望月衣塑子のレビュー一覧
-
記者クラブの存在を初めて知った。記者クラブがあることが、同調圧力に屈してしまう一つの要因。
今の時代、新聞やテレビ以外にもインターネットから情報を取り入れられる。そこにはたくささんのフェイクニュースや、偏向なものが溢れている。それらを、何も考えないで、鵜呑みにして思考停止の状態になってしまうと、発...続きを読むPosted by ブクログ -
読み進めるに連れ、S官房長官の木で鼻をくくった様な回答を思い出し、この政権の国民から完全に乖離した姿勢を意識させられる。普通はこの様な議論には反論の余地があるものだが、これには全く反論の余地がない。日本国内では報道されないことも海外では批判的に流されており、日本の印象はどんどん悪くなっている。行く末...続きを読むPosted by ブクログ
-
安倍政権を新聞記者として追及する望月衣塑子さん、国会で追及する森ゆうこさん、二人の女性による対論。
同じ視線で現状を憂いている立場だけに共感しますが、ちょうど二人の間にはさまれている世代の男性だけに、もっとしっかりしないといけないと思います。Posted by ブクログ -
安倍政権とその支援者から徹底的に嫌われていた東京新聞社会部の名物記者、望月衣塑子氏の主張をちゃんと読んでみよう、と思い立って読んでみた。
結論としては、とてもまともなジャーナリストで好感を持った。「記者クラブ」の排他的体質や、アクセス・ジャーナリズムが権力に取り込まれる危険性も、具体例を通じて、ひ...続きを読むPosted by ブクログ -
内容や構成は週刊誌的で急ごしらえの感は否めない。ただあとがきにもあるように、2019年の時点で、安倍首相をめぐってどのようなことが問題とされ、どのようなことが議論されていたかを書籍の形で残すことには確かに意味がある。安倍政治の負の遺産はアベノミクスだけではない。政権運営や国会答弁の酷さ、そしてモリカ...続きを読むPosted by ブクログ
-
冒頭を読んで面白そうだと思ったのだけど、政治に関心の薄い読書初心者の若者にはめちゃめちゃに難しい本だった。読むのに1週間くらいかかってしまった。
あまり政治や報道の分野を知らないので、初めて聞くことが多くて、気分的には新鮮に読むことができた。けれどこの分野を知らないので、何をどこまで信用して、この...続きを読むPosted by ブクログ -
マスコミの役割・存在意義は「権力への番犬WATCH DOGS」
現状は権力に追随する「権力のポチ」記者クラブ・番記者
マスコミが基盤を弱体化 メディアとして・財務基盤
日本は予定調和 シナリオ通り 「恥の文化」
ガチンコが出来ない 真のリーダーが育たない
権力が「審判」を握るのはダメ 長期的に衰...続きを読むPosted by ブクログ -
報道とかで知っていたこと以上の情報はあまりありませんでした。日米のどちらにも言えることですが、確かに政治家が「議論」を軽視しているように感じます。相手を説得するのではなく、筋の通らない暴論で押し切る、時間切れに持ち込む・・ このままでは国民の「政治離れ」がますます広がりそうです。
内田樹さんの議論は...続きを読むPosted by ブクログ -
期待して読んだか、そこまで新しい情報はなく、少し期待外れ。いや、それだけ自分は、前川さんと望月さんの記事を読んで勉強していたってことかな。。Posted by ブクログ