小山太一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
従僕(執事)であるジーヴズと雇い主であるバーティ・ウースターによる
ドタバタなユーモア小説
短編集で7編収録されている
この作品は選集の第1弾ってことになりますね
初めて作者の作品に触れたし
海外の近代文学ってことになるのでしょうか
1922年前ごろの作品が収録されていますが
日本で言うと大正時代になりますが
読んでいてそんなに古い時代とは感じなかったのが
印象的
雇い主のバーティが友人のビンゴのためにひと肌脱ぐ
話しでは危険を冒してことを起こしたのにもかかわらず
思わぬ展開になり失敗してしまうという
バーティという人物が象徴されるような話しになってました -
Posted by ブクログ
1889年の作品とは思えない読みやすさで(光文社古典新訳文庫の好きなところ)、内容はタイトル通り、三人の男「J」、「ハリス」、「ジョージ」と、犬の「モンモランシー」が、ボートに乗ってテムズ河を遡っていくユーモア物で、何か変な書き方だけれど、昔もこんなベタなユーモア物があったんだなと思いました。でも面白かった。
まずボートで出発する前に色々起こり、なかなか旅が始まらないなと思い、出発したらしたで、過去の思い出話など横道に逸れまくる展開も、最初は戸惑いましたが、慣れると、これはこれで面白い。
また、それとは対照的に、自然や歴史の丁寧過ぎる程の細やかな描写もあり、そこに浪漫や美しさ、寂寥さを感じ -
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もう古くなってしまった時代の産物のような「紳士と従僕」に庶民は憧れるのだよね。あくまでも主人公は従僕のジーヴズである。ちょっとゆるーい金持ち若者に、やや意地悪な仕えかたで、本人並びに友人の事件・難問を解決しながら働いているのが、なんともおかしみがある、ユーモア光る軽い読み物で、そこが心地いい。今時、時代離れしているからね。
この作者はそのような作品を膨大な数をものして、イギリスをはじめアメリカでたくさん発表しつづけたという。しかも93歳の長生きだった(1881~1975)から、その全作品をまとめるのはなかなか容易ではないというが、してやられるお坊ちゃんという構図が好まれる心理はわかるから人気 -
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Posted by ブクログ
セイヤーズやオルツィの推理ものに夢中になった時期はあったけど、まだまだ知らない20世紀初頭のイギリスの探偵物作家がいらしたんだ、ということで話題にならねば読む機会のなかった一冊。たしかに軽くて楽しい意味深い読物です。
ジーヴズという賢くて世慣れた執事がついていれば、お気楽で自律性や自立性のない若殿が、生き馬の目を抜く世の中を渡っていけるっていうの。生計を身内の支援で暮らしているのに幅とって、若き殿のこと故、魅力的なしかし、いわくありげな、ふさわしくない女性に惚れてしまい、困った挙句、修正してもらうのがこの執事さんなので。
しかも、若殿バーティーばかりでなく、竹馬の友ビンゴまで同じようなこと -
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Posted by ブクログ
ヴィクトリア朝後期のユーモア小説。
「働き過ぎだ! 休むぞ!!」と
旅支度を始めた三人の男、
語り手「僕」ことJ、悪友のジョージとハリス。
彼らは着替えや食糧など、山のような荷物を準備し、
犬のモンモランシーを加えて
列車でキングストンに降り立ち、
ボートに乗ってテムズ河を遡上。
優雅に様々な追想に耽るものの、
つい、オールを握っていることを忘れたり、
操船ミスを起こしたりと、ドタバタの連続。
第12章(p.227)ベッドからはみ出した悪友の脚を
タオル掛けに利用する条で
A.A.ミルン『くまのプーさん』~
「プーあなにつまる」(1926年)において、
兎の穴にお腹が閊えたプーの脚(in -
Posted by ブクログ
イギリスの人って賭け事が好きですよね(笑)何でも賭けの対象にしちゃってる。
(現にジョージ王子が生まれる前は男か女か?生まれた後ではどんな名前がつけられるのか?とブックメーカーの賭けの対象になったというニュースがあったし。)
バーディやビンゴ、ジーブスも。そして叔母さんの夫みたいに一山儲けてでっかい土地を買ったりしてる。
この巻はどっちかというとビンゴが主人公のよう。
反対にバーディは踏んだり蹴ったり。
前回この2人は結婚には向かないよね、しない方が良い。なんて思ってたのにビンゴが結婚してビックリした。
思わず声が出た(笑)
人生何があるかわからないね。
この2人は何時までもジーブスに頼って賭