松本健太郎のレビュー一覧
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【MOST】
円グラフは極力使わない。代替として,積み上げ棒グラフか面グラフ
総量が違うので、円グラフ同士を比較しにくい。時系列にできない
【info】
GHQマッカーサーと吉田茂の話。食料がほしい。➔統計的にどれくらい必要か出せ。➔余ったのでマッカーサー激怒。➔吉田、統計が出来ていたら、あんな無謀な戦争はしていない。「恐らく寓話か、吉田がたくさんの食料をもらうために画策したか」
グラフは1786年スコットランド人ウィリアムプレイフェアが始祖。
若者の〇〇離れは怪しい。
円グラフの始祖はナイチンゲール。ナイチンゲールは看護師である前に統計家。
レーダーチャートは使える。 -
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「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」新井紀子
「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」松尾豊
と読んできてAI関連の3冊目。
人工知能をガチで作っている人の将来展望を知っておきたくて読んでみた。
2020年代、2030年代、2045年以降に区切っているが、2018年現在の課題解消に必要な時間が述べられている。
人工知能に置き換わっていく仕事と、人間でなければできないことの判断基準のヒントが得られる。
頭の片隅に留めておこうと思ったことを以下に少しだけ。
・ブロックチェーンが人工知能のデータベースになる。(??コストが高すぎるのでは??)
・仕事は人工知能がや -
Posted by ブクログ
研究者として人工知能研究を行う田中潤氏と統計や分析に精通する松本健太郎氏が話題の人工知能について初心者でも分かりやすく理解できるように解説した一冊。
本書を読んで人工知能にまつわる誤解が解けるとともに様々なことを知ることができました。
そして、人工知能の現在までの発展の過程や人間の脳と人工知能の違いやシンギュラリティの真実を学べました。
データを取得することがこれからのAIの発展において大切であり、
また、2018年から2045年までの人工知能の可能性やそれに基づいての地方創生や働き方改革にも言及されていて、研究や開発が他国より立ち遅れている日本の今後について書かれているところは刺激的で勉強 -
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難しいテーマのAIや機械学習について、非常にわかりやすく書けていると思います。
対談形式で書かれており、たまに口が悪いなと思う部分もありますが、かえって伝わりやすくなっている印象です。
AIに仕事を奪われてしまうなどと言われるが、一体どういうことなのか、本当にそうなるのかと思っている方によいのではないでしょうか。
IT業界で働いている関係上、もう少し技術的な話題も期待したのですが、そういった部分は殆どありませんでした。
技術書ではないですしね。
巷には、AIについて実際には良くわかっていないがSFチックに語っている本もあるようですが、それに比べ非常に良心的な本だと思います。内容について -
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昨年(2017)後半辺りから興味を持っているテーマの一つに、AI(人工知能)があります。以前は、AIと言えば単なる技術のように思っていたのですが、AIは産業革命が人間の生き方を大きく変えましたが、それに匹敵する可能性があると思うようになりました。
この本は、人工知能が影響を及ぼすであろう7つの方面(働き方、ビジネス、政府、法律、倫理、教育、社会)について解説がなされています。光ファイバーが一気に普及したように、スマホがそれまでの特化したガラケーに取って代わったように、ノートパソコンがいつの間に誰でも持つようになったように、AIも皆が普通に使うようになるかもしれませんね。
それがいつ急に普及 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、人工知能の開発に携わる一人の著者に対して、データサイエンティストとしてデータ分析などをTVや雑誌で解説しているもう一人の著者が、現状の人工知能ブームの実態に対して、対話する形で進められる一冊。
人工知能が何でも人間のやることを代替えできる万能の技術のような論調が多い中、人工知能の可能性と限界について開発者の立場からその実態を冷静に論じている。
結局、人工知能(ディープラーニング)も従来の統計学手法の延長線上にある技術で、やっていることは物事を「分類」すること。
現在のディープラーニングは、分類するための特徴量を人間が指定する必要が無いことと、特徴量が高次元の場合にも対応できるよう