あらすじ
阿坂と千原が生死不明のまま、姿を消して半日以上。学校内に白昼堂々『駒』が侵入する騒乱の中、永児と喜多見は自分たちを狙うグループの長と対面する。そして遂に、五倉山山頂にある廃工場で、敵味方入り乱れての絶望的な死闘が始まる。生き残るのは果たして誰だ? 謎に満ちた巨大な物語の全貌が遂に明かされる、人気シリーズ『一学期』完結!
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夢中で読みました!
もの凄く面白いです!謎の極秘組織と十代の殺し屋達・・・。とても非現実的な話なのに、話の中で感じる恐怖がびっくりする程リアルでした。
向山先生のインタビューによると、この「ほたるの群れ」は中学校時代に書いた小説が原型となっているとのこと!言われてみると、設定や感情表現に若さを感じるのに、読んでいて痛々しい感じが全くしないのです。子供にしか書けないものと大人にしか書けないものが上手く融合していて素晴らしく、他にないものとなっています。この先が読めないのが本当に残念でなりません。
1巻が110円だったので、分冊版かと思ったらとんでもない!普通に一冊分あります。お値段を遥かに超えるお得感がありました。
続きが読めなくても大丈夫な方、グロ大丈夫な方いらっしゃいましたら、本当におすすめです!
Posted by ブクログ
続きが非常に気になりますが著者の向山先生は亡くなられており、幻冬舎さんにも続編の刊行予定はないのか尋ねましたが、残念ながら現在は刊行予定はなし、との回答をいただきました。
目が覚めた姉と亡くなったお父さんにも秘密があるみたいですね。
なんとも残念です。
Posted by ブクログ
いやおもしろかった。3巻4巻休日に一気読み。しかし、第1部完なだけで全然終わってない。続きがいつでるかもわからんのか・・・(2015/5/3現在)
そして面白いのが、この作者さんって「ビック・ファット・キャット」書いてる人なんだよな~。
追記!!
作者さんは2018年に亡くなられています。
他の作品も好きだったのに残念…
ちなみに第5話はHPでPDFで公開されています。自分で冊子にしちゃおう!というおもしろい試みでした。
Posted by ブクログ
まさかの『一学期』完。
えっ?一学期って何よ?二学期は??いつ???
いや、一学期は終わったかもしれんが、どのへんが完結??なんも分からないままじゃん~~。
まぁ多少は「塾」と「院」の事とか、分かった事もありますが・・・ってかお話はまだまだこれからって感じなんですかね?
今回は「塾」の駒と「院」の駒の全面戦争。
なので、今回も基本ずっとアクションです。
「塾」の駒たちがいいキャラだったんだけど、全員退場。
駒たちが「生まれ変わったら・・・」と想像する様子が切なすぎます。アズミも可哀想でついつい応援しちゃいます。
いい年してこんなに面白がってていいんだろうか?っていう気がしないでもない内容なんですが、面白いもんはしょうがない!
とにかく二学期を心待ちにしております
Posted by ブクログ
良かったー阿坂なんとか生きてたよ。゚(゚´Д`゚)゚。
でも対立していたと思ってたけどなんか違う感じ。母+息子vs娘の内部対立なんかなー
そして喜多見ちゃんここにきてもしや…
お姉ちゃんも目を覚ましたみたいだし二学期はどうなる!?
Posted by ブクログ
このスピード感、面白さは異常!(笑)
1学期完結という事で、どういう展開になるかと思ったら、
想像以上に血みどろ、凄絶な戦いでちょっとビビりました。
「院」と「塾」。
それぞれの組織の裏側が見えてきて、ますます続きが気になります。
驚異的な破壊力を持つ白髪の美少年……謎。怖い。
でも実は一番謎なのは、主人公だったりして。
徐々に覚醒し始めた永児は、得体のしれない不気味さがあります。
飾り枠の付いたスイッチ、、、一体どうなっちゃうの??
続きが待ち遠しくて仕方ないです。
Posted by ブクログ
いろんな思いが交差して、壮絶な戦いがあって、傷だらけになって一学期が終わってしまった。次は夏休みだろうか?二学期だろうか?次巻が待ちきれない。早く読みたい。
こんなに真剣に
こんなに真剣に小説をしかも、
四冊も続けて読むなんて事は今までに無かった事で、自分にびっくりしました。
それほど、惹きつけられる内容でした。
とても、面白かったです。
Posted by ブクログ
わー1学期ってこれ第1部でしたか。
中学を舞台に普通の中学生が会という人殺し組織?の人に巻き込まれる話。描写が丁寧なので戦闘シーンはちょっと怖かったです。どんどんスピードアップする話に引き込まれて一気に読み終わりました。
会とは何か。主人公の目の前に浮かんでくるスイッチとは何か。続編で明かされる、というあたりで終了でした。知らなかったのですがもう続編でませんね。まさかでした。。
Posted by ブクログ
阿坂と千原が生死不明のまま、永児と喜多見は自分たちを狙うグループの長と対面する。そして遂に、五倉山山頂にある廃工場で、敵味方入り乱れての絶望的な死闘が始まる。
一学期終了。阿坂の生死が非常に気になりながら、読み始めました。阿坂が死んでしまったらこのシリーズを読むのが悲しくて仕方なくなります。
『塾』の方の内情が明らかになり、それにともなって『院』の理解度も上がった一冊でした。塾は院よりは人間味がある組織でした。
二学期はどうなるのか気になります。
Posted by ブクログ
ここまで来て物語を貫く謎は未だ謎のまま。そして、一学期終了。大長編は好きなので、二学期を楽しみに待つ事にするけど、二学期の前に夏休み編とかあったりして…一学期丸々かけて、舞台設定を整えて真の謎はこれからということなのでしょうか。なんにせよ、楽しみですね。
Posted by ブクログ
「ほたるの群れ4」
阿坂と千原が生死不明のまま、姿を消して半日以上。学校内に白昼堂々「駒」が侵入する騒乱の中、永児と喜多見は自分たちを狙うグループの長と対面する。そして、遂に、五倉山山頂にある廃工場で、敵味方入り乱れての絶望的な死闘が始まる。
この巻で一学期が終了します。なので、多くの謎は残ったまま。しかし、永児と喜多見を狙う組織のボスは誰なのかがようやく分かります。
一番の見所は、やはり、廃工場での敵味方入り乱れた死闘でしょう。この作品の特徴といえる殺戮シーンが最も多く登場します。殺戮ではあるが、さほど、残酷さは感じません。それは、出来る限り動きの描写を抑えているからかも知れません。しかし、それでも、所々、痛みを感じる所はありますが・・・。
会や院に関係なく戦うのは非常に若い少年少女であり、殺戮者で無く、普通の感覚を備えたものもたくさん登場します。そんな彼らをこれだけあっさりと切っていくとは、物語の設定上とは言え、少し歯がゆいです。
ちなみに、納得できないのは、静でしょうか。長としては、力も精神も不足しています。しっくり、来ませんでした・・・。
物語はきっと続く。