【感想・ネタバレ】ダ・ヴィンチ、501年目の旅(インターナショナル新書)のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年09月10日

美術に詳しくなくとも、著者とともに旅行&鑑賞をしている気分で楽しく読むことができた。
ただ作品を見るだけでは、なんとなく好きか嫌いか、すごいかそうでないか、しかわからない。しかし、その背景、作者の生い立ちや、絵画に込められた想いやストーリー、技法を知ると、美術は科学的でもあり哲学的でもあることがわか...続きを読むる。すると、鑑賞の価値は全く違ったものになる。
自身もそうだが、美術の良さがイマイチわからない人たちには、前提となる知識不足が原因だ。闇雲に作品をつくらせる、美術史を暗記させるだけの日本の学校教育を変え、アートを楽しむための素養を身につけさせる必要があると感じた。
ダ・ヴィンチの作品を楽しむための視点を与えてくれたことはもちろん、美術の楽しみ方を教えてくれる読みやすい一冊であった。

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Posted by ブクログ 2020年08月20日

レオナルド・ダ・ヴィンチ没後501年目のロンドン、パリへのダ・ヴィンチ展を巡る旅をはじめ、これまでの筆者のダ・ヴィンチを求めた旅行記で、ダ・ヴィンチの作品・手稿を通して、その魅力、偉大さ、世界観、新たな発見等を分かりやすく解説している。

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