林望のレビュー一覧

  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第一帖 桐壺
    噂どおり読みやすい訳でした!!
    すらすら読めるものの品の良い文章なので、心地よかったです。
    あまりに読みやすいものだから、ついつい光源氏の言動に現代感覚でツッコミを入れてしまう自分が・・・お前、「前世からの因縁」って言葉を一体何人の女性に言えば気が済むんだ!とか(笑)

    それにしても古典の授業やマン...続きを読む
  • 謹訳 源氏物語 一
    噂どおり読みやすい訳でした!!
    すらすら読めるものの品の良い文章なので、心地よかったです。
    あまりに読みやすいものだから、ついつい光源氏の言動に現代感覚でツッコミを入れてしまう自分が・・・お前、「前世からの因縁」って言葉を一体何人の女性に言えば気が済むんだ!とか(笑)

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  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第四帖 夕顔
    噂どおり読みやすい訳でした!!
    すらすら読めるものの品の良い文章なので、心地よかったです。
    あまりに読みやすいものだから、ついつい光源氏の言動に現代感覚でツッコミを入れてしまう自分が・・・お前、「前世からの因縁」って言葉を一体何人の女性に言えば気が済むんだ!とか(笑)

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  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第三帖 空蝉
    噂どおり読みやすい訳でした!!
    すらすら読めるものの品の良い文章なので、心地よかったです。
    あまりに読みやすいものだから、ついつい光源氏の言動に現代感覚でツッコミを入れてしまう自分が・・・お前、「前世からの因縁」って言葉を一体何人の女性に言えば気が済むんだ!とか(笑)

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  • 謹訳 源氏物語(帖別分売) 第五帖 若紫
    噂どおり読みやすい訳でした!!
    すらすら読めるものの品の良い文章なので、心地よかったです。
    あまりに読みやすいものだから、ついつい光源氏の言動に現代感覚でツッコミを入れてしまう自分が・・・お前、「前世からの因縁」って言葉を一体何人の女性に言えば気が済むんだ!とか(笑)

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  • 知性の磨きかた
    以下に知性を磨くかという議題に対してのハウツー本ではない。あくまで、著者(林望)が「知性とは・読書とは・遊びとは」に対して著者なりの考えを語り口調で述べていく感じ。いろいろと参考になる考え方がのっている。
    何気なく手に取ったこの本で初めて著者(林望)を知ったが、地に足の着いた考え方ができている人だな...続きを読む
  • 知性の磨きかた
    本質は同じであるが、今まで読んできた、そして考えてきたものとは違う視点で「学問」「読書」といったものを捉えていた。
    基本的に「放任主義」というか、強制を拒む。ぼくは強制を好むわけではないが、林さんの考え方は初めてみるものであった。
  • 知性の磨きかた
    この1冊は初版が96年なのでちょっと古い本なんですが、なんと
    なく手にとってなんとなく借りました。ですがこの本、ものすごかっ
    たです!やはり自分とは価値観の違う人だと刺激を受けます。自分
    の中ではもう座右の書として仲間入りを果たすレベルまで行ってし
    まうぐらいの大ブレイクな1冊でした。
  • 日本語の磨きかた
    高校生への日本語指導の一環として読み始めてみたのだが、
    内容は期待していたものとは全く異なり、
    そういう意味では残念。

    しかし日本語を語った本としては大変面白い。
    最近はアイキャッチャーなタイトルだけで中身のない本が氾濫しているが
    (で、何故か高評価を受けていたりする。
     出版社が読者を舐めるのも...続きを読む
  • 知性の磨きかた
    <感想>
    著者が語りかけてくる文章。
    最初はあまりにも高い志に抵抗感を抱いていたが、呼んで行くうちに、そうすべきだと納得感が生まれてきた。
    いかにも大学教授という感じがした。
    知性を磨きたくなった。


    <要点>
    ■まず絶対に1つのことに遭遇しなさい。しかも十年間1つのことをじっくりと修行して、...続きを読む
  • 知性の磨きかた
    普遍の方法は、それまでの研究をトレイスすること、一つ一つの言葉にどのよう
    なバックグラウンドがあるか細やかに調べること。その上で、どのように解釈で
    きるかというのが方法。

    雑学

    次元とは、空間や図形の広がりぐあいや複雑さを表す。座標概念を作ったデカル
    トは、次元は位置を決める個数によって決まると...続きを読む
  • 知性の磨きかた
    学問、読書、遊ぶということについて述べている本。
    学ぶということは、方法論を身につけることである。一部の人が本当の学問を修めればよく、あとの人は遊びたいのであれば遊べばよろしい。
    最近の若者は本を読まないという批判については、昔と今では大学生の数が違い、「本を読まないような人達でも大学へ行くようにな...続きを読む
  • 古今黄金譚
    尾籠な話なれど、古今黄金譚つまり「古典の中の糞尿物語」です。スカトロと片付けてはいけないでしょう。「西の横綱」モーツァルトはあまりにも有名ですが、さてその他にどのような人がいたかというと(作品は別として)……私も寡聞にして。これは、日本文学史を繙き、「汚穢にして黄金、ケガレにして神聖。糞尿の二つの意...続きを読む
  • 日本語の磨きかた
    リンボウ先生の柔らかな毒舌が本書でも炸裂!
    (☆゜-^)┬┬‐ :・・・・・・ ダダダダ
    相も変わらずの教養の深さにはただただ敬服するしかありませんが、日本語を考える(使う)上で非常に参考になりました。
    この読み易さは…恐るべし(◎_◎;)
  • 知性の磨きかた
    「人が何か自分の人生というものについて非常に懊悩して、底深い問題意識があって、人生とは何なんだ、己というものは何なんだろう。こういうふうに思ったときにね、たとえばニーチェを読むとか、サルトルを読むとかいうようにして、自分の人生に対する1つの答えをそこへ求めていく。読書っていうのは、そういうときに、こ...続きを読む
  • 文章の品格
    文章術のエキスを簡潔にまとめてある。
    すぐに読めるが、それを実行に移すとなると、これはなかなか難しい。
    著者が鴎外の文章にあこがれており、先行作家として伊丹十三と北杜夫を意識していたというあたりに、納得。

    「独りよがりの文章は誰も読まない」という指摘がいちばん胸に応えた。

    古典訳も手がけ...続きを読む
  • 日本語の磨きかた
    鋭い指摘。メディアではあまり聞けない、ことば教育に対する独自の考え。

    宇多田ヒカルに対する見解、そして英語の早期学習への批判は共感できた。

    古典がいかに現代文以上にためになるかを説いていたのには目から鱗だった。具体的な古文を読む指示もあって、実践してみようという気になる。

    現状の国語教育に対す...続きを読む
  • 文章の品格
    文章の基本は日ごろの話し言葉にある。
    世阿弥の「離見の見」第三者の目で見る大切さ。
    独りよがりの文章は誰も読まない。
    最高のお手本を選び、筆写する事で文章の呼吸を知る。
    古典は感動の宝庫。
  • すらすら読める土佐日記
    土佐日記の作者を「昨日」というヒントまで貰っていたのに思い出せないなんて、私のバカバカっ!と無知ぶりを露呈させてしまった土佐日記。せっかくだから読みました。タイトル通りスラスラ読めたし、解説が身近な感じなのでとても親近感を持って土佐日記を読めました☆
  • 往生の物語――死の万華鏡『平家物語』
    『平家物語』は平家滅亡の物語であり、平家一門の「死に様」の物語ともいえる。清盛の地獄の死、宗盛の愚かしくも人間的な死、知盛の剛毅で潔い死、建礼門院のありがたい死…。著者は、この『平家物語』を空前絶後の「死(タナトス)」の大文学としてとらえ、その主要な登場人物11人の様々な最期から逆照した彼らの生きか...続きを読む