や骨が見えるんだと思う。
    わたしなんかとは見える世界の深さが異なるのだろうなと思った。
    しらないこと、わからないこと、みえないことばかりの世界であることよ。

    Mahalo

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    2016年06月15日
  • 「進撃の巨人」と解剖学 その筋肉はいかに描かれたか

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    タイトルに惹かれて読んでみた。

    『進撃の巨人』に出てくる巨人たちを美術解剖学の視点から見る。

    正直なところ、『進撃の巨人』が絡むのは初めと最後だけ。それ以外はひたすら筋肉と骨格の説明になるが、その中で巨人たちが図示される。これが僧帽筋です、みたいな。こういう展開は少し新鮮に思ったが、さらっと読むだけでは美術解剖学の知識はとても頭に入らなかった。

    ただ、マンガの描写はこういうことも考えて描かれているんだということを知ることができたのは収穫。実際の人体の構造に忠実だったり、表現のために敢えて実際とは違う書き方をしたり。そういった分析もされている。次に『進撃の巨人』のマンガを読むときは、違った

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    2016年03月31日
  • 色彩がわかれば絵画がわかる

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    ネタバレ

    最初は三原色のRGBから入って
    最後には人間の内臓の色に対する考察まで
    作品の解説よりも色彩学が主な内容です

    RGBはパソコン、補色はガーデニングで知っていたので
    最初はサクサクと読み進んだけどゲーテの色彩学でつまづきました

    色を文章で説明しているので読んでる人間に色に関する
    知識と想像力が多少ないと読むのは難しい…
    もう2、3点ほど絵画の例をあげた解説が欲しかった

    欠点は参考資料として掲載されている絵画が小さくて見えづらいことです
    ヴァチカンにある『アテネの学堂』という絵は6X4センチのうえ
    プラトンやアリストテレスが描かれているのですがプラトンの全身は1センチに満たず…
    「プラトンは

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    2015年10月28日