小山太一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヴィクトリア朝後期のユーモア小説。
「働き過ぎだ! 休むぞ!!」と
旅支度を始めた三人の男、
語り手「僕」ことJ、悪友のジョージとハリス。
彼らは着替えや食糧など、山のような荷物を準備し、
犬のモンモランシーを加えて
列車でキングストンに降り立ち、
ボートに乗ってテムズ河を遡上。
優雅に様々な追想に耽るものの、
つい、オールを握っていることを忘れたり、
操船ミスを起こしたりと、ドタバタの連続。
第12章(p.227)ベッドからはみ出した悪友の脚を
タオル掛けに利用する条で
A.A.ミルン『くまのプーさん』~
「プーあなにつまる」(1926年)において、
兎の穴にお腹が閊えたプーの脚(in -
Posted by ブクログ
イギリスの人って賭け事が好きですよね(笑)何でも賭けの対象にしちゃってる。
(現にジョージ王子が生まれる前は男か女か?生まれた後ではどんな名前がつけられるのか?とブックメーカーの賭けの対象になったというニュースがあったし。)
バーディやビンゴ、ジーブスも。そして叔母さんの夫みたいに一山儲けてでっかい土地を買ったりしてる。
この巻はどっちかというとビンゴが主人公のよう。
反対にバーディは踏んだり蹴ったり。
前回この2人は結婚には向かないよね、しない方が良い。なんて思ってたのにビンゴが結婚してビックリした。
思わず声が出た(笑)
人生何があるかわからないね。
この2人は何時までもジーブスに頼って賭