山口創のレビュー一覧
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ネタバレフォトリーディング。スキンシップがオキシトシン(幸せホルモン)を分泌するという内容の本は以前読んだが、この本はそれに加えて、皮膚と筋肉、そして内蔵が脳と連携して人を動かすと述べている。著者によると皮膚感覚は内臓を刺激し、脳に伝達されるので、現場感覚はとても大切との事。情報だけで判断せずに何でもその場に自分を置いて感じてみる事が大切という事。
高速リーディングを交えて熟読。
腸や筋肉(運動)に関しては特に新しい話では無かったが、スキンシップやマッサージなどや皮膚感覚の話しは面白かった。全体的に興味深くて良い本であった。星四つ。
面白かった点を以下に挙げる:
Heat Shock Protein (熱ショックタンパク質)というのが活性化するために42℃のお風呂が良いらしい。
マッサージはミトコンドリアを活性化させる。
腸はセロトニンの95%を製造している。
まとめ:
ジャンクフードを食べずに快便を心がけ、体温を維持して適度な運動が、爽快な気分を作る。 -
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ネタバレ子どもの「心」を育てるには、脳に近い「肌」に触れることが大切であり、子どもの頃の親とのスキンシップは、成人後の人格形成にまで大きく影響しているという。キレる子どもはスキンシップ不足によるところが多いそう。
母子のスキンシップと父子のスキンシップは、それぞれ効果が異なるという主張がとても興味深い。母親とのスキンシップは、自分が受け入れられ大切にされているのだという自信を強め、人との信頼関係を構築する力が育つ。一方、父親とのスキンシップは、人と協調して何かをする力(社会性)を伸ばすという。
確かに子どもとのスキンシップは、子どもの性格に大きな影響を与えるように思う。この本を読んで、より一層、子どもとのスキンシップを大切にしようと思った。 -
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[ 内容 ]
「思いやりのある子に育って欲しい」-多くの親が子どもの「心」の成長を願っている。
しかし「心」は大事だと思っても、じっさいに「心」を育てるには何をどうしたらよいのか、わかりにくい。
身体心理学者である著者は、「心」を育てるには、まず、目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと説く。
なぜなら、「肌」は「心」をつかさどる「脳」に、もっとも近いからである。
最新の皮膚論を駆使して、「肌」と「心」「体」「頭」の発達の関係を探る。
[ 目次 ]
プロローグ 頭そだて、体そだて、心そだて(早期教育が「心」に与える影響 知的活動を支える「体」 ほか)
第1章 子どもの心は肌にある(肌感覚が「性格」になる 「なでなで」されて育った子 ほか)
第2章 思いやりを育てるスキンシップ(共感は模倣から生まれる 柔らかい体を作る)
第3章 みんな「なでなで」されたい(子どもを「なでなで」する 異性を「なでなで」する ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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鍼灸治療には四診法という診察方法があります。これは、望診(外から目で見て察する診察)、聞診(匂いや声などから察する診察)、問診(患者さんに病情などを直接問いかける診察)、切診(脈診、腹診、尺膚診など)の4つの診察方法をまとめた言い方です。どれもが総合的な診察には欠くことが出来ないものなのですが、中でも重要視されるのは、切診かもしれません。脈診、腹診など、施術者は患者様の身体に直接触れて診察を進めていきます。
また、鍼灸治療をするときには、術者はやはり“手”を使って経穴(ツボ)を探していきます。そして鍼をするとき、お灸をするときは、もちろん直接患者様の肌に触れて治療をしていきます。
このように、鍼灸治療にとって“手”というものはとても大切なものになります。施術者にとっての“手”ばかりではなく、手は、施術者と患者様を結ぶ接点として、患者様もまた、手から伝わる感触によって施術者への信頼感などを判断しています。
そして手が触れる“肌”というものは、東洋医学的に見ますと、最初に外からの邪気を防御するところでもあります。風邪などを例に取るとわかりやすいかと思いますが、風邪をひきやすい方の肌の多くは、かさかさとしたところがあり、風邪が侵入しやすかったりします。皮膚は肺とつながり、衛気の様子をが出るところでもあり、肌の色艶は栄養状態など身体全般の傾向を示しています。
身体の表面を覆っている肌は、とても重要な器官です。本書では子供の成長にとっての肌について述べたもので、成長期におけるスキンシップの大切さを教えてくれます。鍼灸医療の小児鍼の効果の原点も、このスキンシップにあるのではないでしょうか。鍼灸師の他に、手に関わる仕事をしている方、子育て中(子育てを始める)の方、子供と接する仕事の方などに読んでいただきたい一冊です。 -
Posted by ブクログ
肌の重要性を昨今の脳や身体の機能と比較しながら語られており、改めて肌のふれあいの大切さを感じた。
どうしても親の視点だと、子どもの自立と親の子離れのバランスが難しいと感じてしまうが、この本を読むと子どもが幼稚園くらいまでの頃はとにかく子どもへの肌のふれあいを含めた愛情表現はたっぷりと行って、子どもが友情や自立の優先度が高くなってきたら親が少しずつ子離れしていけば良いのかなと思った。
そして親が子が小さい時に愛情を注げば注ぐほど、子どもも愛情を満たし、自立へ向かうということが発見だった(これまでは、親が愛情を注ぎ続けるとマザコン的な感じで子が親離れできないのでは?となんとなく思っていた)
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マインドフルネスのトレーニングは以下の2つから構成されている。
①五感、自動思考、感情などの心で起こる事柄に対して 今ここで注意を向けること
②注意を向ける事柄に対して排除しようとしたり 同一化したりすることなく そのままにしておくこと。
・瞑想といえば 呼吸法のイメージがあったが食べる瞑想であるとか歩行 迷彩 法であるとか日常 瞑想訓練というものがあることを知った
・今ここにあるものに集中することの重要性を学べた
・悩みや不安に対して曖昧な内容だけではなく できるだけ具体的に作ることが必要だと分かった
・身体感覚に焦点付けた子供へのアプローチへの例が参考になった -
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総評すると、
前半はスキンシップが如何に子どもへ良い影響を与えるか、
後半は心の成長以外にも体の成長も大事
という話。前半のスキンシップで、たくさんの研究を紹介しているが、少々くどいほど量が多く感じたため、辛めの評価にしています。全体を通してはなるほどねー、と楽しめる内容だと思います。
以下は細かい内容で、個人的に印象に残ったところを抜粋しています。お時間があれば、読んでもらえればと思います。
・母親からのスキンシップだと情緒安定し、他人への共感や自分に自信を持ちやすい。父親からのスキンシップだと社会性が向上しやすいとのこと。
抱っこ癖がつくなど、スキンシップのしすぎを否定するものがあるが、遠慮なく子どもへの愛情表現はした方が良いとのこと。
・面白い紹介として、日本人は欧米と比べるとハグなどは少ないのでスキンシップが少ない民族であるが、実は江戸時代までは子どもにとって天国の国とも欧米から言われていたとのこと。父親の育児はもちろん、近所の方も子どもが泣いていればあやしたりしていたとのこと。
・触覚が身についた状態で生まれ、すぐにお母さんのおっぱいを覚える。その後、嗅覚や味覚で親を覚えていき、聴覚や視覚が最終的に身につく。
他方、歳をとり衰えていく能力は身につける順とは逆である。視力が衰え、耳が遠くなり、次第に他の五感も衰えていく。それだけ触覚は重要なもの。
さらに、触覚以外の五感は全て触覚の派生系。味覚は舌の皮膚で感じ、聴覚は鼓膜という皮膚の振動で認識するなど、触覚を中心としている。
だから、触覚に働きかけるスキンシップは重要という考え。なので、体の成長もスキンシップをより感じるために重要ということ。