ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻

ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻

小説・文芸
611円 (税込)

3pt

美智子様もお気に入りの傑作ユーモア・ミステリー!
いまも世界中で愛される「ジーヴズ」の傑作選。

時は20世紀初頭のロンドン。
気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、厄介ごとが盛りだくさん。
親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、アガサ叔母は次々面倒な縁談を持ってくる。

だがバーティには嫌みなほど優秀な執事がついていた。
どんな難題もそつなく解決する彼の名は、ジーヴズ!

世界的ユーモア小説の傑作選。

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ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ずっとクスクスにやにやしながらあっという間に読み終わった。
    こういうユーモアのセンスが一番好き。品がある。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    なんか気晴らしになるような楽しい本ない!?って言われたらおすすめしたい。藤色靴下をめぐって冷戦状態でも、あっさり素直にジーヴスを褒めちゃうバーティと、なんだかんだ(扱いやすい)ご主人との暮らしを気に入ってるらしいジーヴスが面白い。バーティとビンゴってスポンジ・ボブみたいな挙動してそうだよね。

    0
    2022年10月05日

    Posted by ブクログ

    徹底的なお気楽さに救われた。
    このジーヴスの世界観を読んでいる間は、現実の嫌なことや不安なことを思い出さないですむ。

    悪意のある人間は出てこない。
    人間関係のドロドロも、悲しい出来事も不安になる心配もない。
    どんなにバーティが泥沼にはまっても、最後は執事のジーヴスが絶対に何とかしてくれる。

    ものすごく恵まれた現実味のないユートピア。だからこそ、現実逃避するようにこの世界に引きこもりたくなる。
    「おバカだなぁ」と笑っているうちに、いつの間にか気持ちが軽くなる。

    エピソードそのものは、個人的には『第2弾 大胆不敵の巻』の方が面白かったけど、この本の解説には興味深い話があった。

    第二次世界大戦中、ドイツ軍に捕らえられたウッドハウスが、自分の無事を知らせたい一心で敵国のラジオ放送に出演したことで英国で激しく批判された。その際にジョージ・オーウェルなどがウッドハウスを擁護したという。

    まさかこんなところでオーウェルとつながるとは!
    『一九八四年』のあのオーウェルとウッドハウスに、こんな接点があったことが意外で、とても興味深かった。
    もっと知りたくなって思わずググったら、作品だけでは見えてこなかった、二人の人物像を知ってますます興味が湧いた。

    解説からもウッドハウス自身は主人公バーティのような余裕のある生活を送っていたわけではなく、むしろ苦労の多い人生だったことがわかる。
    それでも作品はどんな時代の読者も笑わせ、明るい気持ちにしてくれる。
    国境や時代を越えて今も世界中で愛されているのも、きっと私と同じようにこの作品に救われてきた人がたくさんいるからなんだろうな。

    昨日はクリスティとの接点に驚いて、今日はジョージ・オーウェル。
    これまで読んできた作品の作者たちが思わぬところで繋がっていて、こういう思いがけない繋がりに出会えたことも嬉しかった。

    なぜだかわからないけど、英国の古典にとても惹かれる。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    イギリスの作家「P・G・ウッドハウス」のユーモアミステリ小説集『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻(原題:The Casebook of Jeeves)』を読みました。

    少し軽めの内容の作品を読みたくなったんですよね。

    -----story-------------
    「機略と手際」、これが紳士に仕える私のモットーです

    20世紀初頭のロンドン。
    気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年「バーティ」には、厄介事が盛りだくさん。
    親友ビンゴには浮かれた恋の片棒を担がされ、「アガサ叔母」は次々面倒な縁談を持ってくる。
    だが「バーティ」には嫌みなほど優秀な執事がついていた。
    どんな難帯もそつなく解決する彼の名は、「ジーヴズ」。
    世界的ユーモア小説の傑作選。
    -----------------------

    ユーモア小説作家「P・G・ウッドハウス」の代表作である「ジーヴズ」シリーズの傑作選です… ぐうたらでダメ男の若旦那「バーティー」と、とんち男の召使い「ジーヴズ」、、、

    世界的に有名なこの名コンビと、オマヌケな「ビンゴ」やお節介屋の「アガサ叔母さん」たちが繰り広げる抱腹絶倒の人間喜劇… 天才執事「ジーヴズ」が、様々な事件やトラブルを解決していく痛快ストーリーが愉しめました。

     ■ジーヴズの初仕事(原題:Jeeves Takes Charage,1916)
     ■ジーブズの春(原題:Jeeves in Springtime,1921)
      ・その一 ジーヴズ、知恵を絞る
      ・その二 婚礼の鐘が鳴る
     ■ロヴィルの怪事件(原題:Aunt Agatha Her Mind/Pearls Mean Tears,1922)
      ・その一 アガサ叔母の直言
      ・その二 真珠は涙か
     ■ジーヴズとグロソップ一家
     (原題:The Pride of Wooster is Wounded/The Hero's Reward/
          Introducing Claude and Eustace/Sir Roderick Comes to Lunch,1922)
      ・その一 ウースター一族の名誉の問題
      ・その二 勇士の報酬
      ・その三 クロードとユースタスの登場
      ・その四 サー・ロデリックとの昼食  
     ■ジーヴズと駆け出し俳優(原題:Jeeves and Champ Cyril,1918)
      ・その一 紹介状
      ・その二 エレベーター・ボーイの瞠目すべき装い
     ■同志ビンゴ(原題:Comrade Bingo/Bingo Has a Bad Goodwood,1922)
      ・その一 同志ビンゴ
      ・その二 ビンゴ、グッドウッドで敗退
     ■バーティ君の変心(原題:Bertie Changes His Mind,1922)
     ■『ジーヴスの事件簿』刊行によせて トニー・リング
     ■P・G・ウッドハウス小伝 小山太一

    舞台は20世紀初頭のロンドン… 気立てはいいがおつむがゆるく、服装のセンスも微妙にマズい「バーティ」のもとには、次々と面倒ごとが舞い込んでくる、、、

    「ジーヴズ」が彼の屋敷に到着した日も、「バーティ」は、ちょっとばかり堅苦しい婚約者たっての頼みで、叔父が書いた回顧録の原稿を盗み出さなくてはならなくなった。

    叔父は回顧録の出版を熱望しているし「バーティ」は財政を叔父に頼っている… ところが婚約者は、自堕落で破廉恥な回顧録が出版されてしまったら、「バーティ」とは結婚しないと言い出した、、、

    さて、どうする? 苦悩の末に「バーティ」は行動を起こすが、主人の服装に関してはいささか差し出がましい口をきく「ジーヴズ」の明晰な頭脳は、それをはるかに上回る解決策を弾き出していた(『ジーヴズの初仕事』)。

    「バーティ」に降りかかる災難は、これだけでは終わらない… 親友の「ビンゴ」はいつだって恋の渦中にいるし、「アガサ叔母」は逃げ出したくなるような縁談ばかり持ってくる。

    どの作品も面白かったのですが、イチバン印象に残ったのは『ジーブズの春』ですね。

    好天に恵まれた春の午後、バーティーの恋多き幼なじみ「ビンゴ」にまたしても想いを寄せる女の子が現れた… 相手はロンドン・ピカデリーのしみったれたパン食堂のウェイトレス「メイベル」、、、

    伯父「ミスター・リトル」からの援助で生活している「ビンゴ」は、いかにも「ミスター・リトル」が反対しそうな彼女との結婚が上手く行くよう、「ジーヴス」に手を貸して欲しいと頼む… 「ジーヴス」のアドバイス通り、巷で流行っている「ロージー・M・バンクス」のロマンス小説を読み聞かせることで「ミスター・リトル」の警戒心を解いた「ビンゴ」は、「メイベル」との結婚を了承を得るため、「ロージー・M・バンクス」の正体は「バーティー」だと大嘘を付いていた。

    この計画は成功し、「ビンゴ」は「ミスター・リトル」から「メイベル」との結婚について許しを得るが、価値観の変わった「ミスター・リトル」は自宅で雇っている料理人で「ジーヴス」が婚約していた「ミス・ワトソン」と結婚しようとしてしまう… まさか、「ジーヴス」がここまで計算していたとは、、、

    恐れ入ったし、ちょっとブラックなオチでしたね。


    以下、主な登場人物です。

    「バーティー・ウースター」
     暇を持て余す伯爵位継承予定者。
     ジーヴスは彼にとって一種の先導者であり、哲学者であり、友人である。
     思慮は浅いが、親族や友人のためにためらいなく一肌脱ぐなど、情誼に厚い気持ちのよい人物。

    「ジーヴス」
     バーティーに仕える従者。
     あらゆることに精通しており、主人のバーティーのみならず、その親族や友人たちをその頭脳で助けてきた。
     保守的で、バーティーが買ってくる前衛的なファッションには大抵強硬な態度で反対する。
     ロージー・M・バンクスのファン。

    「ビンゴ・リトル(リチャード・リトル)」
     小中高大学まで一緒に通った、バーティーの幼なじみ。
     何かにつけてバーティーに「お前は俺の友達だろう?」と頼み事をする。
     伯父からの潤沢な小遣いで陽気に暮らしている。春になると誰かしらに恋をするうえ、猛烈に惚れっぽい。

    「モティマー・リトル(ビトルシャム卿)」
     ビンゴの伯父。「脚すっきりしなやかリトルの湿布薬」で蓄財し、先頃引退したばかり。
     作中ではビンゴ・リトルと区別するために「老リトル」と表記されるが、後に結婚し、国王から貴族に列せられ、ビトルシャム卿となる。

    「アガサ・グレッグソン」
     バーティーの叔母。バーティーが子どもの頃から彼を低能呼ばわりし、人生を空費していると指摘し続けている。
     バーティーが最も恐れる人物。身長179cm。

    「ロージー・M・バンクス」
     巷で話題のロマンス小説の作者。
     ビンゴが伯父についた嘘のせいで、ビトルシャム卿はバーティーをバンクスだと思い込んでいた。

    0
    2023年03月13日

    Posted by ブクログ

    一編だけ読んだけど、ニヤニヤだ止まらない。(ちょっと行き過ぎた)バカバカしさも、イギリスをイギリスたらしめている特徴なんだと思いいたる。

    0
    2022年04月14日

    Posted by ブクログ

    ちょっと前に途中まで読んで放置してたやつ

    面白かった!どうしようもなく「おぼっちゃま」な主人公と、抜け目ないジーブスの日常がくだらなすぎてのんびり読んでられるところが好き!

    やっぱ海外の読みやすい作品好きかもなあ、
    イギリスではホームズシリーズと並んで有名らしいけど本当なのかな、初めて知った〜

    0
    2022年04月01日

    Posted by ブクログ

    安定の面白さ。虫食い的に読んでいる。なかなか本屋さんにないのは気のせいかな。また見つけたら読んでみようと思う。

    0
    2022年02月02日

    Posted by ブクログ

    イギリス版一休さんって感じ。

    短編集で読みやすかったです。

    お金持ちのお坊ちゃんが周囲に振り回されるドタバタ具合が面白い。

    間もなく新刊が出るようなのでそれも読みたいです。

    0
    2021年02月05日

    Posted by ブクログ

    なんとも小気味いい。
    「さようでございます」
    言葉少なにサラリと解決、すました顔のジーヴズが目に浮かぶようである。
    次々問題を持ち込む頼りなげなご主人と、周囲の少々やっかいな人たち。この困ったチャンにも見えるこれらの人々が、また妙に愉快でかわいいのだ。
    イギリスの上流階級をスマートに笑い込める。

    ジーヴズ、我が家にも来てくれないかな。
    目次や各章扉のデザインもナイス!

    0
    2020年10月30日

    Posted by ブクログ

    2026/5/19
    ドラえもんとのびたみたいだな、と思ったら、同じような感想をいくつも見つけた。
    やたらとファッションにうるさいジーヴズのキャラクターとか、面白い部分もあったけれど、続編まではもういいかな。

    0
    2026年05月29日

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