衣笠彰梧のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
無人島試験後半戦。前半戦の時点で幾つもの思惑が絡まる模様を見せていたけど、その色は後半戦になっても変わらず。中には思惑の全貌が明かされたものもあったけど、逆に明かされずに終わったものも有ったりして全学年が入り乱れて競う今回の特別試験がいかに大規模なものであったか改めて思い知らされるね
特に綾小路は月城理事長の陰謀、賞金を狙う一年生の策謀、そして3年を率いる南雲の戦略と様々な厄介事と直面する事になった点は話の内容を面白くさせているね
この特別試験が基本的に綾小路の視点で展開されるのはこれまでの物語とあまり変わらない点では有るのだけど、競争相手が一つ所に留まって争うものではないからどうしたって綾 -
ネタバレ 購入済み
ある意味理想の学校なのかも。
まぁ、タイトルの通り、実力至上主義の学校上でのお話ですね。
入学から中間テストのエピソードでしたが、キャラクターも個性が立ってるし、ストーリー上の設定もなかなか面白いものでした。
学校での実力と言ったら大抵学力のことを指していると思いますが、他の能力で活躍している生徒もいて、スポーツ、コミュ力といった能力も評価できるようになりたい、そしてそのような能力も評価してくれる世界であってほしいと思えました。 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ特別試験の中でももっとも大掛かりと言っても過言ではない無人島試験の本編。1巻である程度完結する事が多い本作ですが、準備で前巻を使い3巻でも試験は完了しないとエピソード自体も長い。
内容はほぼ七瀬と二人と二人旅で七瀬の背景が判明します。
清隆が単独で首位を取る事は難しいと思うので、主人公より高円寺や三年生勢の動向が割と楽しみです。
全体的に面白いですが、終盤の七瀬の策はかなりお粗末で付き纏った結果がそれかという感じでした。
やっている事はほぼ宝泉と変わらず、宝泉の失敗を目の当たりにしている七瀬がこの策でよく仕掛けたなと感じました。失敗する事も含めて策の内で次巻もう一波乱ある可能性もなくはない -
Posted by ブクログ
2巻の時点で大規模な特別試験だと告知されていたけど、本当にとんでもなく大規模な試験だった……
この巻で無人島試験が終わらない事が予想外なだけでなく、幾つの陰謀が蠢いているのだと言いたくなるくらいに様々な思惑が行き交っている……
今の所、綾小路は篠原を救済する以外は明確な手を打っていないように見えるけれど、だからといってこのまま終わってしまう人物にも思えないし一体ラストにはどうなってしまうのか……
おどろおどろしい雰囲気が広がりつつ本編は予想外な華やかを見せたね
前々から綾小路に執着する空気を垣間見せていた七瀬だけど、まさか綾小路に必死こいて付いてくるとは思わなかった。その姿は下手すると意志の -
ネタバレ 購入済み
無人島試験前半
前回の無人島試験とは異なる試験。正直ルールは未だによく理解できてない(笑)まだまだ暗躍段階。伏線回収の後半が楽しみ。ホワイトルームからの刺客は誰か。
-
ネタバレ 購入済み
相変わらず内容は面白いが・・・
長所は言うまでも無く、内容の面白さ。
これに関しては他の多くのレビュアーが語っているので割愛する。
問題は短所。
文章として変な部分があった。
以下、抜粋。
a.『絶対に避けなきゃならないのは、多くの生徒と同じ行動をしないことだ』
↑という文章の直後に、
b.『大勢が休む選択をしたのなら動き、大勢が動いている時こそ休む』
とある。
aの意味は「多くの生徒と同じ行動をしろ」だが、bはその逆。
この巻に限らないが、本シリーズには、誤字脱字、日本語としてちょっとおかしい等が散見される。
脱稿後のリリース前にプロの校正を受けていないのだろうか。
こういう所はラノベ特有な