多くの手下を従え、誰もが一目置く悪党一味となった、
弁蔵と宗次の「ふたがしら」率いる壱師。
しかし、ふたりの思いの方向はわずかなズレを見せはじめていた。
そんな中、手下の一人で錠前外しを得意とする仙吉は、
惚れた女と添い遂げるため、一味からの足抜けを望んでいた。
やがてその望みが、思わぬ事態を引き起こすことに…。
峠を目指して共に歩んできた弁蔵と宗次。
その、長い長い旅路の終着点……最終巻。
※通常版の作品のみ、カートをご利用いただけます
Posted by ブクログ 2018年01月10日
WOWOWのドラマきっかけで読み始めたので、テイストの違いにびっくりしたけど、読んでよかったと思う。残念なのは、10代の頃に読んでいたかった。違った感想を持っていたはずなので、タイミングって大事。読んだ年齢によって、ふたがしらのどちらの感情に寄り添うのか。弁蔵なのか宗次なのか。芳なのか銀五なのか甚三...続きを読む