雁屋哲のレビュー一覧

  • 美味しんぼ 38

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    日本人は、なぜラーメンが好きなのか?
    自動車会社の御曹司が、会社で成績を上げて、
    リタイアー。そして、ラーメン屋を始める。
    しかし、ほとんど流行らない。
    その理由は どこにあるのか?
    山岡、栗田コンビは サポートする。

    ラーメンは地球を救う という 
    日本ラーメン総合開発研究所 の所長にも
    援助を仰ぐ。
    ラーメンのデータベースがあり、
    味の評価もされている。
    そこには、メン、スープ、具のプロフェッショナルがいた。

    ラーメン党が ラーメンは地球を救う と言っていたが
    その流れが、この 物語には 貫かれる。
    まぁ。雁屋哲の美味しんぼは まさに 食が人類を救う
    という ポリシーがありそうだ。

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    2016年07月25日
  • 美味しんぼ 35

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    ▼第1話/低塩の害!?(梅干し)
    暑いさなか。お弁当に梅干しを入れていたら、
    なんと 梅干しに カビが生えていた。
    原因は、低塩の調味梅干しだった。
    『真昼のお化けみたいにまぬけな味』

    梅干しを、水にさらして 低塩化して調味料を加える。
    醋酸、アルコールを加える。
    →防腐剤を使ってなかったのかな?
    →問題提起で終わり。

    ▼第2話/豊饒なる大地 
    サウスオーストラリア バロッサヴァレイ。
    海原雄山が、ワイン農場で 土を掘り起こして、
    土を食べて、ブドウの評価をする。
    品種は ピノノワール。
    フランス ブルゴーニュ地方の赤ワイン。
    →力の強い赤ワインができる。
    ボルドーは、カルベネソヴィニョン

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    2016年07月18日
  • 美味しんぼ 24

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    海原雄山は聞く
    『これは本物のカレーか』

    マイダス王の店主は言う
    『はい。混じりッけなしの本物のカレーです』

    雄山はいう
    『ほほう。では聞く。本物のカレーとはなんなのだ』

    店主は言う
    『え。うちのカレー粉は私が自分でスパイスを調合したものです』

    雄山はいう
    『ふうむ。カレー粉か。では、そもそもカレー粉とは何なのだ。
    インドでもカレー粉はあるのか。
    この店のカレーが本物と言ったからには答えて貰うぞ。
    まず第一にカレーとは何か』

    店主は言う
    『えっ』

    雄山はいう
    『カレーの定義だ。
    辛ければカレーなのか。
    色が黄色であればカレーなのか。
    スパイスを調合したと言ったが、
    これを欠いたらカ

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    2016年03月22日
  • 美味しんぼ 101

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    自分が食べているのがトンコツラーメン擬だった事に衝撃。
    安さを追求した末での食品の安全と未来を提示した極めて重要な巻。

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    2015年03月29日
  • 美味しんぼ 110

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    『福島の真実』の前編。

    東西新聞社と帝都新聞社は共同で福島の真実を取材し、福島第一原発事故により普通の生活はおろか食文化をも喪った福島の人びとの苦悩とたゆまぬ努力を知る。

    海原雄山の根とは…山岡士郎の根とは…

    当時の政府と東京電力の無知、無能、無責任な行動により未曾有の大事故を起こした原発。原発が爆発した直後には福島市内でも空間線量は20マイクロシーベルトを超えたと言う。各地のモニタリングポストもコンクリートの土台に設置されており、空間線量は正しい値とは言えないようだ。

    福島だけでなく、東北の各地が汚染され、山菜やキノコを食べられなくなり、牧草地もいくら天地返しをやろうが線量が下がらな

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    2014年12月14日
  • 美味しんぼ 76

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    双子を抱く雄山!美食倶楽部を仕切る士郎!人間ドラマとして美味しんぼを追いかけてきた私にとっては特別な巻。

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    2014年08月20日
  • 美味しんぼ 110

    購入済み

    自分の土地を奪われた

    自分の生きる場所を奪われた、福島の現実。
    山岡の言葉が響く。
    困難は重々承知していますが、是非、賛否両論を呼んだ、続刊の発行を期待します。

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    2014年07月02日
  • 美味しんぼ 1

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    『美味しんぼ』は,たまーに読み返したくなる。
    30巻くらいまではほぼ全てのエピソードが高クオリティ。
    後半はどんどん失速するが,
    ネタ切れ…なのかな。

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    2014年01月25日
  • 美味しんぼ 110

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    「福島の苦しみの本質」とは、何か。
    ということを強く、強く考えさせられる一冊でした。
    福島の人たちは原発事故により、
    土地や海、山、川など、生活のすべてを奪われてしまった。
    それに対して私たちが何をできるか、
    ということを考えさせられざるを得ない。

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    2013年09月16日
  • 美味しんぼ 95

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    「焼酎、興味ある?」と母が一言、貸してくれました。
    芋焼酎をロックでしかまだ飲んだ事がなく、これからの焼酎を飲んでみたいと思わされる作品でした。
    それから最初に収録されている話も、物事の意味を考えさせられる話で、自分の今の仕事、これからの仕事でも心構えのようなものを教えてもらえたような気がします。
    全体を通して、「あー…そうだよね」と納得してとてもすっきりしました。

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    2013年07月27日
  • 美味しんぼ 1

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    ネタバレ

    料理漫画の傑作。
    実際に,現地で同じ物を食べたことはそれほど多くないため,
    どの内容が妥当で,どの内容が怪しげかは分からない。

    それでも,各地を訪問し,その土地の食材を生かした創作料理を作ったりするのは楽しそう。

    伝統の味や芸術についての含蓄もある。

    我が儘な主人公を取り巻く人間関係もほんわか。

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    2012年06月05日
  • 美味しんぼ 108

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    震災後の東北を美味しんぼメンバーが訪れます。

    力強い、東北の人たちにこちらが元気をもらえますね(T-T)

    きょうで1年。
    忘れたくないですね、この日を。

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    2012年03月11日
  • 美味しんぼ 108

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    震災後の東北特集。断片的なテレビの放送よりよっぽど心に響いた。みんなあきらめてない。がんばる必要なんて全くない。がんばらなくていいから、この本の人たちのようにめげずに生きてほしい。我々もやれることをちゃんとやっていこう!

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    2012年03月01日
  • 美味しんぼ 1

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    グルメ漫画ブームの火付け役。
    初期のクレイジーすぎる展開は絶好調すぎで「美味しんぼ」の魅力が全て体現されています。
    初対面の人にも喧嘩をすぐ売る無頼な山岡とコマにどす黒いオーラがまき散らされる狂気の芸術家海原雄山先生。
    「フォアグラ<アンキモ」という公式もインパクト大。

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    2011年08月10日
  • 美味しんぼ 1

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    山岡さんの発言に筋が通っていなかったり途中から絵が手抜きになったりとがっかりな面もあるけど、それでも星5つのおもしろさ。
    個人的に好きなのが3巻第1話の鰻の話。あと、何巻だったか忘れたけど立ち食い蕎麦屋の話。落語を聞いてるときみたいな、腹の底からクッと笑えるとこがあって読んでいて心地よい。日本人に生まれてよかったなとしみじみ思える漫画。

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    2011年05月27日
  • 美味しんぼ 1

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    著者の意見には賛同しかねる部分もあるが、グルメ漫画の先駆け的存在として後世に与えた影響は大きく、それ自体偉大な功績というべきだろう。特に初期(10巻くらいまで?)は、何度読んでも面白い。

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    2011年05月03日
  • 美味しんぼ 27

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    父が買ってくるのをよく読んでました。
    未だに美味しんぼから培われた知識に助けられる(?)こともしばしば。
    最近は読まなくなってしまいましたが…
    20-40巻代はかなり読みこんでました。

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    2010年10月11日
  • 美味しんぼ 101

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    テーマは「食の安全」

    一方的に批判される「中国製」について疑問を投げかけている。
    食の安全が脅かされている昨今,その原因は消費者にもあったということがよく分かる。
    今までの読者でなくても,この本は買って是非多くの人に読んでほしい。

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    2009年12月03日
  • 美味しんぼ 102

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    面白いとか面白くないとか、つまんないとかつまんなくないとか、そういう事じゃないんです。
    美味しんぼなんです。

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    2009年10月04日
  • 男組 1

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    流統太郎の一人息子、流全次郎。
    舞台は悪が蔓延る星雲学園と「父親殺しの汚名をあえて背負う」全次郎が入所している少年刑務所。
    とにかく熱い!男臭ムンムンの学園ドラマだ。
    全次郎の使う中国拳法の美しさ!少年院の仲間である五家宝連のキャラの面白さ!
    もう夢中になって読んでは涙した。
    ステッカーをギターに貼り、しまいには男組シャツまで買ってしまった。
    「愛と誠」と比べ、女の影がほとんど無いマンガです。
    ラスト、宿敵神竜を倒すのだが、神竜の思いとともに、更なる巨大な敵を倒すべく一人戦いの地に・・・。

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    2009年10月04日