浜口倫太郎のレビュー一覧
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猫愛にあふれた作品ばかりで、読んでいる間、ずっと幸せな気持ちだった。
なかでも、『爪切りのニャンニャンパーク』は最高だった。
なんだか、コミカルなイメージのタイトルなのに、あんなに泣かせてくるなんて反則。『天空遊園地まほろば』、絶対に読む。探すぞー。
『猫をかぶれば』も、可愛くて好き。私も、猫をかぶっておいた方がいいタイプの人間だしw
収録作品がWEB astaが初出のものばかりというのに関係があるのか、冒頭、主人公のモノローグみたいな章がある作品がいくつかあったのは偶然なのか?
とりあえず、その後単行本・文庫本になっているかどうかを確認しないとだな。初出表記があれだけなのはちょっと不親切な気 -
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ネタバレ設定が素晴らしかったです。架空の地にある架空の遊園地を舞台にしてパラレルワールドの世界に一時的に連れて行く、ちゃんとルールを設けているのも良かったと思います。
モデルとなった生駒山上遊園地と国内最古の大型遊具である飛行塔も現役で動いているのもわかって良かったと思います。
中身をすべて読んで5話の短編全てで号泣しました。あと読書メモにこんなに書いたのは初めてです。読書メモに書いたことをそのまま書きます。(読書メモなので大雑把に書いてありますがご了承ください
奈良県天駒山にある死者に会える遊園地が舞台 支配人はシチカという 切符鋏で切符を切る
「まほろば」という遊園地は戦前2年間だけ開園して -
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すごい良かった!!
浜口さんの作品で
「22年目の告白~私が殺人犯です~」
を読んだ事があり、面白かったので
この本も手に取りました
自分が携わってない仕事を知れるのは本当に面白いし、感謝の気持ちも爆上がりになる。
自分は料理しないんですが、道の駅等で地元の野菜や卵を見ると興奮してお土産に買って帰ります
自分は動物や植物も好きなのと、前の趣味筋トレも基本が「育てる」事なので
農作物を見ると生産者の生きざまを感じるというか…滾るんです(笑)
このお話の 喜一じいさん
カッコよすぎです。
自分(44)には秋田に年齢が離れた従兄弟(70すぎ)がいます
米をつくってて2ヶ月に1回は30キロの -
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「俺はユーチューバーになる」と宣言する父親と娘のお話
絵を描くことが好きな小学5年生の海香
将来は美大に行きたいと思っているが、父 勇吾はゲストハウスを営んでいるものの経営は他の人に任せっきり
自分は色々な商売のアイデアを思いついては失敗している
また、度々「東京に行ってくる」と数日間家を空けることがある
そんな経済観念を持つ父親のため、進学費用はないであろうと見越している海香
同級生の間で流行っているユーチューバーのヒカリンの収入の話題を父の前で話したところ、「俺はユーチューバーになる」と宣言する勇吾
勇吾はユーチューバーとして成功するのか?そして、ユーチューバーとして有名になろうとする意 -
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わかっているのに、予想できたのに涙が出てしまった。
現代はグーグルアースで自分の卒業した学校を見ることができる。小学校は木造校舎はなくなり、全く変わってしまった。中学、高校も近代的になり私が通っていた頃の姿ではない。時代は移り行くのは仕方がない。
しかし限界集落といわれる過疎地域の学校はそれさえも許されず消滅してしまう。
未来を担う子供たちのためにも学校の在り方、先生の価値を国は見直してもらいたい。そんなことを考えさせられた。最後の章は予定調和みたいで不満だったが、久しぶりに清々しい小説だった。表紙が黒板アートだと知ったのには最後にも感動を残してくたれた。 -
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結論から申しますと最高です!「生きる」ってこういうことなんだとバッチリ教えてくれる作品です。とくにアメコミなど社会派作品が好きな方は楽しめるのではないでしょうか。
ミステリー小説は大好きなのですが「ここまで踏み込んでいいの?」と5章途中は恐れながら読んでいましたが、ラストのまとめ方に感動です。
動物と人間の違い、本能/理性知能があるから生まれる恩恵苦しみ、そして、認めれば人間は許され贖罪のチャンスを与えられているんだという人間を救ってくれるシステムへの感謝…!「だめだ。おまえは知っておかなきゃならない。あいつの秘密を。」と生きることへの贈り物をしてくれる旧友。
「生きる」ということを人間