浜口倫太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙と帯から
廃遊園地で女子高生が殺された古い事件を、主人公たちが解明していく話かと思いました。
私を殺さないで。いかにもなかんじです。
諸行無常、栄枯盛衰、虚無と頽廃を感じさせる廃遊園地と無垢な可愛い女の子という組み合わせは何ともフェチズムに刺さりますね。厨二病なので。
というかイラストの女の子可愛すぎ。ハイお持ち帰り。
読んでいき
そこで殺すんかーーーーい!
というか女子高生じゃないんかーーーーい!(2回くらい叫びました。心の中で。)
だんだん事実が明らかになっていくけれど、整いすぎています。動物愛護を訴えるテーマが強すぎて。
それはそれでひとつメッセージ性があっていいんですけど、あれ? -
Posted by ブクログ
友達もいなくて、就活も上手く行かず、何もかも諦めようとしていたみのるは、ある日、唯一の友人・立木の家で謎の男性・紡に出会う。その紡に誘われ、全国の神社を巡る旅に出ることになる。
8年前に亡くなった神主の父の影響で、神社を避けていたみのるだったが、その過去を乗り越え、旅に出ると、みのるの知識はすごく役に立つ。日本の神様は八百万と言われるほど、多数で、扱っている小説も多々あるが、この作品ではカタカナで表記していて、なおかつ、本当に基本の部分だけに触れているので、分かりやすい。途中から、参加する看護師のほのかも含めて、プライベートに悩みを抱えつつも、この旅をすることで、自分の未来を切り開いていったり -
Posted by ブクログ
女性に惚れると、時を遡ることができる「コイモドリ」という能力を所有している主人公。惚れてしまう女性はみんな悩みを抱えており、主人公は能力を駆使して、悩みを解決し、女性との恋を実らせるために奔走する。
といったあらすじ。
4話の短編で構成されており、全て著名な作家の作品が短編のタイトルとなっています。(「こころ」や「檸檬」など)
そして、タイトルとなっている作品が物語のキーとなっています。
明治、昭和の文学作品は、何となく難しいイメージがあり、手に取りにくいのですが、そんな作品を読んでみたくなる気持ちにさせてくれました。
主人公と主人公を取り巻く主要キャラが魅力的。作品自体も笑ってしまっ