林望のレビュー一覧
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書誌学者。
古典、漢籍、その他諸々のジャンルに精通するだけでなく、同じタイトルの本であっても、その「違い」を詳細に見分けることのできる人間。
その本が何者かを見分けたうえで、その本の背景にある歴史、物語、遍歴を鑑み、「その本」が「その本」たる特性を記述する。
そうした「生きた書誌学」とは、人間業ではないことがばっちりわかる、良い本です。
『書誌学の回廊』と合わせて読むべきですが、どちらも読んだところで得るものは無いに等しいし、読んだ先から忘れていくことでしょう。
興味を惹かれない項は潔く読み飛ばし、大筋だけを追っても、ちゃんと面白い本です。 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
リンボウ先生が、「知性の磨きかた」というテーマについて語った3日間の集中講義というスタイルの本。
まず、学問の「方法」ないし「筋道」を、しっかりと身に着けることの大切さが語られます。これなしに知識をつけても、単なる物知りに終わってしまうということです。福沢諭吉の『学問のすすめ』や本居宣長の『うひ山ぶみ』を手がかりに、学問の正道とは何かが考察されています。
そして、そうした学問のスタイルをきちんと身に着けた上で、あとはとことん自由に楽しもうというのが、本書の主張になっています。
著者のリンボウ先生だけでなく、内田樹氏、鹿島茂氏、養老孟司氏といったエッセイの名手たちの著作を思い起こすと、一見 -
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原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。
カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ -
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原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。
カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ -
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原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。
カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ -
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原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。
カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ -
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原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。
カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ -
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原作の『源氏物語』を正確に味わいながら、現代小説を読むようにすらすら読める。「名訳」を超えた完全現代語訳が、ここに誕生。装訂には、「コデックス装」という装本スタイルを採用。どのページもきれいに開いてとても読みやすく、平安から中世にかけて日本の貴族の写本に用いられた「綴葉装」という奥ゆかしい装訂を彷彿とさせる造り。一巻は、桐壺 帚木 空蝉 夕顔 若紫を収録。
カテゴリは歴史もしくは古典だろうなと思うものの、こんなに読みやすい源氏物語ならもはや国内「小説」と言っても過言ではなかろうというのが正直な気持ちです。子供向けの省略した源氏なら読んだことがあるのですが原文はとても手が出せず、でも日本のこ -
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林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で -
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林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で -
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林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で -
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林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で -
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林望「謹訳源氏物語」、第十巻を読み終えて、これにて「完」。
第一巻から第七巻までは光源氏を中心にした物語、そしてこの度読み終えた第七巻から第十巻は、ほぼ二世代後の薫と匂宮を中心にした話。昨年夏に第七巻まで一気に読み、今回残りの三巻をまとめて読んだのは、くしくもちょうどいい区切りだったということだ。
この三巻の主人公である薫と匂宮は、いずれ劣らぬ輝くばかりの貴公子ながら性格・行動など実に好対照に描かれていて、興味深くも読み進めたと云うところだろうか。好色で目をつけた女性には理不尽であろうとなかろうとモノにしたいという行動力を持ち、しかし移り気な中にも情の深さは人一倍という匂宮。一方で