林望のレビュー一覧

  • 思い通りの家を造る

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    新居が決まり、これからいよいよ引越しっていう、今のタイミングにまさに打ってつけの内容でした。部屋の役割分担とか、使えそうな部分も少なからずあったのは確かです。ただまあ当たり前なことですが、個人的な見解による部分が大きいと思えるところも多く、参考程度に考えさせて頂きます、っていうところでしょうか。

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    2015年11月24日
  • 家めしの王道 家庭料理はシンプルが美味しい

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    この本の御蔭で50男でも糠漬けでけた。
    今晩のお酒の充てが一品増えました。
    他のレシピも参考に厨房でゴソゴソ、女房に怒られない程度に挑戦中。

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    2015年11月08日
  • 書藪巡歴

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    書誌学者。
    古典、漢籍、その他諸々のジャンルに精通するだけでなく、同じタイトルの本であっても、その「違い」を詳細に見分けることのできる人間。

    その本が何者かを見分けたうえで、その本の背景にある歴史、物語、遍歴を鑑み、「その本」が「その本」たる特性を記述する。

    そうした「生きた書誌学」とは、人間業ではないことがばっちりわかる、良い本です。

    『書誌学の回廊』と合わせて読むべきですが、どちらも読んだところで得るものは無いに等しいし、読んだ先から忘れていくことでしょう。

    興味を惹かれない項は潔く読み飛ばし、大筋だけを追っても、ちゃんと面白い本です。

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    2014年06月30日
  • 「芸術力」の磨きかた 鑑賞、そして自己表現へ

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    絵画、書道、音楽、写真、能楽、そして文章と、著者自身がさまざまな芸術と付き合ってきた経験を踏まえて、真に人生を豊かにするための「芸術」のあり方を語った本です。

    日常にほんの少し彩りを添えるといったような、軽い「芸術」ではなく、真剣に芸術と向き合ってきた著者の言葉だけに、説得力を感じます。が、そのぶんどうしても、芸術というものの敷居の高さを意識してしまいます。

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    2014年06月24日
  • 日本語の磨きかた

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    日本語の文章の読み方、書き方、話し方などを、著者自身の経験を振り返りながら論じた本です。

    言葉に対してつねに意識を研ぎ澄ませていることの大切さが語られており、こうした日々の努力の積み重ねによって、ユーモアと気品を兼ね備えた著者の文章が作られてきたのかと、感心して読みました。

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    2014年06月24日
  • 日本語へそまがり講義

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    日本語にまつわるさまざまな話題を、分かりやすく解説した本です。

    漢字の書取テストで異体字などを考慮して悩んでしまうというエピソードなど、おもしろい例が多くて、一気に読んでしまいます。

    また、連句における「付合」などの説明を交えながら、俳諧の成立の歴史を語ったところは、非常に興味深く読みました。

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    2014年06月24日
  • 知性の磨きかた

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    リンボウ先生が、「知性の磨きかた」というテーマについて語った3日間の集中講義というスタイルの本。

    まず、学問の「方法」ないし「筋道」を、しっかりと身に着けることの大切さが語られます。これなしに知識をつけても、単なる物知りに終わってしまうということです。福沢諭吉の『学問のすすめ』や本居宣長の『うひ山ぶみ』を手がかりに、学問の正道とは何かが考察されています。

    そして、そうした学問のスタイルをきちんと身に着けた上で、あとはとことん自由に楽しもうというのが、本書の主張になっています。

    著者のリンボウ先生だけでなく、内田樹氏、鹿島茂氏、養老孟司氏といったエッセイの名手たちの著作を思い起こすと、一見

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    2014年06月24日
  • すらすら読める土佐日記

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    「おとこもすなる日記といふものを・・・」
    っていうところは知っていたけれども
    内容については
    この本を通して初めて知った。

    スラスラと読めて面白かったです。

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    2014年03月16日
  • 古典文学の秘密

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    からっとした話、陰惨な話、情緒纏綿たる話、エロティックな古典文学にもいろんな味わいのものがある、ということだろうか。

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    2013年12月04日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第三帖 空蝉

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    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。

    カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ

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    2013年11月23日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第一帖 桐壺

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    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。

    カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ

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    2013年11月23日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第二帖 帚木

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    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。

    カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ

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    2013年11月23日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第四帖 夕顔

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    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。

    カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ

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    2013年11月23日
  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第五帖 若紫

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    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。

    カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ

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    2013年11月23日
  • 謹訳 源氏物語 一

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    原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。

    カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ

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    2013年11月23日
  • 謹訳 源氏物語 第五十三帖 手習(帖別分売)

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      林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
      第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
      この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で

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    2013年07月19日
  • 謹訳 源氏物語 第五十二帖 蜻蛉(帖別分売)

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      林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
      第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
      この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で

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    2013年07月19日
  • 謹訳 源氏物語 第五十一帖 浮舟(帖別分売)

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      林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
      第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
      この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で

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    2013年07月19日
  • 謹訳 源氏物語 十

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      林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
      第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
      この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で

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    2013年07月19日
  • 謹訳 源氏物語 第五十四帖 夢浮橋(帖別分売)

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      林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
      第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
      この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で

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    2013年07月19日