松本健太郎のレビュー一覧

  • キーワードで読み解く人工知能 『AIの遺電子』から見える未来の世界
    漫画「AIの遺電子」とのコラボによる人工知能の入門書。歴史などを含む現状の人工知能の基本的な内容をしっかり網羅しつつも漫画によって未来を想像できるようになっていて、楽しみながら読める絶好の入門書です。漫画の方は4巻までしか読んでいなかったので、5巻以降と続編も読みたくなりました♪
  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~
    恒例の2018年GWの大掃除で部屋の隅から、読みかけの本を発掘しました。3章立ての本で、2章の最終項から読み始めたのですが、凄い内容ばかりで驚きました。凄い、というのは、人工知能(=ディープラーニング)の限界を示した上で、将来の人間はどのような生活になるのかを解説していた点です。

    19世紀かそれ以...続きを読む
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門
    中学生の息子から「このアプリ無料やからダウンロードしていい?」と言われるたびに「タダほど怖いものはないからな!」とお決まりの一言で終わらせてしまうが、いまいち自分もわかってないかもと思い読んでみた。

    「どうしてタダで使えるスマホアプリがあるの?」ということをテーマに、ミクロ経済学やマーケティング、...続きを読む
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門
    タイトルから「課金と広告会社から金貰っとるでさぁ。」と思ったけどそれだけで一冊書けるの?って思い読んでみました。14歳向けの本でしたが、41歳にも学べる事がたくさんありました。人に役立つ物より人に価値ある物を追求したいと思いました。
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門
    経済学をベースに中高生向けに書かれた本。
    キャッチーなタイトルとポップな表紙絵が素敵。
    想像よりも読みやすく、消費者の行動についてや今後のデジタル事情の未来などの記述が面白かった。

    企業がマーケティングに力を入れていることは知っていたが確かに人間の行動原理を言語化・数値化するのは難しい。実際に自分...続きを読む
  • スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門
    わかりやすい言葉と身近な事例を用いて経済やマーケティンを知る。世の中の仕組みを知ることで搾取されないようになる。
    何となく知ったつもりになっていたものが、文章で表されることで腑に落ちて納得する面白さ。
    若者が理解しやすいように彼らにとって身近なものを例に書かれているので、これを読むと今の若者の時流が...続きを読む
  • 人は悪魔に熱狂する
    表紙やタイトルは、なんでこんな感じか、
    よく分かりませんが、
    要は「バイアス」についての本です。
    そういった意味ではとても参考になりました。
    途中途中で挿入される「昔話」は不要やな。
  • 人は悪魔に熱狂する
    具体的なヒット商品、社会現象をもとに行動経済学について書かれた本。
    自分の中にある様々なバイアスに気づかせてくれる
  • 【特典PDF付き】データ分析力を育てる教室
    データ分析について理解し、分析力を身に付けることができる。

    【概要】
    ●分析、解析
    ●データ分析のプロセス
    ●仮説構築と仮説検証
    ●問い、仮説、観察、洞察、証明
    ●推論(演繹法、帰納法、アブダクション)

    【感想】
    ●データ分析をどのように実施するかフローに沿って説明されていて理解しやすかった。
    ...続きを読む
  • 人は悪魔に熱狂する
    巷によくある心理学用語の説明本ではなく、実例をあげながら途中で用語の解説を挟んでいる本。

    人は悪魔を飼っていて、その欲望に抗えないという側面で行動経済学を解いた本。面白い。
  • 【特典PDF付き】データ分析力を育てる教室
    データ分析の手法を解説する本はあるもののデータ分析そのものを詳しく解説する本はあまりなかったのでとても参考になった。とは言え概念的な話が多いので具体的にはどうするかを考えながら読み進める必要はあるなと感じた。
  • 人は悪魔に熱狂する
    実際に起きたエピソードに、それに対応する心理的反応を合わせて解説したもの。全て自分が見聞きしたことのある実例に沿って紹介されているので、理解しやすく納得感があった。「広告がなくなる日」を併読していたので、双方にピックアップされている事象が異なる視点で解説されていたのも理解を深めることに役立ったと思う...続きを読む
  • 人は悪魔に熱狂する
    自分自身が思い込みが激しくバイアスに左右されているので、この本を読むことで自身の思い込みをメタ認知できるのではないかと思いました。

    人間に必ずある「悪」の部分をうまく利用してヒット作はつくられているというマーケティングの観点からもとても勉強になりました。

    当然のように言われていた「AIが人間の仕...続きを読む
  • データから真実を読み解くスキル
    データはどこを見るかによって変わる。




    公的統計で誤ったデータが表に出ている。どうしてそうなったのか。2019年末から話題になった「毎月勤労統計」などの統計不正問題。今も終わっていないので始末が悪い。




    著者は「統計制度の複雑骨折」と指摘している。チェック機能の崩壊、統計調査の外部委託、...続きを読む
  • 人は悪魔に熱狂する
    世の中のニュースを解説したかのようで面白かった。今まで映る物が違って見えた。いかに自分がバイアスがかかっているか、思い知らされた。それでも他人をコントロールはしたくないな。
  • データから真実を読み解くスキル
    データの読み解き方を身近なものから解説していく。
    数字にすると、どうしても信じてしまいたくなるので
    そこをどうやって分析していくか。地頭力が必要であると感じました。
  • 人は悪魔に熱狂する
    正論だけで商品が売れるわけではないなど、人間の矛盾した部分などをズバズバと書かれていて、面白く読めます。

    行動経済学を学びたいというひとだけでなく、商品のヒットの裏側などが書かれているので読み物として面白いです。 

    それにタイトルがいいですね。

    普段わたしが読んでいる本などには特に興味を持たな...続きを読む
  • 人は悪魔に熱狂する
    データを扱う上で重要なバイアスの話しが数多く登場して非常に参考になる内容だった。

    データを正しく見たり正しく伝えたりする事はとても大事ですが、その裏に隠されている人間の心理やバイアスもしっかりと理解しておかないと結局人を動かす事はできないなと感じられる良い本だったと思います。
  • 人は悪魔に熱狂する
    松本健太郎『人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学』(毎日新聞出版、2020年)はデータサイエンティストによる行動経済学の書籍。理屈や損得勘定だけでは説明できない人間の行動を説明する。

    社会を変える上では冷静さよりも怒りという悪魔的感情の力が大きいとする。なし崩し的に容認されている「現状」を変え...続きを読む
  • 人は悪魔に熱狂する
    社会の事象やマーケティング施策などと人間の心理的なバイアスの関連性を解説しながら、人間そんなに合理的ないきものじゃないよーって説明している本。

    炎上も社会的な運動も人間の性善説的な光の部分ではなく、
    性悪説的な闇の部分から生まれていることが多い。それを見誤らず、またマーケ施策を考えるときも人間はこ...続きを読む