ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
なぜ世の中には無料で使えるサービスがあるのか? 10代のうちから絶体に知っておくべきお金の仕組みが、身近な事例から楽しくわかりやすく学べる!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
暇を持て余してブラブラした書店の児童書コーナーにて発見。 『スマホアプリがなぜ無料なのか』というタイトルから、ふむふむ広告宣伝料の話だなとは思いつつ手に取ってみるとサブタイトルに『10代からのマーケティング入門』の文字が。 これまで経済について真面目に考えてこなかったので、本著を含むシリーズがターゲ...続きを読むットにしている中学生と同じレベルから学んでみようと思って購入。 読みはじめてみると、まあ面白い。 中学生の時にこの本に出会いたかった。 流石に深い内容までは書いていないが、現在主流のビジネスモデルや経済学について浅く広く記されている。さらに、巻末では中学生に対する未来の展望や人としての生き方について筆者の熱い想いが書かれている。 大人でも読み応えのある1冊になっていると思う。
中学生の息子から「このアプリ無料やからダウンロードしていい?」と言われるたびに「タダほど怖いものはないからな!」とお決まりの一言で終わらせてしまうが、いまいち自分もわかってないかもと思い読んでみた。 「どうしてタダで使えるスマホアプリがあるの?」ということをテーマに、ミクロ経済学やマーケティング、...続きを読む行動経済学を通して、世の中のしくみについて学ぶことができ、興味深かった。 息子が最後までしっかり読んで理解できるかは微妙なところだが、中学生が身近に感じられそうな言い回しや例えが多く、学びのきっかけになれそうな一冊。
タイトルから「課金と広告会社から金貰っとるでさぁ。」と思ったけどそれだけで一冊書けるの?って思い読んでみました。14歳向けの本でしたが、41歳にも学べる事がたくさんありました。人に役立つ物より人に価値ある物を追求したいと思いました。
経済学をベースに中高生向けに書かれた本。 キャッチーなタイトルとポップな表紙絵が素敵。 想像よりも読みやすく、消費者の行動についてや今後のデジタル事情の未来などの記述が面白かった。 企業がマーケティングに力を入れていることは知っていたが確かに人間の行動原理を言語化・数値化するのは難しい。実際に自分...続きを読むが何故この商品を買ったのかを具体的に毎回考えるわけじゃないからだ。結局その「なんとなく」を突き詰めてニーズを見つけ出す、それを形にするのが1番大変なんだなと思う。 これからの社会、よりニーズが複雑がしたり見えにくくなってくるだろうから、企業の皆さんには本当に頭が下がる思いである。
わかりやすい言葉と身近な事例を用いて経済やマーケティンを知る。世の中の仕組みを知ることで搾取されないようになる。 何となく知ったつもりになっていたものが、文章で表されることで腑に落ちて納得する面白さ。 若者が理解しやすいように彼らにとって身近なものを例に書かれているので、これを読むと今の若者の時流が...続きを読む見えてくるのが面白い。 そうかそんなにもスタバがスタンダードになっているのか。デジタル世代というのはこういう感覚なのか。 そこを知るきっかけともなるから、YA向けノンフィクションは面白い。
スマホアプリや商品売買などのからくりを通して経済学やマーケティングについてわかりやすく説明している本だった。 専門用語の説明や、企業が考えていることなどがかいてあり、とても勉強になった。 元々、マーケティングに興味があって借りたが、もっとマーケティングを学びたいと思った。 この本で知ったこと、学ん...続きを読むだこと 1 「ビジネスモデル」→企業が顧客の欲望をかきたてるものをつくるしくみ。 2 2ヶ月パケット通信料無料などのプランや、無料アプリは、第三者からの広告料・課金ユーザーからの課金・アプリ運用会社のお金で成り立っている。みんながウィンウィンになるしくみ。 3 「使用価値」→自分にとって価値があるから払うというもの。主観的価値ともいう。供給量が増え続けると、かえって価値がさがる。 「交換価値」→自分とほかのひとにとって価値があり、なにかと交換してでもほしいもの。客観的価値ともいう。 これらの○○価値は、状況によってかわる。 期間限定にすると、ほしい人がふえ、交換価値があがり商品の値段をあげやすい。 4 「所得効果」→自分の懐事情がかわらない時、商品の値段がかわると、需要がかわること。 5 物の値段があがる→供給がふえる。(需要を一切無視した場合。)黒字になり、工場や人件をふやすことができる。 物の値段がさがる→供給がへる。(需要を一切無視した場合。)商品ができるまでにかかるお金(原価)割れをしてしまい、大赤字でつくれなくなる。 「均衡」→需要と供給が自然に調和されること。 6 価格弾力性が高い→物によっては、値段を少しあげるだけで一気に需要がへること。(価格の変動に弱く、値上げしにくいもの) 価格弾力性が低い→値上げしても需要がへらないこと。(価格変動に強く、値上げしやすいもの。使用価値が高いもの。例えば、トイレットペーパーなど) 価格の弾力性を決めるのは供給される数量。資源が高騰すると供給量にも限界がある。そのため、多少値上がりしても、需要がある。 7 市場→買いたい人が売りたい人と交渉して買うかどうかを決める場所。 市場の大きさ=購入者数×購入金額×購入回数 8 無料アプリは、需要がどんどん大きくなっていくことが予想される。しかし、同じ内容ばかり供給し続けていると、すぐに飽きられる。 しかも、元々無料なため、価格をおとして人気をおとすこともできない。そのため、定期的に新しい内容を供給し続けることが必要なビジネスモデル。 9 マーケティングリサーチ→マーケターが、なぜその商品をかったか顧客にきいたり、普段の買い物の状況、思っていることなどをきいて、自社の商品開発やサービス開発にやくだてること。 10 マーケターは、顧客が0.1秒で判断した理由・買った理由・買わなかった理由を論理的具体的にときあかす職業。 人の行動を観察して、こころを探り、行動や反応をかえていくのも仕事。 11 インサイト→顧客が自ら進んで買う心理。 イノベーション→これまでのあたりまえを ぶち壊して、だれも想像しなかった新しい体験をつくること。 12 人は、未来の価値より目の前の価値に目を奪われやすい。 13 プロスペクト理論→手に入れる喜びよりも失う悲しみのほうが人は重視しやすい。 14 保有効果→なにかを失うくらいなら、手離したくない。持ち続けようとすること。人はその心理の傾向がある。 15 サンクコスト→いままで投資した金や時間、労力といったコストのうち、中止したり撤退したりして、戻ってこない分のこと。 16 アンカリング→さきに与える情報(アンカー)によって、人の判断を歪める現象。 17 ナッジ→本人にとって、よりよい選択を後押しすること。 スロー思考→合理的に注意深く考えたうえで判断すること。 ファスト思考→感情的で直感的な判断のこと。 18 バイアス→人のゆがみや偏りのある判断のこと バイアスを利用した選択肢の示し方 その1 インセンティブ 人の意思決定や行動を変化させる要因。 その2デフォルト とくにこだわりが無ければ、人は基本的に初期設定のものをえらぶこと。 オプトイン方式→同意したい場合に意思表示する必要がある選択肢のだしかた。 オプトアウト方式→同意したくない場合に意思表示をする必要がある選択肢のだしかた。 その3フィードバック→選択したけっかどうなる・どうなったのかを伝えて効果を実感してもらう方法。 19 スラッジ→望ましくない選択を選ばせるしくみ。ユーザーによりいい選択をあきらめさせたり、気づけば損している不利益な状況に陥らせたりと、ナッジを悪用させたしくみ。 20 ダークパターン→ユーザーをだまして意図しない行動へと誘導するような明らかに悪意のあるしくみ。
価値、需要と供給、マーケティング、行動経済学などについて、とても分かりやすく説明されています。無料サービスについても、ビジネスモデルが3つあることや、価格の調整がきかないので飽きられないために新しいコンテンツを提供し続けないといけないなど、なんとなく知っているようなことがちゃんと言葉になって説明され...続きを読むてすっきり。マーケティング初心者向け。 ビジネスの3要素、マーケティングの6要素、使用価値と交換価値のところが特に面白かった。「誰かにとって価値ある体験」 を作り提供できるよう今後の仕事にこの本で学んだことを活かしたい。
世の中のしくみを知るのは君のため。 スマホアプリがなぜ無料なのかという引き込むタイトルから、経済学の基本とデジタル化が進んだ現代の市場や需要と供給の現れ方について、身近なアプリを例に挙げて説明。必殺技っぽい社会科の用語ランキングに入る「神の見えざる手」がうまく働かない理由や、現代の市場で価値をどの...続きを読むように作るかなども。 ここから興味を持って学んでいってほしいという気持ちが感じられる本。「役に立つ」のは当たり前、「意味がある」ことに価値が求められていくというのが印象に残った。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門
新刊情報をお知らせします。
松本健太郎
フォロー機能について
「14歳の世渡り術」の最新刊一覧へ
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
RustによるWebアプリケーション開発 設計からリリース・運用まで
アイデア量産の思考法~市場や商品ではなく、人間を見に行こう
AIは人間の仕事を奪うのか?~人工知能を理解する7つの問題
試し読み
キーワードで読み解く人工知能 『AIの遺電子』から見える未来の世界
グラフをつくる前に読む本[一瞬で伝わる表現はどのように生まれたのか]
誤解だらけの人工知能~ディープラーニングの限界と可能性~
実践Rustプログラミング入門
伝説の講義「大人の教養」
「松本健太郎」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲スマホアプリはなぜ無料? 10代からのマーケティング入門 ページトップヘ