林成之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
脳の本能に基づき子どもを育てるにはどうすれば良いか、という医学的科学的な側面から解説された本。
●脳神経細胞の持つ3つの本能:
生きたい、知りたい、仲間になりたい
●脳神経細胞が集まり組織をなすことによって生まれる
3つの本能:
自己保存、統一・一貫性、自我
これらがどのように働くかによって行動や考え方が変わるというもの。子育てだけではなく、大人の脳の働き方にも当てはまり、心当たりのあることが多くあった。
著者は本の中で、脳の「機能」と「本能」「心」を育てる10の方法や、年齢別(0〜3歳、4〜7歳、7〜10歳)の子どもへのアプローチの仕方などを詳しく解説されている。
幼児教育を推奨するものではなく、むしろ、いわゆる"勉強"は0〜10歳までに土台を整えてから始めるべきとの考えである。
特に『脳の「機能」と「本能」「心」を育てる10の方法』の項目は参考になった。他の育児書ではあまり見たことのないが、納得でき、かつ実践可能な内容であった。
しかしながら、育児そのものについては母親の影響の大きさついて触れすぎている印象も否めず、その点を踏まえて★4つとした。 -
Posted by ブクログ
学生の時にアルバイトをしていた某学習塾の社長から劇押しされていた本。
脳科学者が各本よりも、脳外科医の先生が書かれていることもあり多少難しい専門用語が出てくるが、内容は興味深い。
「学習は快感」というのをこの年になってすごく感じる。今まで点だったものが線になり面になる瞬間はとても楽しい。
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脳が命令をしてから打つまでは、150キロの場合理論上間に合わないはず
→イメージ記憶だから
→ボールをみてうってるのと同時にボールをみていない脳も使っている
■凄腕の外科医とは
ブラックジャックのような感動的な手術をする人ではない
淡々と無駄な動きを一切排除し、心の動揺もなく、流れるように自然に手術を成功させ、術後の合併症も絶対作らない人
■記憶は頼りない
真実を写真のように焼き付けているのではなく、頭の中で再構成されたイメージ記憶によって出来上がっている
特に物事を色で記憶するのは危なっかしい
ではどう記憶力を高めたらいいか?
→心をつかうこと
学習は快感とセットになっている
→人間だけ
①人の話は興味を持って感動して聞く
②覚える内容にも興味を持ち、好きになるようにする
③長時間の学習はできるだけ避け、限定して集中する
④覚える内容を自分の得意なものに紐づける
⑤声に出して覚える
⑥覚えた内容を自分で独自に考え、勉強する
⑦覚えたものは、その日のうちに一度目を閉じて声に出してみる
■頭を良くするための能力 四段階
①ものを覚える
②忘れた情報を脳内で再構成する
③その内容を表現する
④そこから独創的な創造力を生み出す -
Posted by ブクログ
脳力開発を、スポーツの例やアスリートたちの具体的な例を多く取り入れて解説されているので、とても興味深く、わかりやすかったです。
内容は、自分が過去に経験していたモヤモヤを解決してくれるようなものが多く、新しい知見と発見があったので大収穫でした。
なかでも、「目的と手段を切り離す」というのは試してみたい。
例えば、
・「ゴルフのパットを成功させるにはカップインまで転がるイメージ記憶が大事」
目的:カップイン
手段:カップインまで転がるイメージで打つ
・「イチローの打席ルーティンは初球ヒットを生み出す秘策」
目的:初級ヒット
手段:打席で必ず行うルーティンで成功イメージを引き出す
といったような終わり(目的の達成)を思い描いて制すやり方はとても参考になりました。 -
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ネタバレ
4歳と1歳の娘がいます。娘たちの日々の言動や親である自分たちの接し方について何かヒントを得たく読みました。ちなみに自分の両親から、親であればこれぐらい読んでおきなさいということで紹介されました。
冒頭は脳科学について専門的な事が書かれていて中々頭に入らずに何回も読み返しました。
a10神経郡に入る情報が色んなレッテルをはることになるが、レッテルの張り方によってその後の思考に大きな影響を及す。
いかにポジティブに物事を受け入れるか、ワクワク感を持って受け入れられるかが、才能を伸ばすための第一段階で特に重要なことだと認識できました。
損得勘定や他人を尊敬できない事等は阻害要因である事を認識できました。
それぞれの年代で著者が述べている育て方の注意点は、0〜3歳はとにかく楽しませて、失敗したことも認めてあげて、よく褒めること、3〜7歳は、悪い習慣を摘むことを優先し、注意力散漫や失敗を認めないことなど、自己報酬神経の働きで自分を守ろうとするその気持ちを受け入れつつ悪いを良い方向に促してあげること。
親は損得勘定でものを決めがちで、その価値観が知らない間に子供にも受け継がれてしまいます。
ネガティブになりがちなのも子供の思考に影響を及ぼしてしまうことを肝に銘じて自分の日々の言動にも気をつけたいと思います。 -
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感想
マンガでわかりやすい。実践して、効果を実感。
ほんと脳は単純だなと思いましたね。
勉強になったこと
脳には3つの本能がある。生きたい、知りたい、仲間になりたい。
人間の複雑な社会システムを作り出しているのは、ほかでもない、「人間の脳」。脳は人間社会の中に「生きたい」「知りたい」という本能から科学を生み出し、「知りたい」「仲間になりたい」という本能から文化を、「生きたい」「仲間になりたい」という本能から宗教を作り出した。
現代社会においてはに「生きたい」→家庭というシステムをつくり、「知りたい」→教育(学校)を、「仲間になりたい」→会社というシステムをつくり、維持している。本質的に脳は本能に逆らわない。なので、最大限に脳の機能を活かすために、脳神経細胞がもつ本能を磨くべき。本能が求めるものは、世の中に貢献しながら、安定して生きること。「貢献心」は脳の二次的な本能なので、これを磨き、高めることが、脳の力を発揮するベースになる。 -
Posted by ブクログ
100ページほど、見開き2ページで区切られて、しかも半分はイラストという、とても軽い書籍。にもかかわらず、なかなか読み進められなかった。ようやくその気になり読み進めると、脳味噌が俄然動き出した。専門的な説明を省いて、シンプルに解説した脳の仕組みをベースに、コミュニケーションやモチベーションに係わるヒントが満載だった。平易な言葉過ぎて見逃してしまいそうだったが、とても大切な脳のクセとその対応策を教えてくれる。”主体的に受け止める” ”相手の立場に立つ” なんだか典型的な自己啓発本みたいなフレーズが並んでいるが、ここ数年念仏のように唱えている「WHYから始めよ」と見事にリンクしてくれた。自分にとっては、この法則が、脳細胞たちの働きから見ても、不動のモノであることを証明してくれた。
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Posted by ブクログ
普段の習慣を見直してみたいと思った。日々の積み重ねは良いことも悪いことも溜まっている。悪い習慣を積み重ねれば人の脳本来の力を発揮できない。
2章の否定的な愚痴を言ってしまう習慣。疲れた、嫌だなどの発言は否定的な感情が上乗せとなっていることから脳に悪い。日々言ってしまう場面があれば、見つめ直すべき。
7章では相手との違いを理解し、自身を高めていくことは鍛えるべきこと。とても印象的だった。簡単に相手を理解するといったことでなく、普段から意識し鍛えることで相手を思うことができる。またそれが違いを認めることで本来人の脳が望んでいることだ。
普段の習慣を1から見直し、本当に脳にとって良いことを行動していきたいと思った。 -
Posted by ブクログ
脳に悪い習慣とは、「興味がない、と物事を避けることが多い」「嫌だ、疲れたとグチを言う」「言われたことをコツコツやる」「常に効率を考えている」「やりたくないのに、我慢して勉強する」「スポーツや絵などの趣味がない」「めったに人をほめない」でした。
これらのことを、順序立てて分かりやすく説明してあるのですっと心に入ってきます。
興味の対象が多い、というのはやっぱり良いことなのかもしれません。年を重ねても、わからないことや新たに知ることはたくさん出てくるし。
「違いを認めて、共に生きる」、このことも大事にしようと思いました。
何度も読んで、考察していきます。