あらすじ
脳は気持ちや生活習慣で、その働きがよくも悪くもなる。この事実を知らないばかりに、脳力を後退させるのはもったいない。脳に悪い習慣とは、「興味がない」と物事を避ける、「嫌だ」「疲れた」とグチを言う、言われたことをコツコツやる、常に効率を考えている、やりたくないのに我慢して勉強する、スポーツや絵などの趣味がない、めったに人をほめない、の7つ。これらをやめるだけで頭の働きがよくなる理由を、脳の仕組みからわかりやすく解説。
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Posted by ブクログ
この本が人生において最も大切なことを学ばされるとは思いもよらなかった。
最近教養ベースのものばかり読んでましたが、そろそろ小説も読みます。とはいえこの本がなんといっても図解付きでわかりやすく難しくない優しい作りになっています。それだけなら大してお勧めはしないのですが、これがまた取り入れるのに難しくはないはずなのについつい忘れてたな、やってなかったなと思う内容になっています。例えば姿勢を正すだけで脳機能が上がるとわかった時でさえ自分はできてなかったと反省するくらいでした。
脳機能について知ると自分ができてないことを知る良い機会にもなります。
またこの本は読む人を選ばないので大人、そして中高生は特にこれを読むことを強くお勧めします。
普段読み終わった本は古本屋で買取してもらうことも多いのですがこれは売れないなと思うくらいには特別なものになりました。
Posted by ブクログ
非常に簡潔でわかりやすい。
記憶に残ったいくつかを人にしゃべって紹介している。
残念なのは帰って来る反応が期待以下…
自分が強く共感したことを、必ずしも誰もが共感するとは限らないと改めて実感。
Posted by ブクログ
感想
マンガでわかりやすい。実践して、効果を実感。
ほんと脳は単純だなと思いましたね。
勉強になったこと
脳には3つの本能がある。生きたい、知りたい、仲間になりたい。
人間の複雑な社会システムを作り出しているのは、ほかでもない、「人間の脳」。脳は人間社会の中に「生きたい」「知りたい」という本能から科学を生み出し、「知りたい」「仲間になりたい」という本能から文化を、「生きたい」「仲間になりたい」という本能から宗教を作り出した。
現代社会においてはに「生きたい」→家庭というシステムをつくり、「知りたい」→教育(学校)を、「仲間になりたい」→会社というシステムをつくり、維持している。本質的に脳は本能に逆らわない。なので、最大限に脳の機能を活かすために、脳神経細胞がもつ本能を磨くべき。本能が求めるものは、世の中に貢献しながら、安定して生きること。「貢献心」は脳の二次的な本能なので、これを磨き、高めることが、脳の力を発揮するベースになる。
Posted by ブクログ
シンプルに纏まっていて読みやすいし理解しやすい。
前に、詐欺師の心理学の事を書いた本と同じ内容が、記載されていてビックリ。
あとは、これって脳に悪いのか?、とビックリさせられた内容もあり
Posted by ブクログ
100ページほど、見開き2ページで区切られて、しかも半分はイラストという、とても軽い書籍。にもかかわらず、なかなか読み進められなかった。ようやくその気になり読み進めると、脳味噌が俄然動き出した。専門的な説明を省いて、シンプルに解説した脳の仕組みをベースに、コミュニケーションやモチベーションに係わるヒントが満載だった。平易な言葉過ぎて見逃してしまいそうだったが、とても大切な脳のクセとその対応策を教えてくれる。”主体的に受け止める” ”相手の立場に立つ” なんだか典型的な自己啓発本みたいなフレーズが並んでいるが、ここ数年念仏のように唱えている「WHYから始めよ」と見事にリンクしてくれた。自分にとっては、この法則が、脳細胞たちの働きから見ても、不動のモノであることを証明してくれた。
Posted by ブクログ
脳のストラクチャとファンクションを平易に解説しつつ、そこに立脚した脳に良い/悪い習慣を解説している。図解の助けもあって説明も大変分かりやすく、筋が通っていてアドバイスもクリア。脳科学系の本は、どのようにすべきか、と、なぜそうすべきか、のどちらかに極ぶりされていることが多いというイメージたが、本書はそのバランスもうまく取れている。
Posted by ブクログ
マンガは冒頭の6ページだけで、
以降は全7章のポイント部分を図解化して解りやすく説明。
重要なポイントは太字+赤色、各章の出だしには悪い習慣を示すイラストがあり、まとめ方が参考になりました。
Posted by ブクログ
オリジナルの方は数年前に既読。挙げられている7つの「習慣」は定期的にやってしまってないか気にするのが良さそう。「「興味がない」と物事を避ける」「言われたことをコツコツやる」あたりはやってしまっていそう。
Posted by ブクログ
内容は分からなくもないのですが、この本自体にも書いてあるし、他所でもよく聞く話として「〇〇するな」よりも「〇〇しろ」の方が脳には良いはずなのにこの本のコンセプト自体が「止めるべき」という否定形なのがしっくりこない。
Posted by ブクログ
・理解力、思考力、記憶力を高めるには
好きになることが重要
・表情が暗いと脳のパフォーマンスが落ちる
・効率を考えると思考が深まらない
・多読ではなく、精読(量より質)
他人に説明できるくらいに読み込む
・だいたい覚えた、でやめてはいけない
Posted by ブクログ
A5版サイズで薄いので、持ち運び時カバンの中でかさばらず、電車の中などでぱっと開きやすかった。
簡潔な文章のまとめと図解で、スキマ時間にちょこちょこ読むには最適な本です。
お医者さんが書いた本なので、脳の部位の用語を使ったしくみ説明が多めですが、それをカバーするように図解で誰でも理解しやすくなっています。
・物事をマイナスに見ないでプラスに考える
・興味を持たないで避けない
・嫌々やらず楽しみを見出す
・頑張らずに楽しむ
などの「脳の悪習慣」を断つ新習慣が載っています。
一度に全て習慣を変えることはできませんが、意識するだけでも違ってくるのではないでしょうか。