林望のレビュー一覧

  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第三十一帖 真木柱
    源氏36〜39歳。
    本巻は終始、玉鬘。
    玉鬘争奪戦を制したのは、髭黒。

    源氏の美しさは、40歳台手前となっても衰えないが、子息も育ち流石に世代交代の感はある。

    そのかみの老木はむべも朽ちぬらむ
    植ゑし小松も苔生ひにけり

    本巻を表している一句だと思う。
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第二十帖 朝顔
    源氏31歳の冬から36歳まで。

    齢も重ね、それなりの立場となり、冷静な言動が見られるようになってきている。

    源氏30歳を過ぎ、亡き夕顔に対する思いが滲みでている。
    夕顔の子である玉鬘に執心。今後の展開が楽しみ。

    本巻は心の葛藤とか空気感といった目に見えないものに着目して描かれているように思う。...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語 四
    源氏31歳の冬から36歳まで。

    齢も重ね、それなりの立場となり、冷静な言動が見られるようになってきている。

    源氏30歳を過ぎ、亡き夕顔に対する思いが滲みでている。
    夕顔の子である玉鬘に執心。今後の展開が楽しみ。

    本巻は心の葛藤とか空気感といった目に見えないものに着目して描かれているように思う。...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第二十二帖 玉鬘
    源氏31歳の冬から36歳まで。

    齢も重ね、それなりの立場となり、冷静な言動が見られるようになってきている。

    源氏30歳を過ぎ、亡き夕顔に対する思いが滲みでている。
    夕顔の子である玉鬘に執心。今後の展開が楽しみ。

    本巻は心の葛藤とか空気感といった目に見えないものに着目して描かれているように思う。...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第十九帖 薄雲
    源氏31歳の冬から36歳まで。

    齢も重ね、それなりの立場となり、冷静な言動が見られるようになってきている。

    源氏30歳を過ぎ、亡き夕顔に対する思いが滲みでている。
    夕顔の子である玉鬘に執心。今後の展開が楽しみ。

    本巻は心の葛藤とか空気感といった目に見えないものに着目して描かれているように思う。...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第二十一帖 少女
    源氏31歳の冬から36歳まで。

    齢も重ね、それなりの立場となり、冷静な言動が見られるようになってきている。

    源氏30歳を過ぎ、亡き夕顔に対する思いが滲みでている。
    夕顔の子である玉鬘に執心。今後の展開が楽しみ。

    本巻は心の葛藤とか空気感といった目に見えないものに着目して描かれているように思う。...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第二十三帖 初音
    源氏31歳の冬から36歳まで。

    齢も重ね、それなりの立場となり、冷静な言動が見られるようになってきている。

    源氏30歳を過ぎ、亡き夕顔に対する思いが滲みでている。
    夕顔の子である玉鬘に執心。今後の展開が楽しみ。

    本巻は心の葛藤とか空気感といった目に見えないものに着目して描かれているように思う。...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第二十四帖 胡蝶
    源氏31歳の冬から36歳まで。

    齢も重ね、それなりの立場となり、冷静な言動が見られるようになってきている。

    源氏30歳を過ぎ、亡き夕顔に対する思いが滲みでている。
    夕顔の子である玉鬘に執心。今後の展開が楽しみ。

    本巻は心の葛藤とか空気感といった目に見えないものに着目して描かれているように思う。...続きを読む
  • 思い通りの家を造る
    新居が決まり、これからいよいよ引越しっていう、今のタイミングにまさに打ってつけの内容でした。部屋の役割分担とか、使えそうな部分も少なからずあったのは確かです。ただまあ当たり前なことですが、個人的な見解による部分が大きいと思えるところも多く、参考程度に考えさせて頂きます、っていうところでしょうか。
  • 家めしの王道 家庭料理はシンプルが美味しい
    この本の御蔭で50男でも糠漬けでけた。
    今晩のお酒の充てが一品増えました。
    他のレシピも参考に厨房でゴソゴソ、女房に怒られない程度に挑戦中。
  • 書藪巡歴
    書誌学者。
    古典、漢籍、その他諸々のジャンルに精通するだけでなく、同じタイトルの本であっても、その「違い」を詳細に見分けることのできる人間。

    その本が何者かを見分けたうえで、その本の背景にある歴史、物語、遍歴を鑑み、「その本」が「その本」たる特性を記述する。

    そうした「生きた書誌学」とは、人間業...続きを読む
  • 知性の磨きかた
    リンボウ先生が、「知性の磨きかた」というテーマについて語った3日間の集中講義というスタイルの本。

    まず、学問の「方法」ないし「筋道」を、しっかりと身に着けることの大切さが語られます。これなしに知識をつけても、単なる物知りに終わってしまうということです。福沢諭吉の『学問のすすめ』や本居宣長の『うひ山...続きを読む
  • リンボウ先生偏屈読書録
    書誌学者で名エッセイストとして知られる林望の書評や、本について語ったエッセイなどを収録しています。

    森鷗外の『高瀬舟』のような古典から、荒木経惟の写真集や、大藪晴彦のハードボイルド小説まで、幅広い本が取り上げられていて、著者の関心の広がりに驚かされます。

    もっとも、PTAの作文集に掲載された親バ...続きを読む
  • 「芸術力」の磨きかた 鑑賞、そして自己表現へ
    絵画、書道、音楽、写真、能楽、そして文章と、著者自身がさまざまな芸術と付き合ってきた経験を踏まえて、真に人生を豊かにするための「芸術」のあり方を語った本です。

    日常にほんの少し彩りを添えるといったような、軽い「芸術」ではなく、真剣に芸術と向き合ってきた著者の言葉だけに、説得力を感じます。が、そのぶ...続きを読む
  • 日本語へそまがり講義
    日本語にまつわるさまざまな話題を、分かりやすく解説した本です。

    漢字の書取テストで異体字などを考慮して悩んでしまうというエピソードなど、おもしろい例が多くて、一気に読んでしまいます。

    また、連句における「付合」などの説明を交えながら、俳諧の成立の歴史を語ったところは、非常に興味深く読みました。
  • 日本語の磨きかた
    日本語の文章の読み方、書き方、話し方などを、著者自身の経験を振り返りながら論じた本です。

    言葉に対してつねに意識を研ぎ澄ませていることの大切さが語られており、こうした日々の努力の積み重ねによって、ユーモアと気品を兼ね備えた著者の文章が作られてきたのかと、感心して読みました。
  • すらすら読める土佐日記
    「おとこもすなる日記といふものを・・・」
    っていうところは知っていたけれども
    内容については
    この本を通して初めて知った。

    スラスラと読めて面白かったです。
  • 古典文学の秘密
    からっとした話、陰惨な話、情緒纏綿たる話、エロティックな古典文学にもいろんな味わいのものがある、ということだろうか。
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第一帖 桐壺
    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第四帖 夕顔
    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿...続きを読む