小山太一のレビュー一覧

  • ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻

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    従僕(執事)であるジーヴズと雇い主であるバーティ・ウースターによる
    ドタバタなユーモア小説

    短編集で7編収録されている
    この作品は選集の第1弾ってことになりますね
    初めて作者の作品に触れたし
    海外の近代文学ってことになるのでしょうか
    1922年前ごろの作品が収録されていますが
    日本で言うと大正時代になりますが
    読んでいてそんなに古い時代とは感じなかったのが
    印象的

    雇い主のバーティが友人のビンゴのためにひと肌脱ぐ
    話しでは危険を冒してことを起こしたのにもかかわらず
    思わぬ展開になり失敗してしまうという
    バーティという人物が象徴されるような話しになってました

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    2021年08月17日
  • ボートの三人男~もちろん犬も~

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    1889年の作品とは思えない読みやすさで(光文社古典新訳文庫の好きなところ)、内容はタイトル通り、三人の男「J」、「ハリス」、「ジョージ」と、犬の「モンモランシー」が、ボートに乗ってテムズ河を遡っていくユーモア物で、何か変な書き方だけれど、昔もこんなベタなユーモア物があったんだなと思いました。でも面白かった。

    まずボートで出発する前に色々起こり、なかなか旅が始まらないなと思い、出発したらしたで、過去の思い出話など横道に逸れまくる展開も、最初は戸惑いましたが、慣れると、これはこれで面白い。

    また、それとは対照的に、自然や歴史の丁寧過ぎる程の細やかな描写もあり、そこに浪漫や美しさ、寂寥さを感じ

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    2021年04月03日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    もう古くなってしまった時代の産物のような「紳士と従僕」に庶民は憧れるのだよね。あくまでも主人公は従僕のジーヴズである。ちょっとゆるーい金持ち若者に、やや意地悪な仕えかたで、本人並びに友人の事件・難問を解決しながら働いているのが、なんともおかしみがある、ユーモア光る軽い読み物で、そこが心地いい。今時、時代離れしているからね。

    この作者はそのような作品を膨大な数をものして、イギリスをはじめアメリカでたくさん発表しつづけたという。しかも93歳の長生きだった(1881~1975)から、その全作品をまとめるのはなかなか容易ではないというが、してやられるお坊ちゃんという構図が好まれる心理はわかるから人気

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    2021年03月09日
  • ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻

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    小さい頃、このシリーズの小気味良さにハマっていた記憶があり、懐かしくなり手に取りました。
    変わらずの鮮やかさではありましたが、今一冊丸々読むとちょっと食傷気味。好感を持てる登場人物がほぼ全くいないのが他作品には中々無い特徴だと思いました。

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    2021年03月04日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    続きも読んでみました。

    1作目の方が面白かったように思います。


    ジーヴズがドラえもんに見えてきました…

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    2021年02月05日
  • ボートの三人男~もちろん犬も~

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    愛すべき三人と一匹が、オーバーワークの“休養”と称しつつ、手漕ぎボートでテムズ河を上る旅。タフな人たち(&犬)です。道中も回想場面もハプニング満載で飽きることはありませんでしたが、ところどころに薄っすら漂う不穏なあれこれが印象に残って、ビクトリア朝時代の不思議な毒気にあてられました。

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    2020年12月21日
  • ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻

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    セイヤーズやオルツィの推理ものに夢中になった時期はあったけど、まだまだ知らない20世紀初頭のイギリスの探偵物作家がいらしたんだ、ということで話題にならねば読む機会のなかった一冊。たしかに軽くて楽しい意味深い読物です。

    ジーヴズという賢くて世慣れた執事がついていれば、お気楽で自律性や自立性のない若殿が、生き馬の目を抜く世の中を渡っていけるっていうの。生計を身内の支援で暮らしているのに幅とって、若き殿のこと故、魅力的なしかし、いわくありげな、ふさわしくない女性に惚れてしまい、困った挙句、修正してもらうのがこの執事さんなので。

    しかも、若殿バーティーばかりでなく、竹馬の友ビンゴまで同じようなこと

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    2020年12月03日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    まぁ面白いっちゃあ面白いんだけどね。
    ちょいちょいイラッとさせられるというか、ジーヴス先生のやることが、そんなにすごいか?というか、納得いかんこともあったりで、と思ったけど、実はこれがUK風のユーモアなのか!となったりもする。
    というわけで、先生とはほぼ関係の無い最後のビンゴの話がやけにハラハラドキドキして楽しかった。なんだかなー。

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    2020年04月03日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    ちょっと気分を変えよう。
    そこで選んだのはジーヴス。

    相変わらずちゃらんぽらんな生活を送る主人公のバーティ、口うるさいアガサ叔母、惚れっぽい幼なじみのビンゴなど、おなじみの人物にまた会える。
    かれらのドタバタも相変わらず。
    凶暴な白鳥に睨まれてフィルマー大臣閣下とバーティが東屋の柱にしがみつく図を想像すればいい。
    ジーヴスは―、前と比べるとちょっと存在感が薄い?
    騒動の裏で暗躍している感じだった。

    古き良き時代のユーモア小説。
    日本も中村正常とか、そんな時代の作品に通じる味わいかしらん?

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    2020年02月24日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    面白かったので続編も読んでみました。
    私が思うに日本でいうドラえもんに似てるなって思ってしまいました

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    2019年10月29日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    こちらはシリーズ第二弾で、前作より先に読んでしまったけど問題なく読めた。
    人はいいけど頼りない主人バーティとその友人(主にビンゴ)が巻き起こすゴタゴタを執事のジーヴズがスマートに解決してくれる。
    シュールで時々ブラックで、まさにイギリスのユーモア小説という感じ。
    主人に忠実に尽くしてくれてるようでいて時々意地悪な助け方をするジーヴズが好き(笑)

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    2019年10月06日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    「皇后陛下もご愛蔵」なれば平成までに読み終わりたかったのだが、前作に引き続き、のほほ~んとしたストーリーに、飽きてきたのかページが進まず、令和に突入してしまった。

    ビンゴにはいいように利用され、ジーヴズの手のひらで転がされるバーティが、なんだか可哀想になってきた。

    こんな感じの話が続くなら、もうここまでで充分かな。

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    2019年05月02日
  • ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻

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    帯の「皇后陛下もご愛蔵」の一言につられて書店で購入。
    予備知識が無かったので「執事が主人の容疑を晴らすため、殺人事件の解決でもするのか!?」と勝手に期待していたのだが、違ったテイストだった(笑)
    考えてみれば「皇后陛下のご愛蔵」ならば、血なまぐさい殺人事件など無くてあたりまえですよね。

    知性は足りないが人のいい主人と、たぐいまれなる才智と騎手のごとき手綱さばきで、主人を操る執事。
    二人の関係性の面白さに加え、なんとも、のほほ~んとした事件の数々。
    結構、面白かったです!

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    2019年03月19日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    2019.02.17 #005

    このシュールなジーブスの華麗な解決が楽しい。
    最初は読解が難しく苦戦していたが、最後にはイギリス的ユーモアに苦笑してしまうほど。

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    2019年02月17日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    うーん、なにか読み進めるごとに登場人物たちにいら立っていくのは自分だけなのだろうか笑

    この時代はこれが普通なのかしら。。。

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    2019年02月10日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    20190116 少しづつ慣れてきたが時代背景と大英帝国の慣習も理解していないと退屈になることもあった。ジーヴスがどこで活躍したのかが分からない事も。別のシリーズも読んでみるか。

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    2019年01月16日
  • ボートの三人男~もちろん犬も~

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    もちろん楽しいんだけど、最初に丸谷訳を読んだ時の方が笑えた気がする。こちらの方が原文に近いらしいので、もともとこんな感じなのでしょう。「犬は勘定に入れません」が「もちろん犬も」に変わっていることがそれを端的に表している。

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    2018年05月12日
  • ボートの三人男~もちろん犬も~

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    ヴィクトリア朝後期のユーモア小説。

    「働き過ぎだ! 休むぞ!!」と
    旅支度を始めた三人の男、
    語り手「僕」ことJ、悪友のジョージとハリス。
    彼らは着替えや食糧など、山のような荷物を準備し、
    犬のモンモランシーを加えて
    列車でキングストンに降り立ち、
    ボートに乗ってテムズ河を遡上。
    優雅に様々な追想に耽るものの、
    つい、オールを握っていることを忘れたり、
    操船ミスを起こしたりと、ドタバタの連続。

    第12章(p.227)ベッドからはみ出した悪友の脚を
    タオル掛けに利用する条で
    A.A.ミルン『くまのプーさん』~
    「プーあなにつまる」(1926年)において、
    兎の穴にお腹が閊えたプーの脚(in

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    2018年05月10日
  • ジーヴズの事件簿 大胆不敵の巻

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    イギリスの人って賭け事が好きですよね(笑)何でも賭けの対象にしちゃってる。
    (現にジョージ王子が生まれる前は男か女か?生まれた後ではどんな名前がつけられるのか?とブックメーカーの賭けの対象になったというニュースがあったし。)
    バーディやビンゴ、ジーブスも。そして叔母さんの夫みたいに一山儲けてでっかい土地を買ったりしてる。
    この巻はどっちかというとビンゴが主人公のよう。
    反対にバーディは踏んだり蹴ったり。
    前回この2人は結婚には向かないよね、しない方が良い。なんて思ってたのにビンゴが結婚してビックリした。
    思わず声が出た(笑)
    人生何があるかわからないね。
    この2人は何時までもジーブスに頼って賭

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    2017年07月22日