内藤泰弘のレビュー一覧
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これはもう、レオの巻、と言っても過言ではないと思う。
兎にも角にもレオが素敵でカッコ良くて泣けた。ミシェーラがあんなにもレオを大好きな理由も、レオを信頼してる理由も、全部わかる。
レオはかっこいいよ。最高にかっこいい。そして強い。
ウォッチ兄弟の掛け合いが微笑ましく、それを見守るライブラのみんなも微笑ましくて、でもそんな日常から一気に絶望へと向かっていく様がお見事でした。ラジオから流れてくる音楽の歌詞と、絶望を達観するレオが儚くて切なかった。そしてそんな絶望から希望の見つけ出し方が胸にジンっと来て、互いを守り合うウォッチ兄弟に涙した。
ああもう!レオ大っ好きだ!!! -
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反対意見が一つも出ず、殿堂入りである
『トライガン』『トライガン マキシマム』に次いで、この『血界戦線』も、私の中の殿堂入りである
絵柄も、キャラも、ストーリーも、正に重厚で激熱、漫画としての芯がある
『うしおととら』や『七つの大罪』と同じく、大人向けの少年漫画、そう思っている、私はこの作品を。少年をカッコいい大人にするために、必要なモノが凝縮されている!!
書店で表紙を見た時は驚きましたね、まるで完結みたいな感じだったんで
けど、内藤先生のコメントを読んで一安心
イイと思います、一区切り。1stシーズンから2ndシーズンに突入して、ますます面白くなるんだったら、やるべきでしょう
この―妖眼幻視行-は、レオナルド・ウォッチが主役。既に知っていた読み手も、未だ気付いていなかった読み手も、レオの石をも砕く心の強さに惚れ直し、その雄姿を何度も読んで焼き付けたろう
この台詞を選んだのは、真の男が真の男を認める、力強い本音だから -
Posted by ブクログ
ネタバレなんて凄いファーストシーズンの終幕だろうか!
どうやら即セカンドシーズンが始ま(ってい)るようですが、とにかく物語の一区切りとしてはこの上ない最高の1篇でした。
色々と語る事はありますが、まず、とにかく。
「名乗りなしに、いきなりぶん殴った」("誰が"かは伏せます)
という事。思わず笑ってしまいました。
この笑いは滑稽さ(でもあるのだけど)というより、予想をぶっちぎり過ぎている事、そしてそれが凄まじく熱いがために吹き出た歓喜の表れです。余りにも凄いものを観た時、「わははははは! すげぇ! すげぇ!!」と手を叩きながら叫ぶような、あれです。
そのくらい、このエピソードが盛り上がり、そして熱いのです。
さてそんな今回ですが。
急遽、レオの妹・ミシェーラがヘルサレムズ・ロットへやって来る事になりました。
…というわけで主人公はレオ。そしてファーストシーズンのピリオドでもあり、彼の物語の一区切りになります。。
正直、半ば忘れかけてましたが、彼は熱い男なのです。決して、下衆な先輩の修羅場に巻き込まれて酷い目にあったり、空腹のあまり食神様と交信したりするだけのキャラではないのです(大好きですけどね!>「フゥード、バーニッシュメン!!」)。
未だ拭い去れない後悔と罪の意識に向き合うレオ。戦闘能力は皆無に等しい彼が「戦う」事ができるのか。絶望的な戦闘力の差を前に立ち向かう事ができるのか―
とにかく熱くて熱くてたまりません。
そしてミシェーラがホントに良い娘なんです。萌えとか可愛いとかではなく(いや、十分に萌えるし可愛いんだけど)、凄く「良い」娘。それなりにめんどくさい感じもありますが、確かに守ってあげたくなる健気さがあります。
過去のエピソードもそうですが、いざという時の行動力、信じる心…出来過ぎな妹です。
更に今回はライブラメンバー大集合。必殺技も不毛なやり取りも満載です。
出番の少なめですが、どのキャラもキャラが生きてるってのが素晴らしい。一人一人魅力があります。………あ。ごめん。一人いないわ…(表紙見つつ)(苦笑)
そんなわけで本当に素晴らしかった。いつもより増ページの1冊が常時高密度でとてつもない満足感です。
あぁでも、たった一つ惜しいと思うのは―
トビー…キサマ、良いヤツだが許せん……!!! -
正統派SF西部劇ヒーロー
漢の浪漫てんこ盛り( ´ ▽ ` )ノ
最初は癖があって読みずらいですが、マキシムにいくにつれて、スタイリッシュになっていきます。私は初期のクセがある方が好き。
全編を通して、愚かな人類への愛情と讃歌が根底にあります。
そして、主人公兄弟のブラコンが凄まじい( ̄▽ ̄)
今から20年ほど前に描かれ始めた作品ですが、当初から熱狂的なファンが多く、その後の各界の作り手達に影響を与えてきました。必ず、一生に一度は読んでおきたい作品です。
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不穏過ぎる…!!w>血界ツーシン
ところでレオ君、活躍しちゃっていいのかい?>表紙を見ながら
それにしても。
異界と現界の狭間、瞬きの間に命を落とす異次元の租界で生きているというのに、皆良いやつだなぁ。
新年会実行委員のレオは当然の事として、チェインの怒り方が非常にいい。
そして相変わらずザップがいいんですよねぇ。ネタバレになるので控えますが、相変わらず彼の言葉は最小限の言葉で的確にポイント突いてきます。いいよなぁ、こういう台詞が吐けるような生き方したいものだ。
さて。
私は「血界戦線」の「異世界に侵食された現界」の日常を描いているところが好き。
衣食住、前述のとおり殺伐とした世界であっても、そこに息づく人々の生活があるわけです。
遊戯であったり、趣味であったり。…食であったり(未だに「フゥードバニッシュメンッ!」は思い出すだけで笑えてくる)。
で。今回は教育、というか子育ての話。
親バカK.Kの姿が微笑ましいというか何というかw それだけに「今私がアンタを殺しちゃいそうだから!!」の叫びが痛々しい(苦笑)
個人的にはキャロラインのパパにも共感持てて、非常に読み応えのある話でした。
いつかまた、交わる日がくるのかなぁ。 -
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『実力派漫画家』って賛辞の表現は、ホント、この先生の為にあるな、とこの巻を読みきって、しみじみと思える
兎にも角にも、画力も、ストーリー構成も、キャラ設定も、圧倒的
王道・正道からやや外れ気味なだけに、誌面から読み手に与えられるインパクトは、同誌の連載陣を置いてきぼりにしかねないほど
基礎をしっかりと修得しているからこそ、ここまで既存の少年バトル漫画の概念を根底から打ち崩せる、パワーに溢れまくった、この『血界戦線』シリーズを描ききれるに違いない
仮に、星の数ほどもいる漫画家の先生方の有する漫画の才能を、武器としてイメージした時、私には内藤先生のそれは、極限まで、触れてやっと判るほどに細く削り上げたレイピアに見えるだろう。表紙からすれば、人間の頭蓋骨なんて容易に割れちゃう豪快な厚みの鉈を連想しそうだが、読めば読むほどに、自分が初見で抱いたイメージが間違いなのを悟らされる
王道・正道と称されるジャンルと、外道や邪道と呼ばれかねないジャンルの間にある、一見すれば存在しないように思える、μレベルの隙間を通した上で、全速で翔け抜く、この漫画を描いているのだから、その才能でレイピアを連想しても不思議ではあるまい
面白い、とか、そんな稚拙な表現では伝えきれぬ、少年の心を振るわせる熱源が、この漫画には詰まってます
これをアニメ化できる才能を持った人間もきっと、『実力派』と太鼓判を押される方でしょうね