浜口倫太郎のレビュー一覧

  • 私を殺さないで

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    タイトルの「私」が誰なのかが鍵なんだろうなと思いながら読み進めた。この人?この人?みたいな想像をしていたが、なるほどそこか!という印象。ミスリード前提で読み進めてくる読者の推理をうまくかわすミスリードだった気がする。
    テーマも深いし、何より読みやすかった。なかなかの秀作。

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    2019年03月07日
  • 私を殺さないで

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    ネタバレ

    表紙と帯から
    廃遊園地で女子高生が殺された古い事件を、主人公たちが解明していく話かと思いました。
    私を殺さないで。いかにもなかんじです。
    諸行無常、栄枯盛衰、虚無と頽廃を感じさせる廃遊園地と無垢な可愛い女の子という組み合わせは何ともフェチズムに刺さりますね。厨二病なので。
    というかイラストの女の子可愛すぎ。ハイお持ち帰り。

    読んでいき
    そこで殺すんかーーーーい!
    というか女子高生じゃないんかーーーーい!(2回くらい叫びました。心の中で。)
    だんだん事実が明らかになっていくけれど、整いすぎています。動物愛護を訴えるテーマが強すぎて。
    それはそれでひとつメッセージ性があっていいんですけど、あれ?きみって社会派小説だったの?って。
    いやでもそれはそれでウンウンその通りだよな、ペット問題深刻。女子高生と廃遊園地の組み合わせデュフフとか思ってて申し訳ない。

    気づいた
    アッまだページ結構ある……。伏線も……。
    女子高生ワンちゃん。

    読後
    結果、女子高生1ミリも出てこなかったです。
    でも最後の場面読んだら女子高生出てこなくても許しました。許すよ、こんなん……。
    ーー私を殺さないで
    そういう、ことだったんですよね。
    この小説に出てくる主要人物(動物)はみんな、私を殺さないでって、言ってるんです。
    そうだよ、生きたいもん。
    この世に生まれ落ちたからには、どんな生い立ちだって、どんな環境だって、どんな生き物であったって、たとえ死んでたとしても、生きたいよ。
    それに、最初は私を殺さないでって、断罪の声だと思っていましたけど、最後の最後で、彼女にとっては許しの声だったんですよね。

    途中までは社会問題要素が強く、ご都合展開もちょいちょいあったのですが、最終的には見事にミステリー要素と、登場人物の心情が絡み合って、賞賛するに充分な満足感でした。
    ん?と思いながらも一気読みしました。

    それにしても、女子高生出てくると予想していた場面、悉く配役が女子高生じゃなかったのは、完全に表紙に騙されました。表紙もグルだったなんて!まったく最高です!!


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    2019年02月18日
  • シンマイ!

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    ラストで涙がこぼれた。

    喜一さんの寡黙で不器用な愛情が心に沁みました。
    過保護にするだけが愛情じゃない。
    黙って見守る事も大事なんだね。

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    2017年10月16日
  • 神様ドライブ

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    全国の神社をめぐる話。ストーリー自体は面白かったですが、主人公たちの描写がややわざとらしい印象でした。

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    2017年07月16日
  • 神様ドライブ

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    就活が上手くいかない大学生、みのるがひょんなきっかけからほとんど知らない男性、紬さんと全国の神社を回る旅に出かけることになり・・・

    ロードムービーならぬロードストーリーです。

    登場人物はみのる、紬さん、ほのかのほぼ3人。
    あとは八百万の神々。

    神社の歴史とかも読めてなかなかおもしろかったし、ストーリーもさわやかな感じです。
    みのるの過去はともかく、男性がそこまで過去に引きずられる訳が弱い気もしましたが、神社の持つ荘厳な雰囲気と再生はぴったりかも。

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    2017年05月05日
  • 神様ドライブ

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    友達もいなくて、就活も上手く行かず、何もかも諦めようとしていたみのるは、ある日、唯一の友人・立木の家で謎の男性・紡に出会う。その紡に誘われ、全国の神社を巡る旅に出ることになる。
    8年前に亡くなった神主の父の影響で、神社を避けていたみのるだったが、その過去を乗り越え、旅に出ると、みのるの知識はすごく役に立つ。日本の神様は八百万と言われるほど、多数で、扱っている小説も多々あるが、この作品ではカタカナで表記していて、なおかつ、本当に基本の部分だけに触れているので、分かりやすい。途中から、参加する看護師のほのかも含めて、プライベートに悩みを抱えつつも、この旅をすることで、自分の未来を切り開いていったり、とにかく、登場人物たちが、みんな優しくて、それぞれを思いやる心に思わず涙…初読みの作家さんだったけど、心温まるいい作品だった。

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    2017年04月09日
  • たまゆら堂書店の本好き姉妹

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    この読書がなかなか進まない私でもサクサク読める物語でした。
    実在する本、お店も出てきて楽しい読書時間でした。

    この本を読んで、今自分が住んでいる場所にあったあの本屋さん、今もあるかなと調べてみたら…
    私の住む町には本屋さんが一軒もない…
    あの本屋さん、あそこでは若い頃よく雑誌を買ってちたな…そんな思い出はあるのに本屋さんがない。
    なかなかのショックで、町の書店がなくなってることを実感しました。
    たまゆら堂書店みたいなお店が、今後増えていってくれるといいな。

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    2026年10月03日
  • サンナムジャ ~ヤンキー男子がK-POPに出会って人生が変わった件~

    購入済み

    K-POPアイドルが好きなので読んでみました。
    個性豊かなメンバーがK-POPで一つになっていくストーリーは面白かったです。
    ただラノベっぽい文章やどうにも都合のよい展開が自分の好みには合いませんでした。
    最近よくあるような解像度の高い推し活小説やアイドル小説を期待して読むとなんか違うな、となります。


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    2026年09月24日
  • 天空遊園地まほろば 時を結ぶ花々

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    ネタバレ

    好きなシリーズ。死んだ人に会える、でも遊園地だしパラレルワールドというか、本人は死んでない時の本人で死んだことは知らず、泣いたら思い出が消えてしまう、不思議な遊園地。残された側を描く物語。一生に一回だけ、自分だったら誰に会うか??
    大人からこどもまで、ちょっとしんみりしちゃうけど、最終的に前を向ける話なのがよい。2時間もかからず読めた。

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    2026年09月23日
  • 天空遊園地まほろば

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    今は亡き死者と会うことができるという伝説のある遊園地「まほろば」。
    そこで繰り広げられる死者との邂逅を描いた作品。
    亡くなった父親に会う女子高生、昔の彼と会う主婦、折り合いの悪かった父親と会う男性、かつての相方と会うお笑い芸人、特攻隊員の兄と会う老人。様々な人々の背景と会った後の清々しさなどが良い。
    会いたい人のことを考えさせられた一冊。

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    2026年09月10日
  • 天空遊園地まほろば 時を結ぶ花々

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    会える時間は1時間。すぐなんだろうなぁ。言えなかった事を言いたいけど、会ってしまうとなかなか言えないんだろうなぁ。

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    2026年09月09日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    ネコさえ登場すれば大抵の物語はホッコリする。ただ肉球の巻と言いながら、肉球の柔らかさ、気持ち良さ、あまり登場せず残念。猫を頭に乗せると危険な本音を察知して守ってくれる「猫かぶり」いいな。「猫にかつおぶし」が「油断ならないこと、危険な状態であることのたとえ」とは知らなかった…「正直なところ人との再会よりもペットとの再会のほうが涙を堪えられないケースが多い」そうかも。「生きてるってこういうことなんだって。美味しいご飯を食べて、ぐっすり寝る。それだけで猫はとても幸せそう。生きるってもっとシンプルでいいんだって、猫が教えてくれた」「猫がいれば大丈夫。笑っているような口元」ネコと暮らす幸せ。

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    2026年08月18日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    前回の続編。
    今回はウルッとくる話しが多かった。
    特に「シロネコマサト」と「爪切りニャンニャンパーク」は泣きそうになった。
    「猫をかぶれば」は可愛らしい感じの話しでした。

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    2026年07月31日
  • ゲーム部はじめました。

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    eスポーツ題材にしていて、高校生たちが居場所を作ろうと「ゲーム部」を立ち上げ、勝負の面白さだけでなく、人間関係の機微や挫折も描く青春小説です。
    勝敗の駆け引きや練習の工夫、オフラインで顔を合わせることで変わっていく距離感が瑞々しく、読んでいて素直に胸が温まりました。
    ただ、キャラ配置はやや記号的で、顧問や家族との葛藤が都合よく片づく場面もあり、もう一段の深みがほしかったです。
    それでも、ゲームを「遊び」から一歩進めて“人とつながる装置”として描く視点が好ましく、読後に自分の青春まで少し蘇る一冊でした。

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    2026年07月23日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    猫をテーマにした短編集
    どの作家さんも、こよなく猫を愛して
    いらっしゃるのがよく分かる

    いいなと思ってのは、
    大山淳子    白猫マサト
    竹岡葉月    猫をかぶれば
    音はつき    人間をやめたマヌル先生が、
            保健室でお待ちしています

    マヌル先生、私も会ってみたい。
    浜口倫太郎さんの「爪切りのニャンニャンパーク」に出てくる「天空遊園地まほろば」って、
    以前読んだ「天空遊園地まほろば」?
    スピンオフかな。どうしてこんなタイトル
    (→爪切りのニャンニャンパーク)に
    しちゃったんだろう‥?
    若竹七海さんの「散歩する猫」はイマイチよく
    分からなかった。

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    2026年07月04日
  • 1分小説

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    1分で読める小説を30作、合間に挟まれるもう一つの物語。少しブラックだったり奇想天外だったりしながら気がつけば1ヶ月分の月の満ち欠け。最後のオチも良くて工夫が感じられた。

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    2026年06月15日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    読みやすくて面白い話と読みにくくてわかりづらい話がありました。
    少なくとも読みやすいなと思う話の方が多かった、、?かな?

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    2026年06月13日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    猫をテーマにした短編集。アンソロジーはいろんな作家さんに出会えるので 結構好きです。
    殆どが初めましての作家さん
    スピンオフが3作品。元シリーズを読んでみたくなるものもありました
    ただ この作家さん 本当に猫の事わかってる?と思える物や 余りにファンタジー過ぎるのはちょっと…。

    大山さん 竹岡さん 音はつきさんのお話が私は良かったです。

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    2026年04月30日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    たまたま見つけたシリーズ第二弾。
    いろんな作家の話が読めるから
    アンソロジーが好き。
    全体的には第一弾の方が良かったけど、
    あずかりやさんとマヌル猫が
    読みたかったから満足した。
    ポプラ文庫は優しい内容のお話しが
    多いから大好き。

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    2026年04月20日
  • 猫さえいれば、たいていのことはうまくいく。  肉球の巻

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    ネタバレ

    【収録作品】
    大山淳子「シロネコマサト」…「あずかりや」シリーズスピンオフ。
    竹岡葉月「猫をかぶれば」
    音はつき「人間やめたマヌル先生が、保健室でお待ちしてます」…『人間やめたマヌルさんが、あなたの人生占います』のスピンオフ。
    浜口倫太郎「爪切りのニャンニャンパーク」…『天空遊園地まほろば』のスピンオフ。
    若竹七海「散歩する猫」
    村山早紀「猫さえいれば大丈夫」

    猫好きによる猫好きのためのアンソロジー、というわけで読後感はおおむねよい。

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    2026年03月25日