アンドリュー・スコットのレビュー一覧
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人生100年時代と言われる現代、自分らしい生き方をする方法とは?
仕事やプライベートなど総合的に人生設計をしていく上でまず読むことをオススメしたい1冊です。マンガなので読みやすく、お金だけではない蓄えていくべき3つの資産など新しい知識を得ることができました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ確かに100歳時代はそこまで来ている。これからの時代を生きるためにわかりやすく説明してくれていてストンと腑に落ちた。
備忘録
生産性資産(スキル・知識)活力資産(肉体・精神・健康・幸福・友人・パートナー)変身資産(人生の途中で変化と新しいステージへの移行を成功させる意志と能力/チャレンジ)★エクスプローラー(新しい選択肢を見出す、実験→内相→行動パターンを変える、外的な刺激を通じて発見、自分について学ぶ)★インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)安心して失敗できる。みんな参加で協働型の人的ネットワーク。所有することは自分の道を狭めかねない。★ポートフォリオ・ワーカー(異なる活動を同時に行う/所得・地域コミュニティ・友人親類・趣味→貯蓄・経歴をいかし知的刺激・與アしいことを学ぶ)選択肢を生み出せる要素への投資。人生の長い旅。選択と価値観→アイディンテティ。計画と実験。自己効力感(自分ならできる)。自己主体感(自ら取り組む)教育に求められるもの(創造性、イノベーション、やさしさ、思いやり) -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者はロンドンビジネススクールの教授お2人。本書のオリジナルは日本でも2017年ごろ流行ったらしい。本書はそれを要約・編集したもの。
感想。面白かった。今読んで本当に良かった。また「超訳」の通り、確かに読みやすい。本屋で横に置いてあったオリジナルの本の分厚さと、海外著者による本にありがちな事例や例えの多さがない。
備忘録。
・人生100年時代は、老いて長く生きるのではなく、若々しく生きる年齢が長くなるイメージ。人生70年ならば一生涯は61.3万時間、100年の場合は87.6万時間、その差は26万時間。ちなみに1週間は168時間。とても長い時間を手にする。
・長寿化に備えて人生全体を設計し直さなくてはいけない。
・人々の寿命が短く、労働市場の変化が比較的小さい時代は、20代で得た知識とスキルでやり抜くことができた。これからは労働市場が急速に変化するし、働く期間も長くなるので、20代の時に得たスキルだけでは最後まで生産性を保てない。時間をとって学び直して、スキルの再投資をする必要がある。
・従来の人生は3ステージ型。20代までのスキル投資期間、65歳までの勤労期間、65歳からの引退期間。しかし、平成生まれとか、本書の例では1998年生まれの人とかは100歳まで生きる可能性が高いので、65歳引退では人生を経済的に支えきれない。
・長く生産的な人生を送るには、目に見えない、お金に換算できない、無形の資産をしっかりと形成しましょう、というのが本書の提言だ。本書でいう無形の資産とは、高度なスキルと知識、優しい家族、素晴らしい友人、肉体的精神的な健康、人的ネットワーク、自身が培ってきた価値観も。それ自体に価値はあるし、有形な資産(金銭的資産)の形成を助ける。
・有形な資産は回転が比較的容易にできる。株式から投資信託に変えたり、換金して住宅に変えたり。しかし無形の資産はそれが出来ない。簿記のスキルを語学能力に換えたり、地元の友人を新天地での新しい友人へ即座に交換できたり出来ない。だから無形資産への投資は、早く、計画的に、慎重に行なっていく必要がある。
・長寿化時代には、ライフスタイルにせよ、キャリアにせよ、結婚相手にせよ、自分に最も合ったものを見つけることが大きな意味を持つ。
・無形資産を獲得したり、長寿化時代を過ごすにあたり、新しいステージが選ばれてくるという。例えば、エクススプローラー(探求者として生きるステージ)、インディペンデント・プロデューサー(起業家やフリーランスて組織にとらわれずに独立して活動するステージ)、ポートフォリオ・ワーカー(複数の活動のバランスをとって生きるステージ)。自分の世代がやり易いのはポートフォリオ・ワーカーだろうか。所得のための活動、友人や家族のための活動、地域やコミュニティのための活動、趣味のための活動等のバランスを取るイメージ。
・生き方は千差万別になる。これは単に自由だということではなく、ちゃんと考えないといけないのだと受け止めた。
・本書によれば、従来は夫は65歳まで勤労して有形の資産(お金やマイホーム)を形成し、妻は家族やコミュニティとの関係構築といった無形の資産に時間を割いてきたといい、生産性の補完関係にあった。長寿化時代では子育てをせずに過ごす時間が、昔に比べて長くなる。今後の夫婦関係は生産性を補完し合うよりも、パートナーとしての相互信頼や、消費のシェア、経済的リスクの分散のための関係という側面が強くなるのでは、と。 -
購入済み
人生100年時代かぁ
意外とすぐ読み終えたました。
登場人物にイラッとする事も多々あったが、内容としては新たな発見も出来た。
普段、本を読まない人でもさらっと読めて、深く考えさせられます。
どの世代にもおすすめです。
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私は主人公より歳上ですが、まさに自分がやりたい事が分からず悩んでいます。
選択肢が多く、これだと決めても揺らいでしまう。まさに同じ状況です。
いい歳して自分の道を決められない事に、どこか後ろめたさや恥じる気持ちがありました。
ですが、これからの人生を考えるのに年齢は関係ないのだと理解しました。
頭ではわかっていても、不安は拭えません。読んでいてしんどいと思う部分もありました。
ですがじっくり自分と向き合いたいと思います。
人生100年時代。長いですね。
今悩みがある人も無い人も、読んでおいて損は無いです。 -
購入済み
オススメ
この本の出会いは人にオススメされたからです。漫画版と小説版があって、私は漫画版を読んだことありません。しかし小説版でも丁寧に描写されていて、読みやすかったです。ビジネス本初心者でしたが、さらっと読めて良かったです!
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Posted by ブクログ
ネタバレ【要約】
①長寿化とテクノロジー進化がもたらす地殻変動
・人生100年時代の到来:
先進国で生まれる子供の50%以上は100歳まで生きると推計されており、すでに成人している世代も90〜100歳まで生きることが珍しくなくなる
・テクノロジーの急速な進化:
AIやロボット工学の進化により、定型業務や単純作業(レジ係、運転手、工場や事務の作業など)は機械に代替されやすくなる
その一方で、マネジメントやリーダーシップ、創造性、共感といった「人間らしい仕事」の価値が高まり、新たな仕事も生まれていく
②「マルチステージ」への人生リデザイン
従来の「教育・仕事・引退」という一本道の3ステージモデルは、寿命の長期化や急激な変化によって機能しなくなる
これからの100年時代は、年齢にとらわれず、何度も学び直し(リスキリング)を重ね、副業、独立、ボランティアなど多様な活動を組み合わせながら生涯現役であり続けるマルチステージの人生へとシフトする必要がある
③100年時代を生き抜くための3つの行動戦略
この新しい生き方を実現するための鍵として、個人が取るべき3つの行動戦略を提示
(1)物語(ナラティブ)
暦年齢に基づく固定観念(「もう高齢だから何もできない」という決めつけ)を捨て、自分らしいアイデンティティと人生のストーリーを主体的に再編・設計すること
(2)探索
生涯を通じて変化と学習を繰り返すこと
キャリアの転換期には不安が伴うが、日頃から新しい知識やスキルを「学び直す(リスキリング)」習慣を身につけることが、経済的・精神的な生存のために必須となる
(3)関係
家族の絆、世代を超えた友人、地域コミュニティなどの多様な人間関係(人間関係資産)を構築・維持すること
豊かな人間関係は幸福度や健康寿命を大きく向上させ、人生の転換期を支える最大のセーフティネットになる
④人生100年時代のマルチステージを生き抜くための5つの重要スキル
これらのスキルは独立しているのではなく、相互に関連し合っており、年齢を重ねるほど重要性が増していく
(1)変化適応力
テクノロジーの急速な進化に対応し続ける、柔軟性と学習姿勢のこと
1つのスキルや仕事だけで生涯を乗り切る「一社キャリア」の時代は終わり、生涯を通じて学習と変化を重ねる必要がある
10年ごとに大規模なスキル更新(リスキリング)を行うことが経済的生存のために必須となる
大人の学習においては、新しい知識を得るだけでなく、これまでの古い思考や行動を捨てる「学習棄却(アンラーニング)」も大きな比重を占める
(2)ナラティブ構築力
自分の人生の物語(ナラティブ)を意識的に編集し、過去の経験を次のステージに生かす能力
これからは誰もが同じ一本道を歩む時代ではなくなり、自らのアイデンティティを深掘りして、主体的に人生設計やストーリー構築を行うことが求められる
その前提として、「高齢だから何もできない」といった暦年齢に基づく固定観念や偏見を取り払う必要がある
親の世代の価値観は参考にならないため、未来を見据えて自発的に人生の選択肢を再編する力が重要
(3)創造的問題解決力
AIやロボットなどの機械に代替されにくい、人間特有の創造性を発揮するスキル
定型的な業務(同じ作業の繰り返しなど)はAIや機械に代替されやすいが、非定型的な業務である「創造やイノベーション」「複雑な状況を分析・評価して問題を解決する力」「マネジメントやリーダーシップ」といった人間特有の能力は機械に対する優位性を保つ
(4)人間関係構築力
多様な世代や分野の人々と共同するためのコミュニケーション能力
家族や親しい友人などの「強い繋がり」だけでなく、新しい情報やキャリアの機会をもたらしてくれる知人や元同僚などの「弱い繋がり」を意識的に構築・維持する力
世代を超えた交流や地域コミュニティ、ボランティア活動への参加など、多様な人間関係のネットワークを分散して持っておくことが、人生の満足度を高め、幸福な人生の土台となる
(5)健康管理力
長い人生の活力(活力資産)を維持するための自己投資能力
健康を単に「病気がない状態」と捉えるのではなく、問題が起きてから対処する反応的アプローチから、予防と早期介入に重きを置く「予防的アプローチ」へと切り替え、自立して活動できる「健康寿命」を積極的に延ばす力
身体的・精神的・社会的健康は密接に関連しており、目的や意味を持った活動に従事することも、免疫機能の向上や認知機能の維持といった健康維持に寄与する
⑤社会(企業・教育・政府)に求められる「社会的発明」
テクノロジーと長寿化を社会全体の恩恵にするためには、個人の努力だけでなく、社会制度や慣行のアップデート(社会的発明)が不可欠
・企業に求められること:
新卒一括採用や一律の定年制度など、3ステージに縛られた人事制度を改め、多世代の採用や柔軟な働き方、高齢者が能力を発揮できる継続雇用体制を整える必要がある
・教育機関に求められること:
人生の初期に学びを完結させるモデルから、生涯にわたる「学び直し」を支援する仕組みへと移行し、不確実な状況に対処し問題解決する「人間特有のスキル(S(Science)T(Technology)E(Engineering)M(Mathematics)やアートとの融合など)」の育成を重視する必要がある
・政府に求められること:
70年人生を前提とした時代遅れの政策(年金、医療、雇用規制など)を見直すこと
雇用の消失を無理に防ぐのではなく、新たな雇用の創出とリスキリング支援を強化し、予防医療に重点を置いたインフラを整備することが求められる -
Posted by ブクログ
ネタバレ【要約】
長寿化が進む現代社会において、どのように人生を設計し、キャリアや資産を築いていくべきかを示した画期的な人生戦略書
①「人生100年時代」の到来と「3ステージ」モデルの崩壊
・劇的な長寿化の現実:
医療技術などの進歩により、人類の寿命は伸び続けている
試算によると、1994年生まれの半数が100歳まで生き、2007年生まれの半数は107歳まで生きると予測されている
・一律の人生レールの終焉:
これまで当たり前だった「教育(学ぶ)」「仕事(働く)」「引退(余生)」という一律の「3ステージ」モデルは成り立たなくなる
なぜなら、60〜65歳で引退すると、その後の約30〜40年に及ぶ長い老後生活を支える資金が圧倒的に不足するから(長生きリスク)
対策を怠れば、80代まで働き続けなければならないという厳しい現実が待ち受けている
・社会の変化:
テクノロジー(AIやロボット)の急速な進化による雇用の変化や、終身雇用制度の崩壊、企業寿命の短縮により、ひとつの会社や職種だけで一生を逃げ切ることは不可能
②年齢に縛られない「マルチステージ」への移行
これからは、生涯を通じて「学ぶ」「働く」「休む・移行する」を何度も繰り返す「マルチステージ」の人生設計へと移行していく
この生き方には年齢による縛りがなく、各自が主体的にステージを選択できる
従来のステージに代わる新しい3つのライフステージを提示する
(1)エクスプローラー(探検者)
日常の生活から一旦離れて旅や探索をし、多様な生き方に触れることで、自分の「好き」や「得意」、自身のアイデンティティを模索・再確認するステージ
(2)インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)
組織に縛られず、起業やフリーランス、ギグワークなどを通じて主体的に活動する
お金を稼ぐこと以上に、スキルアップや人的ネットワーク(無形資産)を増やすことを目的とするステージ
(3)ポートフォリオ・ワーカー
異なる職種の仕事や活動(コンサルティング、執筆、ボランティアなど)を同時に並行して行う
リスクを分散しながら、やりがいと精神的充足、生活費の確保を両立させるステージ
③カギを握る3つの「無形資産」
長寿化の人生を幸福に生き抜くためには、お金やマイホームなどの「有形資産」だけでなく、目に見えない「無形資産」の蓄積と継続的なメンテナンスが極めて重要になる
(1)生産性資産(仕事のスキル・知識・評判・仕事上の人脈)
生涯にわたって成果を出し、所得を増やすための資産
AIやロボットに代替されにくい人間ならではの能力(創造性、共感、複雑な問題解決能力)を磨くことや、時代に合わせた「学び直し(リスキリング)」が必要
(2)活力資産(健康・良好な家族や友人関係)
肉体的・精神的な健康と、幸福感をもたらすつながり
「孤独は最大の敵(負債)」であり、定年後に社会的孤立に陥らないよう、若い頃から家族や友人、社外コミュニティとの良好な関係を地道に育んでおくことが不可欠
(3)変身資産(変化への適応力・挑戦する勇気)
人生の途中で新しいステージへスムーズに移行する能力
深い自己理解、多様な価値観を持つ人々とのネットワーク、新しい経験に対してオープン(積極的)である姿勢によって構成される
④人生を豊かにするためのアクションプラン
・時間の再投資(リクリエーション):
余暇時間を単なる娯楽(レジャー)に費やすのではなく、自己の学び直しや健康維持、人間関係の再構築に充てる「自己再創造(リクリエーション)」に変えていく必要がある
・ワークライフバランスの死守:
本業だけに時間を奪われないように個人の時間を確保することで、健康維持や家族とのイベントへの参加、副業や新たなスキルの習得といった「無形資産への投資」が可能になる
・しなやかな自己定義:
「自分はこの会社・職種の人間だ」という固執を捨て、自分を常に変化し続ける存在として柔軟に捉えるマインドが大切