松本健太郎のレビュー一覧

  • 人は悪魔に熱狂する

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    そもそも、人間は合理的ではない。合理的に考えれば選ばないような選択肢を自ら拾ってしまう生き物なのだ。このようなバイアスまみれの人間心理の究明を目指しているのが行動経済学である。
    人間には善と悪の心があり、善が悪に常に勝つわけではない。
    世の中のヒット商品は人間の煩悩にまみれた悪の部分を突いてヒットさせていることに気がつくべきだ。
    食べ放題は人間の生理的欲求を刺激するし、FacebookやTwitterのいいねは人間の誰かに認められたいという承認欲求を刺激している。

    怒りの感情も人間の悪の部分に語りかける。
    怒りは社会を動かすチカラになる。
    しかし、怒りやマイナスの言葉が説得力を持つのは発言者

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    2020年10月08日
  • データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい

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    若者の〇〇離れとか、景気は良くなったことが実感できない、といった世の中でなんとなく通説となっている話をデータで読み解く本。
    内容は概ねまともですが、一つ一つのトピックの解説は濃淡があるため、自分でもデータに当たって考えることが大事と感じる。また、データの見つけ方やグラフの読み方といった前提が書かれていない。
    読みやすい文体で良いが、最初にその説明はあるけど「データサイエンス」の内容は書かれておらず騙された感じ。
    あと、著者のダイエット日記を垂れ流してるだけみたいな部分もあるので注意(この本の方向性と違うのになぜ入ってるんだろう)

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    2020年07月24日
  • なぜ「つい買ってしまう」のか?~「人を動かす隠れた心理」の見つけ方~

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    インサイト 人を動かす隠れた心理
    共感性で評価


    アイデアの見つけ方
    新奇事象
    本人だけが価値を感じて実施している
    変わった生活行動

    オポチュニティ
    客観的な事実と主観的な感情の把握
    消費者が潜在的に感じている価値やブランドやサービスでこれまで提供していなかった価値の仮説

    価値事象

    インサイト

    アイデア


    なんとなくを言語化


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    2020年07月19日
  • なぜ「つい買ってしまう」のか?~「人を動かす隠れた心理」の見つけ方~

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    ・デコム松本さんの本。デコムのサービス体型の理解ができた、気がする。
    ・先にデコムのサービス資料を見まくってたので、この本と照らし合わせして、理解を深めた感じする。
    ・インサイトの捉え方、もだが、その前提に年表やN1事例集、みたいな整理と情報があることで、発見になる、というのは、理に適ってる感じがする。

    ・読みにくいというレビューがあったが、個人的には問題なし。串カツ田中の例は正直良くわからんが。

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    2020年07月18日
  • 未来IT図解 これからのデータサイエンスビジネス

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    トレンド本と言って良い本。旬なネタで現在進行形の現場の動きや、提供側の視点での事例紹介などが記載されているので、採用する側の人が読むとちょうど良い感じにお互いが歩み寄れるような雰囲気があります。

    ただ、パートワンの各種指摘は、当たり前すぎな上に、採用する側のシニア層からすると鼻につく書き振りなところもあるかなと、ある意味同業の営業の昭和生まれからは指摘したいw

    結局、データサイエンスなるものが自社のビジネスに役に立だせることができるか?平たくいうと、それウチが儲かる話なの?って言うドライな所が最も大事だと思うのだが、その急所の部分は発注側が責任もって欲しい所。

    この本は、そう言う点で、発

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    2020年01月30日
  • グラフをつくる前に読む本[一瞬で伝わる表現はどのように生まれたのか]

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    ・グラフの特徴は理解できたが余談が多い(それはそれで面白かったが)
    ・巻末付録の実際の社会情勢を改めてグラフ化して正誤を確かめるプロセスが1番為になった(データ分析の仕方を身近なネタを基に考えられる)

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    2020年01月09日
  • アイデア量産の思考法~市場や商品ではなく、人間を見に行こう

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    新奇事象の100本ノック。同時期に読んだ「なぜ『つい買ってしまう』のか?」ではインサイトの探し方を体系化し説明していたのに対して本作は、新奇事象をひたすら並べた一冊。著者が規定する14のカテゴリー別に整理された事象からそれぞれ導出したアイデアにまで昇華させています。
    こうしてみていくとやはり事象をみただけ・知っただけでは(自分には)すぐさまアイデアに結び付けることは難しいと感じます。とはいえ著者もあとがきで書いているように本作は、なんども読み返し、そのたびに新たな発見をするためのもの、ということですから、手元においてスルメのように長く味わうべき本なのかもしれません。

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    2019年12月20日
  • 未来IT図解 これからのデータサイエンスビジネス

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    データサイエンスビジネスについて、
    ざっくり書いてくれている本。
    どちらかというと初心者向けかなと思うが、
    それでも全体感を掴むには分かりやすかったと思う。

    これからデータサイエンスビジネスに
    取り組む人であれば、一度読んでみてもよいと思う。

    【勉強になったこと】
    ・AI・データ分析における開発では、
     ユーザー企業による開発の内製化や少人数が
     短い期間で開発とリリースを繰り返す
    「アジャイル型開発」の採用が増えてきている。

    ・分析前までにかける時間はプロジェクト全体の8割程度

    ・データサイエンスビジネスでは、何よりもまず、
     データから何を知りたいのかを定義すること。

    ・時系列

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    2019年10月26日
  • 未来IT図解 これからのデータサイエンスビジネス

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    ・中級者以上のデータ分析実務経験者にとっては既知の内容が多いのではという印象。その差分を得ていくのがよい。

    ・パート1で論じられている事の現実感が逆になかった。納得や共感よりも、まだそんな考え方の企業がいるのか。という所感の方が強い。多分、新卒からIT企業に勤めて、他企業の文化に触れる機会がなかったからだと思う。逆に「ものづくり」企業を中心にそうした旧時代的な考え方がマスである認識を持っておく必要はある。

    ・圧倒的に自分に不足しているのはITリテラシー。エンジニアと会話できなければ、未来はない。実学を学んで、自分で実践して体感すべきと再確認。

    ・P51のビジネスプロセスは分析ワークの全体

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    2019年10月13日
  • 未来IT図解 これからのデータサイエンスビジネス

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    データサイエンスはおろかITも合理的に使えない昭和の価値観のままの日本の社会や会社組織などを糾弾し、過去のしがらみから脱却せよと熱弁を奮ってのつかみ。データサイエンス導入に当たっての、ビジネス、サイエンス、エンジニアリングそれぞれの立場での視点を解説し、代表的な分析手法の解説を行い、実装そしてビジネスへの展開と話を進めます。終章ではこれからのビジネスのについて展望します。2章は体系的にまとまっていて良かった印象ですが、1章と3章は散漫な感じですね。2章はだけでもっと詳しく書かれたほうが良かった気がします。

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    2019年09月16日
  • 未来IT図解 これからのデータサイエンスビジネス

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    2章の実務の話は面白かったけど、それ以外は実際にデータサイエンティストとしてお仕事してる身としては、内容がちょっと薄すぎた。

    ただ、データ活用の仕事の重要性をわかりやすく伝えるには、これくらいの方が良いんだろうな、とは思う。数学の話をし始めると、途端にわかりづらくなるので。

    ビジネス志向で、かつ、AIという言葉に踊らされたくない人は、ぜひ読んだ方が良い本です。

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    2019年09月10日
  • データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい

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    データを見る自分に自然とバイアスがかかっていることを認識することができた。複雑なものをシンプルに考えようとしがちだけど、そうじゃない真実もあるということを理解した上でデータを見る必要があるなと感じた。バイアスとの付き合い方を常に意識したい。

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    2019年08月08日
  • グラフをつくる前に読む本[一瞬で伝わる表現はどのように生まれたのか]

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    ネタバレ

    本書は、棒グラフ、円グラフなと、数種類あるグラフを作る上で、表現・主張内容に応じて採用すべきグラフの種類を示すとともに、個々のグラフがどのような歴史背景で誕生したか、をまとめたもの。

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    2019年07月17日
  • データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい

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    様々な個別事例を基にデータ分析の妙を展開していて興味深い
    気になる事例を飛ばし読みするのも読み易くてよい

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    2019年02月11日
  • データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい

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    ネタバレ

    今風のいわゆるデータサイエンスの本かと思ったら、データの味方に騙されるなという系の本だった。
    これはこれで面白いけど、違うタイトルつけてほしい。

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    2019年02月07日
  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~

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    ネタバレ

    ■Q1. 人工知能とDeep Learningの関係は?
    2018年時点では、人工知能とはDeep Learningのことである。Deep Learningは分類ができるものである。人間の知能の根底には分類がある。
    2018年時点では、人工知能はある分野に特化して人間に勝っている。人工知能を作るにあたって、必ずしも人間の脳を模倣する必要はない。

    ■Q2. Deep Learningが現時点で強い領域、現時点の弱点、将来期待される領域は?
    [現時点で強い領域、弱点]
    2018年時点では、画像認識の精度がすごいが、何でも認識できるわけではない。認識できるのは「名詞」であり、「動詞」が認識できるの

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    2019年01月27日
  • データサイエンス「超」入門 嘘をウソと見抜けなければ、データを扱うのは難しい

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    データに基づく議論は一度必ず疑って見るようにすること。つい議論に流されてしまうことがあるが、ミスリードして全く違う結論に至ってしまうことを意識すべき。

    様々な指標の定義を確認すること。よく調べると、完全な指標はない。GDP・エンゲル係数・失業率…etc。その上でどう解釈するか、吟味すること。

    データをビジネスに活用をしていくのであれば、データを読み解く厳密さにもう少しこだわるべき。初心にかえる心持ちだった。

    若者の●●離れの言説は、若者以外でも起きているという若者に限った事象でないというありがちな見逃しはしないようにしたい。1つの対象調査で結論付けるのではなく、対象以外の事象も確認して、

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    2019年01月14日
  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~

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    ネタバレ

    ・AIに関してのわかりやすい解説書
    ・「人工知能によって仕事が奪われるのか」という事が主題
    ・基本的には2018現在の人工知能では完全に人間の代替になることは無理
    ・不足している情報(なぜ爆撃機は堕ちるのか)を想像する人工知能が出てくるとすごい
    ・上記のような「強い」人工知能が出てきてからのシンギュラリティ
    ・日本企業はデータ収集の時点から他の海外企業から周回遅れ(先行投資ができないから)

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    2019年01月09日
  • グラフをつくる前に読む本[一瞬で伝わる表現はどのように生まれたのか]

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    用いるデータと伝えたい内容(メッセージ)によって使うべきグラフは異なってくる。人口推移であれば線グラフ、年代別構成比であれば円グラフといった具合。
    積み上げグラフ、面グラフの使い方について新たな発見があったので、早速使ってみるつもり。

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    2018年10月26日
  • 誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~

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    なかなか見ない本音的なお話。その理由は詳しく語られてないが、そんなにうまい話はないよねと思い納得してます。ディープラーニングは何でもできそうなのに。

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    2018年09月22日