瀧井朝世のレビュー一覧

  • ほんのよもやま話 作家対談集

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    特に気に入った対談は、桜木紫乃さんと桜庭一樹さん、山崎まどかさんと柚木麻子さん、青山七恵さんと綿矢りささん、村田沙耶香さんと穂村弘さんでした。

    大好きな作家が沢山出てきて楽しかった。情報量が多くて、一気読み向きではないかも。たまにちまちまと、気が向いたところを読んで、うふふっていう本。

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    2022年06月08日
  • ほんのよもやま話 作家対談集

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    どの対談もおもしろかった!
    お互いの著者だけでなく、相手へのおすすめ本を紹介する、という仕組みも秀逸。
    よく知らない作家さんのこともわかって良かった。
    巻末が林真理子さんx 川上弘美さん、という組み合わせも豪華。この対談はもっと長い紙面で良かったのでは

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    2021年02月27日
  • 偏愛読書トライアングル

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    ネタバレ

    「この人のおすすめの本には外れがない」と思えるような人が何人かいる。
    斎藤美奈子や 三浦しをん、桜庭一樹など。
    米原万里や吉野朔実などは読書の幅が広すぎて、はずれていたって気がつかないくらい。

    で、この著者の瀧井朝世も、そんな存在になることが決定だ。
    紹介された169冊のうち27冊しか読んでいないのに、まるでほとんどの本を楽しく読み終わったような気がした。
    気になっていた本が多く紹介されていたせいもあるが。

    彼女の好きな本は、きっと私も好きになる。
    だって、今まで「カレーソーセージをめぐるレーナの物語」の書評なんて読んだことない。
    よくぞ書いてくれました。
    高知に実在する沢田マンションにつ

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    2020年03月31日
  • 偏愛読書トライアングル

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    名前は知っているけど、特別に思い入れがある訳でもない書評家の論集。書店でサラッと目を通したとき、扱われている作品や、テーマ別に3作ずつを紹介っていう体裁が気に入って入手。内容も、期待以上に楽しめるものでした。ここでもやはり、読書欲を刺激された作品は数多あり、中には積読状態になってしまってるものもちらほらあったから、まずはそこからだな。楽しみはいや増す。

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    2019年04月23日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    本屋で見つけて、編者が都甲幸治ってこともあり、是非読みたいと思って入手。最近特に、洋邦問わず文学賞が気になるってこともあり、これもとても楽しく読ませてもらいました。方々で言われていることだけど、ノーベル賞より注目すべき文学賞は、あれもこれもあるってことですね。実際には”8大”文学賞では決してないけど、芥川賞と直木賞の章も設けられていて、それはそれで日本人なら気になるものではあるし、ちょっとした息抜きみたいにもなっていて、高感度高しでした。毎度のことながら、また読みたい本・作家がたくさん見つかって、嬉しい悲鳴再び。

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    2018年05月10日
  • 偏愛読書トライアングル

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    すごくよかった!著者のお名前は読書会とかのツイートで目にしていて、ものすごい読書家なんだろうなあと思ってました。もちろん読書家なんだけど、「偏愛」とあるから、すごく通なものばかりのセレクトになってるのかと勝手に予想していたら、ベストセラーと本屋さんで積まれているもの、小説以外のノンフィクションなんかも入り乱れていて、詳しくない人でも読んでいて楽しいなあと思った。3冊いっぺんに紹介していて、かつそうやっていわゆる身近な本も挙げてくださっているので、読んだ本が取り上げられていると一緒に取り上げられた2冊ってめちゃくちゃ読みたくなるよね。そりゃそうだよね。笑

    ブックリストとしての魅力はそういうかん

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    2018年03月03日
  • ミステリースクール

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    1つ1つの紹介は短い。薄いパンフレットのようだが、それが集積されて分厚い辞書のような1冊に。
     切り口を楽しむ本。

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    2025年06月10日
  • ほんのよもやま話 作家対談集

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    豪華な作家さんが勢揃いの対談集。
    西加奈子さん&朝井リョウさん、 辻村深月さん&恩田陸さん、村田沙耶香さん&穂村弘さん…全46組で送る。
    好きな作家さんの対談だけを読むつもりが、毎回毎回興味深い本が紹介されるので気づいたら全部に目を通していた。
    読みたい本も気になる作家さんも見つかった。
    自分が普段絶対に読まないような毛色の本も、作家さん同士の愛のある語りにだんだん興味が湧いてくる。
    今後の本選びの参考にさせていただきます。

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    2024年11月10日
  • ミステリースクール

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    もう全部読みたい!!!
    解説も分かりやすくて良かった。メフィストリーダーズクラブの存在を初めて知った。

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    2024年08月16日
  • ミステリースクール

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    スクールとして開催された既存のマテリアルを編集した(だけの)もので、空白やら行間やら書影やらでページもスカスカなのに、この値段?さすがにちょっとアコギなのでは…。せめて、各アンケートについて、講師それぞれがコメントするとか、何らかの追加があっても良くないか?あと、目次に作品・作家の名は載っていないにも関わらず、巻末にも索引無し…。これは完全に瑕疵です。って文句ばっか言いながら、それなりに高い評価をしているのは、ブックガイド、中でもミステリのものが単純に好きだから。そして気になった作品も多く、下記のごとし。

    福家警部補の挨拶
    あと十五秒で死ぬ
    天使のナイフ
    ロストケア
    坂の途中の家
    希望が死ん

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    2023年10月19日
  • ほんのよもやま話 作家対談集

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    村田沙耶香さんの言葉の選び方、
    伊坂幸太郎さんのら生みの親はある意味島田荘司さんだったということ、
    恥ずかしながら、谷川俊太郎さんと佐野洋子さんがご夫婦だったとは知らなかったこと、
    恩田さんと辻村さんがオススメだという「その女アレックス」はずっと気になりつつ読んでなかったけど、読むきっかけをもらったこと、
    小野正嗣さんと朝井リョウさんは2回ずつ出ていて、作家に人気のある方なんだと思ったこと、

    そして江國さんの言葉、
    “人は端から読んで端から忘れる。そして鍛えられた魂だけ残す”が素敵過ぎて核を鷲掴みにされたこと、

    が、この本を読んでよかった理由。
    読みたい本も増えた!

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    2022年09月17日
  • ほんのよもやま話 作家対談集

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    仲良しな2人、意外な2人、同志な2人…。作家が互いの本を語り、オススメ本を教え合う。島田荘司&伊坂幸太郎、島本理生&佐藤友哉など作家46組の対談集。「After Talk」も掲載。『CREA』連載を単行本化。

    次に何かを読む参考になる。
    対談の量は短すぎてちょいと残念。

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    2022年06月13日
  • ほんのよもやま話 作家対談集

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    ネタバレ

    本好きには贅沢な対談集。比較的若手の作家の方々が多いってのは珍しいではなかろうか。
    一回の対談に何分かかったのかはわからないけれど、ページ数はいずれもわずか5ページ。ほんとに贅沢だよなぁ。
    宮田珠己さんの対談目当てで手に取ったけど、以外にも複数冊読みたい本が増えたんでホクホクした。

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    2021年04月10日
  • ほんのよもやま話 作家対談集

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     現代活躍中の作家については、知らないことが多い。
     帯だけでは分からなかったことがよく分かる。
     未知の作品世界への地図だな。

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    2020年12月24日
  • 偏愛読書トライアングル

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    この本、読もう!と思うレビューが多く、署名と著者をiPhoneのメモにたくさん書いた。

    関連するテーマで毎回3冊選ぶスタイル。タイトルからしてマニアックなのかなと思ったけどそんなことなかった。

    装丁のイラストがとてもかわいらしいのだが、文中でその由来も分かるようになってる。

    著者の本をまた読んでみたいと思えました。

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    2018年05月19日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    タイトル通り各文学賞について複数の方たちが好き勝手(?)話をしたものが1っ冊の本にまとめられている。面白かったのは文学賞の背景であったり、審査の仕方であったり文学賞の周辺まで考察したり説明があったりで、なかなか読み越えのある本だった。世の中にはまだまだ知らない本がたくさんあるのでとても勉強になった。

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    2016年12月11日
  • 世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今

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    芥川賞や直木賞なんて世界の文学賞のうちに入るのだろうか?日本の作家が書いた日本語の小説しか対象になっていないのに。なんてことを思ったけれども、読んでみました。今年も話題になっているのは、もちろんノーベル文学賞。村上春樹さんがとるかどうか、メディアで騒がれました。この本を読むとわかるのですが、その根拠になっているのがカフカ賞。この賞をとった人が二人、ノーベル文学賞をダブル受賞しているんだそうで、まだ受賞してないのが村上春樹なんだそうです。カフカ賞はチェコ語の翻訳が一冊は出ていないと受賞できないそうで、村上春樹がとった2006年は『海辺のカフカ』が翻訳された年。タイトルがよかった?

    そのノーベル

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    2016年10月24日
  • ミステリースクール

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    読んだことあるのも結構あったけど、
    読みたい本もたくさん見つかって嬉しい!
    文字数の制限で説明が物足りない感もあったが
    この量なら満足。

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    2023年12月07日
  • ミステリースクール

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    古典ミステリーから現代ミステリーまで様々なジャンルのミステリー作品の書評本。
    割と分厚くかなりの作品を知ることができる。
    ミステリーを新たな視点で読むきっかけにもなる?本だと思う。

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    2023年10月14日
  • ほんのよもやま話 作家対談集

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    ブックガイドとして手に取ったものなんだけど、対談相手に勧める体で選書されているから、ガイドの観点からは、個人的に期待に届かず。ただ、対談集として純粋に楽しめ、意外な関係性とか観点とか、興味深い場面は多かった。当初、興味ある対談だけ読もうかと思ってたんだけど、二人とも知らないってパターンがほとんどなく、結果、通読することとなった。

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    2023年05月16日