望月衣塑子のレビュー一覧

  • 同調圧力
    記者クラブの存在を初めて知った。記者クラブがあることが、同調圧力に屈してしまう一つの要因。

    今の時代、新聞やテレビ以外にもインターネットから情報を取り入れられる。そこにはたくささんのフェイクニュースや、偏向なものが溢れている。それらを、何も考えないで、鵜呑みにして思考停止の状態になってしまうと、発...続きを読む
  • 同調圧力
    読み進めるに連れ、S官房長官の木で鼻をくくった様な回答を思い出し、この政権の国民から完全に乖離した姿勢を意識させられる。普通はこの様な議論には反論の余地があるものだが、これには全く反論の余地がない。日本国内では報道されないことも海外では批判的に流されており、日本の印象はどんどん悪くなっている。行く末...続きを読む
  • 追及力~権力の暴走を食い止める~
    安倍政権を新聞記者として追及する望月衣塑子さん、国会で追及する森ゆうこさん、二人の女性による対論。
    同じ視線で現状を憂いている立場だけに共感しますが、ちょうど二人の間にはさまれている世代の男性だけに、もっとしっかりしないといけないと思います。
  • 武器輸出と日本企業
    本件は重要なことと思います。大いに参考になりました。
  • 武器輸出と日本企業
    武器に関する著者の懸念は正常な感覚だと思う.現役時代,防衛装備品の開発に携わっていたので,丸防の考え方,企業の思惑は十分に把握している.丸防が大学まで触手を伸ばし始めている状況は第5章に詳しくあるが,所詮丸防の技術水準はまだまだ低いのが実態だ.それを認識しているが故の行動なので,ある意味で取り返しの...続きを読む
  • 同調圧力
    安倍政権とその支援者から徹底的に嫌われていた東京新聞社会部の名物記者、望月衣塑子氏の主張をちゃんと読んでみよう、と思い立って読んでみた。

    結論としては、とてもまともなジャーナリストで好感を持った。「記者クラブ」の排他的体質や、アクセス・ジャーナリズムが権力に取り込まれる危険性も、具体例を通じて、ひ...続きを読む
  • 「安倍晋三」大研究
    内容や構成は週刊誌的で急ごしらえの感は否めない。ただあとがきにもあるように、2019年の時点で、安倍首相をめぐってどのようなことが問題とされ、どのようなことが議論されていたかを書籍の形で残すことには確かに意味がある。安倍政治の負の遺産はアベノミクスだけではない。政権運営や国会答弁の酷さ、そしてモリカ...続きを読む
  • 日本の黒い聖域
    まさにドス黒い聖域。
    面白かったのは悪名高き官房機密費。はみ出す事なく余らす事なく使い切る菅さんの手腕、笑。
    きな臭いカジノ利権と、みみっちい経済安保利権。
    地方議員の闇と、死刑制度の不都合な真実。
    闇はどこにでも転がっている。見えないようにされているか、自分が見ないように(気づかないフリを)してい...続きを読む
  • 新聞記者
    ネトフリのドラマを観ていたので、森友・加計学園の話が中心なのかと思いきやそうではなく、望月さんの新聞記者としての歩みについて書かれていた。心無い言葉をかけられることも多いと思うが、こういう記者さんにこそ頑張っていただきたい。
  • 自壊するメディア
    ロマン主義の活動家という印象を拭えない内容でした。前半はまだ文章の程をなしてましたが、悪口レベルの単語が多く、同じ会話構造をぐるぐる回る後半はちょっと疲れてしまいました。
    トピック自体は大事なところと思うのですが、民衆不在、議論不在の闘争という印象は否めないです。闘争が自己目的化している様子、左派右...続きを読む
  • 新聞記者
    途中になってたのをようやく読み終えた。
    質問する新聞記者(当たり前なのにこれが珍しくなってる異常な昨今)の手記。

    ジャーナリストとしての姿勢には頷いたり疑問があったり。
    スクープを追う姿勢は、これがあるから闘えるのだろうけど読者としては発表予定のできごとをどの社が一番に報じるかなんてどうでもいいよ...続きを読む
  • 新聞記者
    新聞記者になりたいと思う人はどんな人なのか、というイメージがわいた。好き嫌いはあると思うが、こういう性格の人も必要だろう。

    自分の昔話がかなり多いがそれは仕方ないだろう。著者が素晴らしいと思う人が実名で紹介されているのは好感度高い。
  • 自壊するメディア
     毎朝新聞を読むから消えてもらうと困る。
     かといって、マスメディアの思想を世に伝えたり、一日の会話にも不要なクッソどうでもいい記事に目を通すほどヒマでもない。
     何もフィルターを通さない統計のごとき記事を垂れ流してくれれば、引っかかる記事はこちらから掬って読むとする。
     そんなスタンスで日経新聞だ...続きを読む
  • 新聞記者
    同タイトル映画を観て興味を持って読む。
    この書からあの映画の脚本ができたかと思うと、映画の脚本家に拍手を送りたい。この書はこの書で一気読みするほど面白かったけど。
  • 集英社新書創刊20周年記念小冊子(試し読み付)

    良い

    集英社新書が、創刊20周年を迎えた。集英社新書でおなじみの著者の方々に、集英社新書や自身の著作への思いを語っていただき、その歴史を振り返る。
  • 同調圧力
    冒頭を読んで面白そうだと思ったのだけど、政治に関心の薄い読書初心者の若者にはめちゃめちゃに難しい本だった。読むのに1週間くらいかかってしまった。

    あまり政治や報道の分野を知らないので、初めて聞くことが多くて、気分的には新鮮に読むことができた。けれどこの分野を知らないので、何をどこまで信用して、この...続きを読む
  • なぜ日本のジャーナリズムは崩壊したのか
    マスコミの役割・存在意義は「権力への番犬WATCH DOGS」
    現状は権力に追随する「権力のポチ」記者クラブ・番記者
    マスコミが基盤を弱体化 メディアとして・財務基盤

    日本は予定調和 シナリオ通り 「恥の文化」
    ガチンコが出来ない 真のリーダーが育たない

    権力が「審判」を握るのはダメ 長期的に衰...続きを読む
  • 「安倍晋三」大研究
    報道とかで知っていたこと以上の情報はあまりありませんでした。日米のどちらにも言えることですが、確かに政治家が「議論」を軽視しているように感じます。相手を説得するのではなく、筋の通らない暴論で押し切る、時間切れに持ち込む・・ このままでは国民の「政治離れ」がますます広がりそうです。
    内田樹さんの議論は...続きを読む
  • 同調圧力
    期待して読んだか、そこまで新しい情報はなく、少し期待外れ。いや、それだけ自分は、前川さんと望月さんの記事を読んで勉強していたってことかな。。
  • 新聞記者
    Twitterでフォローしている記者の著書。
    閣僚の会見と質疑はパフォーマンスだが、著者は政府の隠し事を確信をついて質問する、そんな方だ。
    バンバン暴いて欲しい。⭕️