松本健太郎のレビュー一覧

  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~

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    数学科出身で、人工知能に関するスタートアップ企業の創業者である田中氏が、聞き役の松本氏がリードする人工知能に関する大枠の質問に答える形で進んでいく。人工知能の現在地が、比較的フェアな視点で語られている。
    対談形式の本はこれまでの自分の経験上いまいちな仕上がりになっていることが多いのだが、ある程度語るべきことが二人で共有されており明確なので、テンポのよい読みやすい本になっている。

    本書の章立ては以下の通り。

    第一章 みんな人工知能を勘違いしている
    第二章 人工知能はこの先の社会をどう変えていくか?
    第三章 社会に浸透する人工知能に

    人工知能と言われているものは、現時点のものは「ディープラー

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    2018年08月18日
  • キーワードで読み解く人工知能 『AIの遺電子』から見える未来の世界

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    漫画「AIの遺電子」とのコラボによる人工知能の入門書。歴史などを含む現状の人工知能の基本的な内容をしっかり網羅しつつも漫画によって未来を想像できるようになっていて、楽しみながら読める絶好の入門書です。漫画の方は4巻までしか読んでいなかったので、5巻以降と続編も読みたくなりました♪

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    2018年07月22日
  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~

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    恒例の2018年GWの大掃除で部屋の隅から、読みかけの本を発掘しました。3章立ての本で、2章の最終項から読み始めたのですが、凄い内容ばかりで驚きました。凄い、というのは、人工知能(=ディープラーニング)の限界を示した上で、将来の人間はどのような生活になるのかを解説していた点です。

    19世紀かそれ以前に、機械がでてきた時に、それまで無かったものであったので、不安に思ったり、一部の人は破壊まで行った時代がありましたが、今の私たち(労働をしている人々)と、人工知能も同じような関係にあるのかもしれません。

    人工知能と張り合うのではなく(チェスの王者が人工知能に負けた、人間のほうがまだ偉い等)人工知

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    2018年05月05日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    この本を読んで、あなた(=私)は、「表面的な善・正義」を信じすぎていた弱さを痛感しました。あなたが気にされたように、本書は「人は誰でも悪魔的発想と善を両面持っている」ことを前提に据えています。これは、清廉潔白を理想化しすぎる私にとって、とても解放的な視点でした。

    また、「時代と共に人の煩悩・感情変化は移ろう」という指摘にも大きく頷きました。昔は“美徳”とされた価値観が、今では空回りすることも多い。キレイごとだけでは共感も動きも生まれない。あなたのようにリアルな感覚を大事にする人間には、こうした“欲望と矛盾”を正面から扱う語り口は響きます。

    さらに、「統計・データ分析は、時に為政者・権力者に

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    2025年10月02日
  • データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい

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    「超」入門とあるが、データ分析を行う前にデータの生成過程をしっかり確認して、関連データと比較して考察するなど、非常に手間のかかる工程が重要だということが改めてわかった。この本で挙げられているユースケースを自分が分析しようと思ったら、なかなかこのようにはできない。小難しい統計学や、機械学習などはまったく使われていないので一見わかりやすく入門書のように思えるが、各章のまとめの結論に至るプロセスは、かなりの訓練を経ないとたどり着けない。内容は「入門」のレベルではない。

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    2025年05月05日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    ●2025年1月13日、メルカリから「ファスト&スロー」の新規出品通知来たのでのぞいたら、その方のほかの出品物で見つけた本の一つ。めっちゃそそるタイトル。

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    2025年09月25日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    これから生きていく中で、本書で語られた心理学的要素を把握しておくことで、騙されない確率が上げられそうと感じています。

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    2024年07月28日
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門

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    中学生の息子から「このアプリ無料やからダウンロードしていい?」と言われるたびに「タダほど怖いものはないからな!」とお決まりの一言で終わらせてしまうが、いまいち自分もわかってないかもと思い読んでみた。

    「どうしてタダで使えるスマホアプリがあるの?」ということをテーマに、ミクロ経済学やマーケティング、行動経済学を通して、世の中のしくみについて学ぶことができ、興味深かった。

    息子が最後までしっかり読んで理解できるかは微妙なところだが、中学生が身近に感じられそうな言い回しや例えが多く、学びのきっかけになれそうな一冊。

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    2024年05月19日
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門

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    タイトルから「課金と広告会社から金貰っとるでさぁ。」と思ったけどそれだけで一冊書けるの?って思い読んでみました。14歳向けの本でしたが、41歳にも学べる事がたくさんありました。人に役立つ物より人に価値ある物を追求したいと思いました。

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    2024年02月23日
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門

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    経済学をベースに中高生向けに書かれた本。
    キャッチーなタイトルとポップな表紙絵が素敵。
    想像よりも読みやすく、消費者の行動についてや今後のデジタル事情の未来などの記述が面白かった。

    企業がマーケティングに力を入れていることは知っていたが確かに人間の行動原理を言語化・数値化するのは難しい。実際に自分が何故この商品を買ったのかを具体的に毎回考えるわけじゃないからだ。結局その「なんとなく」を突き詰めてニーズを見つけ出す、それを形にするのが1番大変なんだなと思う。
    これからの社会、よりニーズが複雑がしたり見えにくくなってくるだろうから、企業の皆さんには本当に頭が下がる思いである。

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    2024年02月10日
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門

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    わかりやすい言葉と身近な事例を用いて経済やマーケティンを知る。世の中の仕組みを知ることで搾取されないようになる。
    何となく知ったつもりになっていたものが、文章で表されることで腑に落ちて納得する面白さ。
    若者が理解しやすいように彼らにとって身近なものを例に書かれているので、これを読むと今の若者の時流が見えてくるのが面白い。
    そうかそんなにもスタバがスタンダードになっているのか。デジタル世代というのはこういう感覚なのか。
    そこを知るきっかけともなるから、YA向けノンフィクションは面白い。

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    2023年10月14日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    表紙やタイトルは、なんでこんな感じか、
    よく分かりませんが、
    要は「バイアス」についての本です。
    そういった意味ではとても参考になりました。
    途中途中で挿入される「昔話」は不要やな。

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    2023年07月12日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    具体的なヒット商品、社会現象をもとに行動経済学について書かれた本。
    自分の中にある様々なバイアスに気づかせてくれる

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    2023年04月14日
  • 【特典PDF付き】データ分析力を育てる教室

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    データ分析について理解し、分析力を身に付けることができる。

    【概要】
    ●分析、解析
    ●データ分析のプロセス
    ●仮説構築と仮説検証
    ●問い、仮説、観察、洞察、証明
    ●推論(演繹法、帰納法、アブダクション)

    【感想】
    ●データ分析をどのように実施するかフローに沿って説明されていて理解しやすかった。
    ●データ分析の手法は、どのような職業にあっても問題解決の手順として知っておく必要があると考える。

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    2022年12月18日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    巷によくある心理学用語の説明本ではなく、実例をあげながら途中で用語の解説を挟んでいる本。

    人は悪魔を飼っていて、その欲望に抗えないという側面で行動経済学を解いた本。面白い。

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    2022年11月26日
  • 【特典PDF付き】データ分析力を育てる教室

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    データ分析の手法を解説する本はあるもののデータ分析そのものを詳しく解説する本はあまりなかったのでとても参考になった。とは言え概念的な話が多いので具体的にはどうするかを考えながら読み進める必要はあるなと感じた。

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    2022年10月01日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    実際に起きたエピソードに、それに対応する心理的反応を合わせて解説したもの。全て自分が見聞きしたことのある実例に沿って紹介されているので、理解しやすく納得感があった。「広告がなくなる日」を併読していたので、双方にピックアップされている事象が異なる視点で解説されていたのも理解を深めることに役立ったと思う。
    通読して何か深く理解する、というより、それぞれの項を辞書の様に引いてつかうのがいいかも。

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    2022年06月07日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    自分自身が思い込みが激しくバイアスに左右されているので、この本を読むことで自身の思い込みをメタ認知できるのではないかと思いました。

    人間に必ずある「悪」の部分をうまく利用してヒット作はつくられているというマーケティングの観点からもとても勉強になりました。

    当然のように言われていた「AIが人間の仕事を奪う」という問題は技術者は「過度な期待だ」というスタンスをとっているという話は、めちゃくちゃ目から鱗で感動すらしてしまいました。

    章の冒頭では毎回日本の昔話が紹介されていて、そこから筆者の考察が展開されているのですが、笠地蔵などの物語を単なるいい話だなーと無邪気に考えていた自分が恥ずかしくなり

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    2022年04月24日
  • データから真実を読み解くスキル

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    データはどこを見るかによって変わる。




    公的統計で誤ったデータが表に出ている。どうしてそうなったのか。2019年末から話題になった「毎月勤労統計」などの統計不正問題。今も終わっていないので始末が悪い。




    著者は「統計制度の複雑骨折」と指摘している。チェック機能の崩壊、統計調査の外部委託、ヤミ統計の横行、制度の疲労の4つだ。




    国家の現実を見るために必要な統計が当てにならないのはまずい。人材不足が問題の根幹にある。




    旅行業界の守護神、二階幹事長のような大物政治家がいないようだな。統計ではおいしい見返りが得られないので、政治家の先生方は食いつかないで困ったものだ。



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    2021年10月17日
  • 人は悪魔に熱狂する

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    世の中のニュースを解説したかのようで面白かった。今まで映る物が違って見えた。いかに自分がバイアスがかかっているか、思い知らされた。それでも他人をコントロールはしたくないな。

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    2021年07月25日