火崎勇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会社社長×ハウスキーパー。
全編通して攻視点の作品です。
これ初出が2009年なんですね。
割りと古い作品だからかな?
文体が今まで読んだ火崎先生の作品とは
ちょっと違って、少し硬めな印象でした。
それとも愛を知らない一人称攻視点だから
あえてこういう書き方なのかな?
攻受ともに家族を知らず、無条件に愛されることを知らず生きてきて、そんな2人が愛を育むお話し。
その背景を考えると、春日爺に嫉妬する攻の気持ちも分からなくもないかな?
知らなければ気になる、知ったら知ったでやっぱり気になる…感情はホントに思い通りにならなくてややこしいですね^^;
ただ先に書いたように全編攻視点なので、
受視 -
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男装の王女、いい。
作家さん買いですが、毎回色々な設定で飽きることなく読んでいます。
この作品は暴力被害未遂の被害者である王女が主人公。
私は暴力被害を背景にもつ女性達の支援を長くやっていたこともあって、被害者が悪いという2次被害に遭う人を多く見てきたのもあって、感情移入がすごかったです。
噂とか他人事として考えてるけど、明日は我が身だぞ令嬢たち、と王女に冷たくする人に思っちゃった。
ラストはハッピーエンドでよかったです。
マーシャルは市中引き回しの上磔だなと思いました。 -
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映画みたいだった
作家さん買いなのですが、ラストがなんとも劇的でオーケストラが最後に「ジャン!」で〆る曲に乗って展開しているような印象の作品でした。
こういうラストはこの作家さんではめずらしいと思いますし新鮮でした。
登場人物すべてが魅力的で楽しかったです。 -
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妹が
異母姉妹の妹は強烈で、義理の妹はカッコよくて可愛いという妹を楽しむような作品でした。ヒーローは秘密を抱えすぎて後手後手で、カッコいいはずなのに微妙な感じでした。
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読み切りました
塔から落ちて記憶喪失になった王妃。
結婚相手の記憶はおろか、16才まで戻ってしまった自分。
ストーリーはベタで、王と恋愛関係だといってまとわりついてくる意地悪な令嬢、王妃を亡きものと画策するが、。。 -
Posted by ブクログ
ネタバレやり直し前は男性を装っていたとはいえディアスの側近として侍り信頼を得ていたというのに、やり直し後は兄の命を救うのと引き換えに、ディアスからの信頼をなくしてしまうとは何と辛い。
しかも今は女性として振る舞わなくてはならず、以前身に付けていた側近としての技能や剣の腕を活かす場面すらない。
未来に何が起こるのか分かっているのに、それをディアスに伝える術すらない。
それなのに、ティアーナはディアスを守ろうと必死である。
例え彼からの信頼を得られなくても、傍にいられなくても、ただただ自分が王だと信じた彼を王にするため。
「彼を王にしてティアーナは何を得るのか」というある者の問いに彼女は答えた。
「私個 -
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面白かった!
なんとなく最初から2人の身分は予想出来ました。
でも物語はとても面白かったです。
ヒーローが少しづつヒロインに惹かれて距離が縮まっていく様子はよく描かれていました。ヒロインもヒーローに惹かれていく程に苦悩する姿はとても切なかったです。
最後まで穏やかな気持ちで読めます。
2人のその後の物語が有ればいいのになぁと思いました。 -
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先生2作品目です
登場人物すべて恋愛関係に持っていくのが好きではないけど、あえていうなら、中山くんのわんこ攻め希望ですね笑 攻めの視点も見てみたかったです
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期待通り!
主人公の気持ちが丁寧にかかれていました。それも、ちょっと傲慢なタイプで、自分の軸を持っている好感度が高い攻めだったので、とても楽しく読みました!
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あっさり系…?
最初は雫の話し方が子どもっぽかったのが気にのりましたが、それに事情があるとわかってからは、あまり気にならなくなりました。
素直な雫かわいいです。
さくさく読めましたね。
ただもうちょっと大きなすれ違いがあったほうが好みでした。あっさり納まりすぎかな…と。 -
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おもしろかった
サクサク読めました。
記憶を失った王妃が、もう一度夫を受け入れられるまでの流れがもどかしくもあり、初々しくもありました。
記憶喪失を信じられない王の暴挙は酷かったけど、彼も苦しんでいたんだから、まぁしょうがないかな。