大嶋信頼のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「自己肯定感が低い」というフレーズが、ゲシュタルト崩壊してくる。
はっきりとした原因は分からないけど、なんとなく生きづらさを感じている、頑張っても空回りしている。などなど、満足しない人向けなのかなぁと。
後半の過去の自分に〜は、実際にはカウンセリングを受けないと難しいかもしれない。
けれども巻末のすぐ変わる方法や、全体を通して、生きづらい、上手く行かないことって、自分に欠けたところがあるから、ではなくて、欠けたところがあると思う自分がいるだけなのかもしれない、と思える。例え過去に生きづらさを感じていても、変われると思える。未来に希望が持てると思えるのはすごい。 -
Posted by ブクログ
呼吸を整えれば怒りが収まる。
生きていれば理不尽なことはたくさんある、と考える。
怒りは、本来は自分を守るための感情。自分の存在が脅かされている可能性がある。
正の怒りと負の怒り。
何に怒りを感じているのか、を考える。
自分が正しく相手が間違い、と考えると負の怒り。
自分に対する危機、自分にとっての危険を考えると正の怒りになる。
正の怒りを習慣にすると、信頼関係が築ける。
負の怒りを抱くのは、自分の都合にいいように作り変えたいと思うから。
自分がなぜ、何に対して怒っているのか、を考える。相手のことを怒らず、自分の危機から身を避けることを考える。 -
Posted by ブクログ
健康な人の自己評価=平均以上である
→私は常に劣等感に苛まれており、そうか!世の中の人は自己をきちんと評価できている。それが基盤として必要なことだと気づいた。
感情、癖などは伝わりうつる
自分に負の感情が出る理由として、周囲のマイナス感情が脳を通じてキャッチー自分の感情と同化する
癖もしかりと言っている
→批判的な意見もあるが、私はふむふむと思った。
というのも、人は一緒にいる人と似てくる。それはその人の癖、言動、感情処理方法を目にすることが多いー定着してしまうと考えるから。
→なりたい自分、憧れの人といる時間、触れる時間を増やすことが大切だと改めて感じた
振り回されてしまう人ー周囲との -
Posted by ブクログ
ふむふむと納得できる箇所もあるが、全部が全部そうでなく、むしろ根拠の無い発言が多いところが残念。例えばP.58の「ある心理学者によると、人間に対する信頼感は0歳から1歳の間に形成されるそうです」や、「ある時こんな人がおとずれました」など、信憑性に欠ける書き方が多いため、この著者はどこまでが事実でどこまでが妄想なのかとむしろ不安要素が見受けられる。しかし、こういう類の本は自身の体験談を通してその人がやがて羽ばたいたという書き方がテンプレートのようにお決まりなので、意地悪な目で見なければタメになることもあるだろう。要はそのタメになる技術・方法を如何に上手く説明できるのかが問題で、この著者の書き方で
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Posted by ブクログ
自分のことを大切にできずに、相手のことや他人にゆだねてしまう傾向が強い人が、自分を大切にする、自分を守る方法について書いている本。
この本に共感するのは女性の方が事例が多いとは思いました。イラストの入れ方、行間の取り方、書籍に出てくる人たちは女性の比率が高いと思われることから共感する女性は多いだろうし、速読すれば1時間程度で読める分量の読みやすさは女性誌の「あるある話」を読んでいるかのように個人的には感じました。
しかし、事例の紹介の後の分析・対策については、他のレビューの人も書かれているように、やや曖昧であり「精神分析的トラウマの分析」のようなことや、NLPのラポールを作り出す「有名なミ