林成之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
明るく前向きに、否定語は使わない結果ではなくプロセスが大切。結果を考えると否定脳にある(勝たなくてはいけない、など)リーダーは「私」を殺さなければならない。人の失敗を許し、自分の弱点を認める。空間認知力を鍛えよ組織のリーダーには「自分を捨てる」ことが重要。自分を捨てる、自分を殺すことで、ものごとの本質がみえて、組織がいま何をすべきかが明らかとなり、目標を達成できる。責めると過剰な自己防衛反応が起きる。コミニュケーション能力が衰えた脳細胞は共存性を失って本来の用をなさなくなる。仕事はうまくなるより好きになれ。嫌いな仕事でも無理にでも好きになる努力をしていると、そのうちおもしろくなり、スキルも身についてくる。個人を責めてはいけない。失敗はチーム全員の責任。全員で解決する。
-
Posted by ブクログ
・著者 林 成之
1939年富山県生まれ。
日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。
93年日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長に就任する。日本大学医学部教授、マイアミ大学脳神経外科生涯臨床教授を経て、06年、日本大学総合科学研究科教授。08年、北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」=勝負脳の奥義について選手たちに講義を行い、結果に大きく貢献。
・本書について
脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。
この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。
脳に悪い習慣とは、「興味がない」と物事を避けることが多い、「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、言われたことをコツコツやる、常に効率を考えている、やりたくないのに我慢して勉強する、スポーツや絵などの趣味がない、めったに人をほめない、の7つ。
これらをやめるだけで頭の働きが倍増する理由を、脳のしくみからわかりやすく解説。
・気に入った箇所
理由を知ってはっきり「やめよう」と意識しなければ、いつまで経っても人はダメな習慣から抜け出せず、脳は高いパフォーマンスを発揮できなくなってしまうからです。
「知りたい」という脳の本能を磨くには、「興味がない」と考えたり、口にしたりしないことです。
つまり、脳が自分を守ろうとする生体防御本能が過剰に起こることによって、自分の脳細胞を逆に死に追いやる新しい脳細胞の壊れ方です。
「面白くない」「好きじゃない」などマイナスの感情は持つな
「環境が悪いのだ」とあきらめるのではなく、「自分から環境を変えよう」と考えるのです。
目的や目標を成し遂げたり、人の役に立ったりすることが脳への報酬となることを意味しています。
「自分はだいたいできている」と思うと、自己報酬神経群は働かなくなってしまうのです。
脳の機能を活かすには、「だいたいできた」は御法度です。
指示されたときに「ただ言われたとおりにやればよい」という態度で臨むのはNGです。
「気合いだ!」と言う代わりに、たとえば「ゴールを意識するな、ぶっちぎりの勝ち方をしろ」と言えば、モチベーションと集中力を一気に高められるはずです。
思考を深めるために大切な「自分を疑う」という視点を提供してもらえるのですから、脳のパフォーマンスを上げたいなら歓迎すべきことといえます。
正しい姿勢、水平な目線を維持すると、物事を正確に理解したり、身体をコントロールしたりすることがしやすくなります。
空間認知能を低下させる習慣としてあげられるのが、字を雑に欠くこと。
何を目指しているのか、目的をきちんと言葉にして伝えること
人は地位があるからおもしろく、また違いをもっているからこそ、それぞれに才能を発揮するものです。
・お薦め度
☆☆☆
さまざまな自己啓発書に書いてあるような内容が、脳科学的に立証されていることがよく理解できた。人間の身体、特に脳はものすごい力を持っているのだなと改めて痛感した。 -
Posted by ブクログ
著者の林成之氏は、脳神経外科医。
脳のしくみにもとづいて、「脳に悪い習慣はやめよう」と書かれている。
本書で紹介されている脳に悪い習慣は7つある。それがそのまま章立てとなっている。つまり、目次は、悪い習慣の一覧である。
目次
第1章 「興味がない」と物事を避けることが多い
第2章 「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
第3章 言われたことをコツコツやる
第4章 常に効率を考えている
第5章 やりたくないのに、我慢して勉強する
第6章 スポーツや絵などの趣味がない
第7章 めったに人をほめない
この一覧を見て、ドキッとした人は一読の価値がある。
一方で、あたりまえのことばかりだと感じた人は読まなくて良さそうだ。指南されていることだけ見ると、あえて脳のしくみを持ち出すまでもないような気もする。根拠や裏付けを知りたい人に向いている。
脳のしくみで何度も出てくるのは、脳の「A10(エーテン)神経群」という部位だ。A10神経群は情報に対して、好き・嫌いという感情のレッテルを貼る。レッテルを貼られた情報は、「前頭前野」に入り、理解する。つまり、理解する前に、「嫌いだ」とか、「自分には関係ない」というレッテルが貼られると、脳がしっかり働かない。だから、「興味がない」と物事を避けることはやめましょうという流れで説明されている。
関心のないことは、なかなか覚えられない。こういう経験は、誰でもしたことがあるだろう。経験則で知っていることを、脳のしくみと絡めて説明されるのを好むかどうか。この辺りが、本書を読む・読まないの分かれ目になりそうだ。
本書のキーワードは、脳の持つ3つの本能、「生きたい」、「知りたい」、「仲間になりたい」だ。脳の機能を最大限に活かすには、脳の本能を磨くべきだとし、本能に背くことはやめようという。
それを一言でいえば、「あとがき」にある、次の言葉になる。
人に興味をもち、好きになり、心を伝えあい、支えあって生きていく(p182) -
Posted by ブクログ
これって私⁉︎って思えるほど当てはまる習慣があって、ドキッとする。
今のままでは、脳は衰える一方だ…と。
悪い習慣をやめて、脳のパフォーマンスを少しでも上げよう。
『図解 脳に悪い12の習慣』
①すぐ「おもしろくなさそう」と思う
②「面倒くさい」が口グセになっている
③何でもいわれた通りにする
④スマホよく見る
⑤効率ばかり考える
⑥やりたくないことを我慢してがんばる
⑦「もう無理だ」とあきらめる
⑧他人の立場をあまり考えない
⑨身体をあまり動かさない生活をしている
⑩楽な姿勢でいることが多い
11.好きなものばかり食べる
12.「年だから」とすぐあきらめる
とりあえず、何に対しても興味を持って常に新しいことに挑戦することかもしれないな。
悪しき習慣を正すには根気が必要だ!