小山太一のレビュー一覧
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【目次】
兵士の帰還
終わらない結婚生活
解説
【感想】
「兵士の帰還」「終わらない結婚生活」の2作を収録。前者は第一次世界大戦のさなか、シェルショック(現代のPTSD)により記憶喪失になって戻ってきた男をめぐり、いとこ(語り手)・妻・元恋人が恋慕、嫉妬、純愛を向けあう。階級社会ならではの、悪気のない優越感のまなざしも見どころ。後者は平凡なスペックの男性が、活発で魅惑的な妻に対して思い違いゆえの憎しみを募らせていく。
両話とも読ませる場面はままあったけど、夫婦のなれそめの描写に乏しく結婚の必然性が曖昧。そもそも結婚してなけりゃこんな不幸せにも遭わなかったろうに。
【備忘】
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Posted by ブクログ
少し抜けたところのある金持ち青年バーティと、彼に仕える超有能な執事ジーヴズが、日常に転がる難題を軽妙に解決していく、ジーヴズ・シリーズの傑作選。
扱われるのは、殺人事件や大犯罪といった派手なトラブルではありません。縁談を穏便に破談にしたり、舞台俳優に向いていない人物をそれとなく舞台から降ろしたりといった、小さな厄介ごと。それらに対してジーヴズは、冷静な観察とほんの少しの機転で見事に問題を収束させます。
探偵でも刑事でもない彼は、事件を解決するだけでなく、自分と主人がしっかり得をするように立ち回るしたたかさも持ち合わせています。そのバランス感覚が絶妙で、彼の一挙手一投足を追うだけでも楽しい。 -
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読書録「ジーヴズの事件簿 才知縦横の巻」
3
著者 p・g・ウッドハウス
編訳 岩永正勝、小山太一
出版 文藝春秋
p113より引用
“「ばかもいい加減になさい、バーティ。
彼女こそあなたにぴったりの伴侶です」”
目次より抜粋引用
“ジーヴズの初仕事
ジーヴズの春
ロヴィルの怪事件
ジーヴズとグロソップ一家
ジーヴズと駆け出し俳優”
20世紀初頭のロンドンを舞台に、金持ちの
青年と優秀な執事を主人公に繰り広げられる、
コメディ短編連作小説。
同社刊行作「p・g・ウッドハウス選集I ジ
ーヴズの事件簿」文庫版。
あまりにも優秀なために叔母から「飼い主
」とまで言われる、主人公・ -
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ウースター家の子息である、バーティが執事であるジーヴズの
助言や手助けにより、降りかかる問題をうまいこと回避していく
ユーモア小説の連作短編集の下巻。
今作では、15年来の学友である、ビンゴに翻弄されていく内容および、
バーティの人生を揺るがす精神科医であるおじとの対峙もある。
上巻である、才智縦横の巻 を読んでから2年も経過していて、
この作品が下巻であることも気づかず、年月が経過していた。
そもそも上巻が思ったほどな感じで、当時は次をすぐに読みたいと思えなくて、
保留していたら、こんなに経過していた。
(今読めば、評価は変わっているかもしれない・・・。)
その間、本を読むのが嫌になって -
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面白かった。タイトルからてっきりミステリだと思ってたら、ユーモア小説だった。
ピーター卿とバンターとか、黒後家蜘蛛の会のヘンリーみたいな、そんな話かと思いきや全然違った笑
「賢い従僕と間抜けな主人」型の物語ということで、パーティーのお間抜けぶりがあまりにも。でも、バカな子ほど可愛いというか、むしろもっとおバカなビンゴもいて、いやはやバンターも大変ね。というか、(コントロールしやすい)主人のことは気に入っているとしても、あれこれ手を回してくれるの、もはやお母さんね…。
この物語を当時皇后という立場の人が取っておいて、上皇后という立場になって読んでいるのかと思うと、なるほどというか、なんという -
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ネタバレ古典をいまさら読んでみようシリーズ。あと、題名をオマージュした小説「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」を読んでみたいなと思ってやったら先に本家を読もうと思ったのもある。
題名は有名なので聞いたことがあった。一般には「~犬は勘定に入れません」ですが、これは役者さんのこだわりなんだそうな。
で、内容は…う~ん????ブリティッシュジョークを理解すれば、あるいは地理が、歴史がわかれば面白いんだろうか?????どういった部分が評価されての古典として残っているのかちょっとわからなかったです。ノリとしては日本で言ったら井家ひさしみたいな感じ?(私が読んだことあるのがそういうのだ -
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Posted by ブクログ
収録は以下の通り
トゥイング騒動記
クロードとエスターの出航遅延
ビンゴと今度の娘
ジーヴズと白鳥の湖
ジーヴズと降誕祭気分
ビンゴはすべて事もなし
田舎の村での賭け事
説教の長さ
村の運動会
ビンゴの恋
南アフリカ行きになった従兄弟達
またまたビンゴの恋
バーティの恋
ビンゴのカジノ
等々
賭け事に関しては、ジーヴズは儲けてるけど主のバーティはトータルで損してないか?w
それにしても、イギリス人は賭け事がお好きですよね
読んでよかったと思ったのは解説かな
この「ジーヴズの事件簿」という文庫が作品群の中の位置づけがわかった
確かに前作ではアメリカに行ってたりしましたものね
短編 -
Posted by ブクログ
20世紀初頭のイギリスで、金持ちで未婚の青年バーティーの悩みを解決する従僕のジーヴズのお話
美智子上皇后陛下が誕生日に公表した文書で「ジーヴスも2、3冊待機しています」と言及したことでも有名になった小説
100年前のストーリーにもかかわらず、現代作家でもよく見かけるフランクで皮肉の効いた会話で語られるので読みやすい
ただ、固有名詞や時代や地域特有の文化・風習に関しての知識がないため、すべてをちゃんと理解して読もうとすると時間がかかるかも
気はいいけど少しおつむのゆるいバーティー・ウースター
幼なじみで、惚れっぽくてバーティに輪をかけておつむの弱いビンゴ・リトル
バーティーの伯母で、執拗 -
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Posted by ブクログ
親切でお人好し、だけどちょっと要領の悪いバーティーの所に新しくやってきた従僕のジーブズは、非常に機転の効くよく出来た使用人。なんとなく主従逆転のようなこのコンビが暮らしの中のちょっとした問題を解決する。
出来の悪いバーティーも嫁をもらえばしっかりするだろう…と、次々と花嫁候補を紹介するアガサ伯母さん。バーティーはこの伯母さんに頭が上がらない。
親友のビンゴは次々と新しい女の子に恋をして…次々と振られる。相手はウエイトレスだだったり、家庭教師だったり、社会主義運動家だったり…相手構わず?懲りずに邁進するビンゴの恋路にバーティーは振り回される。
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ジーブズは確か -
Posted by ブクログ
イギリス、テムズ河をボートで渡る3人と犬の旅。そんなことができるのかと思いつつ、読む。ボートから眺める情景びは情緒があるが、エピソードはかなりの誇張表現です。最初はそのユーモアを楽しめたが、イギリスの歴史に絡むエピソードは知識がなくて理解し難い部分が多く後半はやや退屈に。印象に残ったのは第三章のポジヤー伯父さんによる、絵を壁にかけるエピソードですね。周りに迷惑をかけまくっているのに本人は自分が正しいと信じきっている自己中さ。あとは11章のジョージによる早起きエピソードかな。
ボート旅行については、ユーモア小説故に3人は喧嘩ばかりの印象です。