オノ・ナツメのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ息子のお気に入りの漫画で熱心に勧められたので読んでみてハマりました。しっかり練られた物語でとても面白かったです。
この地球上のすべての気候や産業や文化を13種に大別して一つにまとめた架空の国「ドーワー王国」13の地域それぞれに文化や産業に特色があって国柄と言うか県民性の違いがとても面白い。そんな国の平和と国民の安全を守る組織ACCA。一見して平和に見えるその国で噂されるクーデターの話…物語のあらすじはそんな感じ。書き込みの少ないあっさりとした画風でとても優しい人たちがたくさん出てくる物語。クーデターの動静がどうなるのか革命モノとしてのドキドキ感も主人公が飄々としてるので一風変わった感があって新鮮ですし、場面場面でのネタバレというか言葉で得られる情報量が少ない上に余韻のある表情の描き込みが多いので物語の展開が先読みを許してくれない。だから余計に想像力を掻き立ててくれます。13に分かれた各地域の特色も世界中の地政学的な力関係や環境が醸成する国民性の違いが現実的だったりするところもすごく面白いんです(^^) 賑やかせとして登場する脇役達がお菓子やお土産にやたら食べてばっかりだったり、主人公を含め皆が食パンに執着があったり。そこに出てくるスイーツやパンはどんな味なんだろうなって食べてみたい欲求を喚起しますね(笑)
全部で6巻しか有りませんが読み応え十分な素晴らしい作品だと思います。オススメです(^^) -
Posted by ブクログ
WOWOWのドラマきっかけで読み始めたので、テイストの違いにびっくりしたけど、読んでよかったと思う。残念なのは、10代の頃に読んでいたかった。違った感想を持っていたはずなので、タイミングって大事。読んだ年齢によって、ふたがしらのどちらの感情に寄り添うのか。弁蔵なのか宗次なのか。芳なのか銀五なのか甚三なのか。
きっと読んでいるときの自分の状況によって、変わるんだろうなぁと思います。
芳の「峠のことなんて考えなくていい」の言葉。
当初は、登ることだけ考えて下ることはかんがえなくていい、と思っていました。
実は、峠って分かれ道の事だったんだな、と思って感涙しそうになる。
どこまであの人は、二人の事を思っていたのだろう。自分自身がかつて夜坂をばらばらにしてしまいそうになった後悔と経験。そこを二人に助けてもらった恩義があったからだろうなぁ、と。
信念が生き様になっている人生。ぶれずに貫き通すことのできる人生。それは素晴らしいことで、憧れます。
でも、すれ違いやかけ違いでねじれてしまった道を、投げ出さず仮面をかぶり続ける辛さに耐えながら歩いていくのも、かっこいいものですよ。 -
Posted by ブクログ
要石だった芳が赤目の手の者にやられてしまう。重しがなくなった壱師の崩壊。
鬼の弁蔵。
感情の強さが行動に直結してしまう、情の深さ。もともとの身体の強さがたたって、暴力になってしまい、周囲から恐れられてしまう。
仏の宗次。
理性が優先して行動する冷徹な性格だけど、弁蔵と対比されるゆれ、その冷静さが親しみを呼ぶ。
鬼と仏の評価は、ふたがしらそれぞれの本質とは逆。それに苦悶していく弁蔵と宗次。二人が、その評価を受け入れていくことを決めるのは、赤目の親分の遺言。
タイミングはこれ以上なく間違っている。聞いたところで後戻りできるわけでもなく、やり直せるわけでもない。
それでも、進むことをきめたのは「でっかいこと」をやるといって、赤目を飛び出た自分達への意地。と憧れの人だった辰五郎への後悔と謝罪。
間違えてきてしまった人生を、やり続けなければならないふたがしら。どこでこうなったのか?それも遺言をきいたことで、知ってしまうという苦しみ。
苦しいなぁ。 -
感想 レディ&オールドマン(1
アメリカンなスタイルが魅力。スマートとな画がとてもおしゃれです。オールドマンだけでなく、レディもダディも良いキャラだ。
僕はオールドアメリカンを知らない。だからなのか、この時代の車やバイクや雑貨にすごく興味を持った。で、欲しい。
でも、まずはこの一冊から買ってみよう。 -
購入済み
まるっときれいに
伏線が回収されていて、うわあ〜ぞわぞわ〜〜となりました。こういう構成大好きです。このシリーズでは、ほんとーにキャラクターが多くて(オノ作品にしては)、でもそれぞれのキャラクターは個性があって素敵でとても愛着をもって読めました。漫画ってキャラクターになんらかの愛情が持てるとより漫画が楽しくなる!と思いました。ジーンの恋愛?に関しては、自分の理解力不足かもしれないけど、うーん?つまり???となってしまいました。それに関して補足があるかな?と期待しつつ番外編も楽しみにしております。