向山貴彦のレビュー一覧
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購入済み
夢中で読みました!
もの凄く面白いです!謎の極秘組織と十代の殺し屋達・・・。とても非現実的な話なのに、話の中で感じる恐怖がびっくりする程リアルでした。
向山先生のインタビューによると、この「ほたるの群れ」は中学校時代に書いた小説が原型となっているとのこと!言われてみると、設定や感情表現に若さを感じるのに、読んでいて痛々しい感じが全くしないのです。子供にしか書けないものと大人にしか書けないものが上手く融合していて素晴らしく、他にないものとなっています。この先が読めないのが本当に残念でなりません。
1巻が110円だったので、分冊版かと思ったらとんでもない!普通に一冊分あります。お値段を遥かに超えるお得感がありまし -
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Posted by ブクログ
ネタバレTORAELさんで3色ボールペンによる読解を学んだことからこの本のことを思い出したのです。外資系の会社に入り英語を学ばなくては!と集めた本の一冊でしたがその会社とも英語とも縁がなくなり、放置。会社も英語もトラウマでしかないし、本も放置。17年が経過。
まさか17年も放置した本が、こんなに充実した本だったとは思いませんでした。
主役「猫」 、脇役「エド」が箱の中に入れられるところから物語はスタートします。猫は引っ掻き、エドは追いかける。
他の参考書と決定的に違うのは、英語の仕組みを学ぶ毎に、物語も進行するところです。
この辺でつまづいた、というのが思い出しやすい。
文法用語は出てきませんが、簡単 -
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Posted by ブクログ
#新刊ラジオ で激しくおススメされていたので読んでみた。
上下巻と長編だが、読む価値はある。というより、是非読むべき物語。
「感動した」と言ってしまうと陳腐な気がするが、とても大切にしたい物語だった。
上巻は、設定資料集つき。世界地図も上巻のみ。
[more]
世界は滅びるべきなのか?その恐るべき問いの答えを得るために、妖精フィツは地上へとやってきた。最初に出会ったひとりの人間を九日間観察して判断することがフィツの使命。しかし、フィツがたまたま出会ったのは極めて性格の悪い少女ペチカだった…。単行本未収録の設定資料集を新たに追加して、感動のロングセラー、ついに文庫化。 -
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Posted by ブクログ
幼い頃にこの本を読めていたら、とてもとても感動しただろう。
これだけの辛い道のりを必死で歩んできたからこそ、優しくしようとしても許せなかった気持ちがあったからこそ、最後のペチカの言葉がとても重く、私の気持ちにスッと入ってきて、私の中の紫に染まる気持ちを溶かしてくれた気がする。
人はたくさん間違うし、自分勝手だったりする。けれど優しくて、優しくなくても、優しく変われる。
よく耳にする悪く言えば綺麗事だとすら思える言葉が、この作品の中で生きていたペチカやルージャンの変化と、フィツの経験によって、こんなにも心に響くのかと。
私もまだまだ、変わりたい。そして人も変わる。嫌いな人が好きになるかもし -
Posted by ブクログ
まさかの『一学期』完。
えっ?一学期って何よ?二学期は??いつ???
いや、一学期は終わったかもしれんが、どのへんが完結??なんも分からないままじゃん~~。
まぁ多少は「塾」と「院」の事とか、分かった事もありますが・・・ってかお話はまだまだこれからって感じなんですかね?
今回は「塾」の駒と「院」の駒の全面戦争。
なので、今回も基本ずっとアクションです。
「塾」の駒たちがいいキャラだったんだけど、全員退場。
駒たちが「生まれ変わったら・・・」と想像する様子が切なすぎます。アズミも可哀想でついつい応援しちゃいます。
いい年してこんなに面白がってていいんだろうか?っていう気がしないでもない内 -