うーん、ワシには厳しい。
読んでみましたが、やっぱり難しいなあ、という感想。一億は自営でないと厳しいかな。
まず、サラリーマンで一億を手にする方は上場企業でもほんのわずかなトップの方々のみでありましょう。ゴーンさんやソニーの社長が有価証券報告書にボーナスだとかが載せられていたことを思い出します。
そうした点を考慮すると、やはり一億もの年収を手にする場合は自営になるのだろうなと思います。
自営という段階で、やはりハードルが上がります。今の安定をすてて一から(いやゼロから)始めるのか、家族に反対されないかな等々。私は、個人的には、そうした環境の変化(自営になることを前提としていますが)についてのサポートは少なかったかなと感じました。
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筆者は多くの成功者としてのテクニックを披露していますが、感覚的に納得できるものは多かったです。ですから、やはりこうした成功者をまねることで(年収増加はいざしらず)自己の能力向上は果たせるのではと思いました。
例えば、アウトプット優先(P.45)、目標の細分化と成功体験の積み上げ(「1/100プランニング」, P.146)、自分目線の保持と自己認知(「成長日記」, P.111)、このあたりでしょうか。
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あとは何ていうんでしょうね、お金を稼ぐって、それ自身が目的じゃあないと思うんです。自分なりのもっと欲しいっていう理由、何に使いたいかっていう理由、そういうのがないと自己を奮い立たせることも難しいんでしょうね。
子ども(たち)を私立の小学校に入れたい、一戸建てを欲しい、外車に乗りたい等々。そういう欲求が見えてこないと、体も心もノってこないんだろうと感じました。
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ということで金持ちになりたいかた向けのノウハウ系ビジネス書でした。
これからガンガン稼いでいい暮らしをしたい、自分の欲求をたっぷりかなえたい、という方にはおすすめです。私のように枯れ気味なアラフィフは、ちょっと真似しづらいと思いましたが、アブラギッシュなナイスミドルは是非読んでみていただければと思います。