ボートの三人男~もちろん犬も~

ボートの三人男~もちろん犬も~

ありとあらゆる病気に罹っていると判断した僕は、休養と変化を求めて、友人ハリスとジョージ、そして犬のモンモランシーとともに、ボートに荷物を積み込み(歯ブラシは入れた?)、テムズ河を遡上する旅に出る。景勝地を巡ってゆっくりするはずが、トラブルとハプニングの連続で……。読んでいて思わず笑いがもれる英国ユーモア小説の傑作!

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ボートの三人男~もちろん犬も~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    好き(笑)
    理由は単純で、昭和の小学校の図書室によくあった「小学館少年少女世界の名作文学」のイギリス編に掲載されていたから。好きすぎて暗記するほど読みました。
    特に好きだったのは、食べ物に関する様々な記述。何も知らない子どもの頃、「ルバーブのパイ」なんて聞いたこともなく、"どんなに美味しい

    0
    2023年02月18日

    Posted by ブクログ

    ジョージ、ハリス、犬のモンモランシー(かわいい名前だけどアグレッシブ)、そして語り手Jがボートに乗ってテムズ河を2週間旅する話。

    すっごいおもしろかった。なんでボートの旅をすることになったか、からして笑える。出てくるエピソード一つひとつが笑える。特に好きなのはポジャー伯父さんの話とハリスのコミック

    0
    2019年01月21日

    Posted by ブクログ

    好きな光文社古典新訳文庫のコーナーでふと目に止まり、英国ユーモア小説として有名らしいが、なんの予備知識もなく読んだ。

    中年男子三名と犬一匹がボートでテムズ川をキングストンからオックスフォードまで上って、パングボーンまで下って、最後は汽車で帰ってくるドタバタ劇。

    主人公Jの伯父さんが居間に絵を掛け

    0
    2022年10月01日

    Posted by ブクログ

    くだらなくて滑稽で面白い。
    3人の男と犬がテムズ河をボートで上るだけなのに、あっちこっちで何かしらひっくり返して罵り合いばたばたばた。

    説教じみた教訓なんかは全く無いが、どの階級の人もこぞって読んだそう。

    古典って何でもありだな、って思うし、ユーモアは時代を超えるな、とも思う。

    0
    2022年02月03日

    Posted by ブクログ

    イギリス、テムズ河をボートで渡る3人と犬の旅。そんなことができるのかと思いつつ、読む。ボートから眺める情景びは情緒があるが、エピソードはかなりの誇張表現です。最初はそのユーモアを楽しめたが、イギリスの歴史に絡むエピソードは知識がなくて理解し難い部分が多く後半はやや退屈に。印象に残ったのは第三章のポジ

    0
    2021年11月13日

    Posted by ブクログ

    1889年の作品とは思えない読みやすさで(光文社古典新訳文庫の好きなところ)、内容はタイトル通り、三人の男「J」、「ハリス」、「ジョージ」と、犬の「モンモランシー」が、ボートに乗ってテムズ河を遡っていくユーモア物で、何か変な書き方だけれど、昔もこんなベタなユーモア物があったんだなと思いました。でも面

    0
    2021年04月03日

    Posted by ブクログ

    愛すべき三人と一匹が、オーバーワークの“休養”と称しつつ、手漕ぎボートでテムズ河を上る旅。タフな人たち(&犬)です。道中も回想場面もハプニング満載で飽きることはありませんでしたが、ところどころに薄っすら漂う不穏なあれこれが印象に残って、ビクトリア朝時代の不思議な毒気にあてられました。

    0
    2020年12月21日

    Posted by ブクログ

    もちろん楽しいんだけど、最初に丸谷訳を読んだ時の方が笑えた気がする。こちらの方が原文に近いらしいので、もともとこんな感じなのでしょう。「犬は勘定に入れません」が「もちろん犬も」に変わっていることがそれを端的に表している。

    0
    2018年05月12日

    Posted by ブクログ

    ヴィクトリア朝後期のユーモア小説。

    「働き過ぎだ! 休むぞ!!」と
    旅支度を始めた三人の男、
    語り手「僕」ことJ、悪友のジョージとハリス。
    彼らは着替えや食糧など、山のような荷物を準備し、
    犬のモンモランシーを加えて
    列車でキングストンに降り立ち、
    ボートに乗ってテムズ河を遡上。
    優雅に様々な追想

    0
    2018年05月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    古典をいまさら読んでみようシリーズ。あと、題名をオマージュした小説「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」を読んでみたいなと思ってやったら先に本家を読もうと思ったのもある。
    題名は有名なので聞いたことがあった。一般には「~犬は勘定に入れません」ですが、これは役者さんのこだわり

    0
    2022年11月24日

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