松本健太郎のレビュー一覧

  • 人は悪魔に熱狂する

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    1【気分一致効果】 Mood congruency effect
    その時々の気分や感情に見合った情報に目が向きやすくなる、あるいは関係した記憶を思い出してしまう効果。良い気分の時には良い情報を、悪い気分の時には悪い情報をよく思い出します。
    ●具体例
    イライラした気分で街中を歩くと、緊急事態宣言が出ている最中に県外から来たナノバーの車にイライラして「自粛しろ」と怒り出してしまう。一方で、機嫌がいい時には自粛の最中でも営業している店を見つけると意気に感じて、ついつい買ってしまう。スピリチュアルな世界では「引き寄せの法則」と呼ばれているようです。

    2【損失回避】 Loss aversion
    利益の

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    2025年02月15日
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門

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    ネタバレ

    スマホアプリや商品売買などのからくりを通して経済学やマーケティングについてわかりやすく説明している本だった。
    専門用語の説明や、企業が考えていることなどがかいてあり、とても勉強になった。
    元々、マーケティングに興味があって借りたが、もっとマーケティングを学びたいと思った。

    この本で知ったこと、学んだこと
    1 「ビジネスモデル」→企業が顧客の欲望をかきたてるものをつくるしくみ。

    2 2ヶ月パケット通信料無料などのプランや、無料アプリは、第三者からの広告料・課金ユーザーからの課金・アプリ運用会社のお金で成り立っている。みんながウィンウィンになるしくみ。

    3 「使用価値」→自分にとって価値があ

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    2024年10月20日
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門

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    暇を持て余してブラブラした書店の児童書コーナーにて発見。
    『スマホアプリがなぜ無料なのか』というタイトルから、ふむふむ広告宣伝料の話だなとは思いつつ手に取ってみるとサブタイトルに『10代からのマーケティング入門』の文字が。
    これまで経済について真面目に考えてこなかったので、本著を含むシリーズがターゲットにしている中学生と同じレベルから学んでみようと思って購入。
    読みはじめてみると、まあ面白い。
    中学生の時にこの本に出会いたかった。
    流石に深い内容までは書いていないが、現在主流のビジネスモデルや経済学について浅く広く記されている。さらに、巻末では中学生に対する未来の展望や人としての生き方について

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    2024年09月01日
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門

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    価値、需要と供給、マーケティング、行動経済学などについて、とても分かりやすく説明されています。無料サービスについても、ビジネスモデルが3つあることや、価格の調整がきかないので飽きられないために新しいコンテンツを提供し続けないといけないなど、なんとなく知っているようなことがちゃんと言葉になって説明されてすっきり。マーケティング初心者向け。
    ビジネスの3要素、マーケティングの6要素、使用価値と交換価値のところが特に面白かった。「誰かにとって価値ある体験」 を作り提供できるよう今後の仕事にこの本で学んだことを活かしたい。

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    2024年04月07日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    善と悪の感情が私たちの
    心理状態や行動にどんな影響を及ぼすのか
    日常生活を例にしながら
    分かりやすく理解できる。

    またマーケティングの目線から
    そうした感情を利用することで
    知らない間に購買意欲が高まったり
    知らない間に選択させられてたりすることも知れた。
    普段の無意識の行動に、もう少し意識を
    向けるとまた新たな視点がみつかりそう。

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    2024年04月05日
  • 人は悪魔に熱狂する

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     人間を熱狂に駆り立てるためには、善よりも悪や煩悩のほうがより重要な要素である。

     感覚特異性満腹感→別腹はあった。

     アンカリング
     →先に与える情報が判断を歪める

     生存者バイアス

     結局、努力しろ、結果を出せ、この9文字が全てなんですね。

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    2024年02月08日
  • 実践Rustプログラミング入門

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    書き始めて見たがめっちゃ楽しい。
    文字通り動くものを簡単に作り始められるので、ハンズオンのように手を動かして理解したい人に良さそう。

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    2023年03月09日
  • なぜ「つい買ってしまう」のか?~「人を動かす隠れた心理」の見つけ方~

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    ためになる本だった。その商品の価値を考え、提供できるようになるためにはインサイトを知ること。そしてインサイトを知るには、マーケティング調査を怠らず消費者のサービスに対するニーズをバイアスなしで見つめることが大事。

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    2023年01月22日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    人間は善よりも煩悩(悪魔)に熱狂させられるということを心理現象と具体例を通して紹介している。
    具体例(データなど)や心理現象の例などとても分かりやすく面白かった。
    現代は不便のない生活で明確なニーズは見つけにくいので、消費者の潜在的なニーズを悪魔を通して洞察することの必要性が述べられている。

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    2022年02月04日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    「人間は天使より圧倒的に悪魔が好き」

    【こんな人にオススメ】
    ・マーケティング系に興味がある
    ・心理学に興味がある

    【内容と感想】
    「データは事実だが、真実ではない。」
    悪魔を見抜く(洞察する)ことの大切さを教えてくれる1冊。

    例としてサラダマックの話がある。消費者にアンケートをしたところ、マクドナルドは「もっとヘルシーなものがほしい」という声が多かった。そこで、サラダマックを開発し売ったところ、、、、


    まったく買ってくれなかった。
    なぜか。
    データは事実だが、真実ではないから。
    逆にクォーターパウンダーという高カロリーで脂っこいものを提供したところ、従来の2倍の売上が出た。
    ここか

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    2021年12月03日
  • データから真実を読み解くスキル

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    データの分析のしかたなどが事例とともに書かれていて目から鱗でした。

    統計手法の様なテクニカル要素は少ないですが、電子政府の事例などでは参照データの必要性にうまくできてるな!と感じました。

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    2021年11月21日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    身近かつ最近起こっている/起こった事象を人間が持つさまざまなバイアスを基に分析、説明している
    上沼恵美子のM-1の審査に対する「好き嫌いを挟みすぎ」という批判が正しいのかどうかを統計学の手法を用いて分析し否定する、など一見学問とはなんの関係もなさそうな事象を学問的に真面目に分析しているため、行動経済学に対して深い知識や興味がなくても楽しんで読めた。

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    2021年09月09日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    人は様々なバイアスを抱えた判断をする生き物だと改めて認識させられた。自分のビジネスにおいて、
    抑えておきたいものとして、確証バイアス(自分の支持する意見ばかり集めがち)、サンクコストの誤謬(例えば、投資においての自分の買コストを気にしてしまう行為、損するのわかってても引っ張ってしまうこと=コンコルド効果)、誇張された予想バイアス(確率的に起こりにくいものが現実に発生すると考えてしまう傾向、確率の無視ともいえる)、同調バイアス(皆が同じものを選んでいるとそこに乗っかりたくなる。バブルを考えるとわかりやすい)など。
    営業においては、バックファイア効果(自分の意見と反するものが出ると、より自分の意見

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    2021年09月06日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    こういう思い込みがある、と多くのバイアスについて学べた。「じゃあ何を信じたらいいんだ」と考えたくなるが、たくさん勉強して自分なりのものの見方を形成していくべきだと感じた。
    自分の職場に、どうも仕事ができないのに自信がある人が複数いるなあと思ったら、ダニング=クルーガー効果であると納得できた。

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    2021年05月21日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    ・マクドナルド:不健康かもしれないけど、脂っこくてジューシーな高カロリーのハンバーガーをがぶっとくらいつきたいのがお客様の本心だ!=背徳感が大ヒットのカギだった
    ・「がんばらない介護生活始めませんか」善(ちゃんと介護しなきゃ)悪(大変だ、楽したい)どちらの感情も認めることが大事
    ・人のお腹は平均400グラムで満腹になる
    ・情緒を刺激する商品は売れる。「天然水」は水である以上、「のどの渇きを潤す」という「機能に由来する価値」こそ商品が売れる理由だと企業側は思いがちですが、実は「冷たく澄んだ空気の感じ」という「機能外の価値(情緒価値)」をも消費者は買っていた。食べ放題も、「好きなものを好きなだけ食

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    2021年05月20日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    ホラーやサイコパス、洗脳的な物語が好きな私。こんなタイトル見つけちゃうと思わずニヤついてしまう。本書は行動経済学、まぁ自己啓発本の類というのは知っていたが面白そうなのでたまにはと思い手に取った。

    人はサラダマックを求めつつ、実際にはギガビックバーガーの方が売れたりする隠された心理。予想通り面白かったし興味深い内容。自分の行動や世界の動きを振り返るとバイアスがかかっていたことがよく分かる。人は矛盾している生き物だということを身近な例えで分かり易く説明してくれている。昔は良かったと、現状を変えることが出来ない愚かさ。手を抜くや楽をするということは、言い換えれば要領よく効率的で褒められるべきことだ

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    2021年01月31日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    人間の中の「悪」を肯定した上で、行動経済学的視点から人間の行動を論じている。
    「きれいごと」だけでは熱狂するサービスは作り出せない、ということをしみじみ感じさせられた。

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    2021年01月16日
  • なぜ「つい買ってしまう」のか?~「人を動かす隠れた心理」の見つけ方~

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    インサイトを探り出すプロセスが紹介されています。
    読み始めは「そんなに簡単にインサイトにたどり着けたら苦労しないよ」とか「それって一部の人しか該当しないんじゃない?」と思ってしまいましたが、よくよく読み込むとちゃんとテスト(検証)して市場に同じインサイトに共感するターゲットが一定数いることを確認することが前提になんですよね。(よくよく考えたら当たり前ですが…)
    そうなるとインサイトを探り出すプロセスまでを疑問視する理由はなく、アイディアを創出するまでのプロセスとしてとても洗練されていて使いやすいフレームワークと感じました。
    終盤に日本はマーケティングリサーチに金をかけない国だ、とありましたがや

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    2020年05月29日
  • なぜ「つい買ってしまう」のか?~「人を動かす隠れた心理」の見つけ方~

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    インサイトを明らかにしアイデアにしていくプロセス、手法が具体的に紹介されている。この手法を使って試行錯誤してみれば、アイデアにたどり着けそうな気にさせてくれる1冊。

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    2020年01月26日
  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~

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    今まで何冊か人工知能の本を読んできたけれど、その総決算と言ってもいいかもしれない。現状、そして、将来の人工知能について冷製で分かりやすい説明と分析。手元において何度も読み直したい本。

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    2018年09月02日