林成之のレビュー一覧
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担当しているお客様に、子どもが産まれたんです、って報告したら、「一度読んでみるといいよ」と薦められて。
なるほどなるほど、と。
「勝負脳」というテーマで、「いかに勝つ準備をしておくか」ってことでいいのかと。
著者が脳外科医の方で、脳に関する専門的な用語もあってスッと入って来ない箇所も。それでも言いたいことは筋が通っていて分かりやすく、それに対するアプローチは納得性があったかと。
これを自分の中に記憶して、理解して、表現して、発想する。それはなんにでも適応可能。お客様が薦めてくれたのはおそらく子供を育てる上での話か。うん、ちょっと時間を空けてもう一度インプットしたい。
そう思える著書でした。
それと個人的には、締め括り方が好きでした。 -
Posted by ブクログ
主にスポーツでの勝負のいかに勝つための準備をするかという内容。ビジネスや学習にも応用できるだろう。医学の専門知識がよく出てくるがそこは理解できなくても、主張は明快。
私は今は大学院生で勉強の方に進んでいるがもともとスポーツが得意であり、著者の主張と合うことが多い。例えば昔から運動能力と学習能力は相関関係にあると思っていたことが著者によって示され、やはりそうだったかと納得。
理論に終始せず具体的にどうすれば良いかという部分まで踏み込んで記述されている。また久しぶりに理系の方の文章を読んだが、やはりこちらの記述の方が私には合う。文系のいわゆる読書家やインテリと自称/他称される人は、自分の知識の凄さをひけらかすために書いてるんじゃないかと思うことがあるが、著者の記述シンプルでわかりやすい。頭の良さが滲み出てくる。
また医学という分野から派生させて勝負について書かれている点で応用力があり読んでいても面白い。 -
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北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれ、「勝つための脳」の講義を行った、医師の本。3歳、7歳、10歳の区切りで、対応を変える必要性があるとのことです。気になったのは、P62:失敗を認められないことは、脳を機能させるうえで大きな問題を引き起こす。自分に足りないものは何かを認識し、克服できることは何かを整理しなければならず、失敗やできないことを素直に認めることが必要。育脳において、子供ができることをしっかり褒める一方、できていないことに目を向けさせ、それを克服できるよう導くことが求められる、ことに、必要性を感じました。また、P65:独創的な思考を生む脳を育てるために、赤いものが二つあったら、赤いね、で、済ませずに、どっちの赤が好き?とか、どっちのリンゴを食べたい?と、微妙な差異に注意を向けさせること、P117:授業後の5分を復習に充てるような復習が必要なこと、P120:友達を大好きになる友愛の心と寂しさから自分を守りたい本能とのギャップをさばけるように、子供の気持ちを整理させる、P157:10歳以降の子に父ができることは「背中を見せて一緒に夢を語ること」大人から見て、今、足りないことを客観的に示し、脳に対して目標を明確にさせる、自主性を重んじる、P162:予習より復習が大事で、完璧に分かった、覚えた、までやり抜くこと、P162:自分でやろうと決め、自分で達成させること、P172:貢献心を育む教育こそが目指すべきもの。
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ネタバレ小平智が2015年の日本オープンに優勝したときに話題になった、勝負に強い脳の作り方指南本。
記憶(知識を脳に取り込む)力、理解(知識を脳内で再構成する)力、表現(理解したことを発信する)力、発想(先人の知見を越えた独創的な新たな知見や解決策を作る)力の四つの力が組み合わさり、本当の「頭の良さ」ができる。受験勉強で得られるのはこのうち記憶力と理解力の一部のみ。でもこれらがないと表現力、発想力の強化に繋がらない。
日ごろから危険を避ける行動を心掛ける。ピンチに緊張しない集中力を養う。日々素早い決断と実行をする訓練をする。正しい目線と姿勢を意識し、疲れにくく次の行動に対処しやすくする。ゴルフや他のスポーツ競技に役立つTips満載。 -
Posted by ブクログ
精神論や結果論からかくあるべしとのたまう凡百のビジネス書とは違い、脳医学者としての見地から、勝負に勝つための心のあり方を説く。
多少専門的な知識まで踏み込んでいますが、素人にもわかりやすく脳の仕組みを説明し、心と脳を理論的に結びつけてくれたので、理系の僕としては筆者の説く訓戒をするりと飲みこむことができました。
たとえば、技能を向上させるために心がけることは、
前向き思考
楽しむ気持ちを持つ
集中力を高める
など、当たり前のようなことを書いています。しかし、これが筆者の言うモジュレータ神経群を効果的に働かせる方法であり、理論的な裏付けによって納得し、もっと脳を意識しようという気持ちになりました。
「心」を鍛える、あたりは脳と関係なかった気もするけど・・・
スポーツマンのみならず、ただ「なんとなく」わかった気になるビジネス書に飽きてしまったビジネスマンにもにオススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ人間の脳は「自己保存」「統一・一貫性」が原則※
①自己保存とは「生きていくために自分を守る」
②統一・一貫性とは「正誤を判断」「類似するものを区別」「バランスをとる」「話の道筋を通す」という事。
※2020.02.24再読追記
反対意見を言う人は、②により拒否し、
①により相手の意見を論破しようとする。※
▼第一章(「興味がない」と物事を避けることが多いのはNG)
「自分さえよければいい」という考えを捨てて、
多くの情報を共有すれば相手も自分も広く知ることができる
何事にも”きっとおもしろいに違いない”と思って取り組む
▼第二章(「嫌だ」「疲れた」とグチを言うのはNG)
まずは、素直に「すごいな」と感動すること
感動は判断力・理解力を高め、脳をLvUpさせる※
A10神経群は表情筋と密接な関係があり笑顔で健康になる※
▼第三章(言われたことをコツコツやるのはNG)
損得抜きで「あの人の喜ぶ顔が見たい」と思える人は力をより発揮できる
「そろそろゴールだ」と言葉をかけると、脳の血流が落ち成績はダウンする
→「ここからが勝負だ」と思え
「契約を沢山とる」→「契約を20件とる」みたいに明確な目標を定める
「主体性を持ち、言われたことには付加価値をつける」
「本番前に休息を挟むのではなく、目標の達成に向けて最後まで一気に駆け上がる」
▼第四章(常に効率を考えているのはNG)
行き詰まったときは整理してから離れ、4日後に考え直す
多くの無駄を「必要な無駄」であったと思えるように
大事なことは早いタイミングでまとめて、くり返し考え直すこと
”新しい発想をきちんとまとめ、ときには自分を疑い、立場を捨てて人の意見を取り入れ、間をおいて考え直すことができて、初めて独創的な思考が可能になるのです”
▼第五章(やりたくないのに、我慢して勉強するのはNG)
「悔しい」と感じることが、脳の力を引き出す強力なファクター
海馬回は、複数の情報が入ることで興奮し、機能が高まる
→名前だけでなく特徴を述べて情報を伝えると覚えてもらえる
30代のアレアレを防ぐには、A10神経群で感情のレッテル(自分にとって嬉しい)を貼って、前頭前野で理解し、自己報酬神経群を介して海馬回において思考し記憶させるのが一番。※
”「成功体験に縛られていないか」
「失敗の経験によって、チャレンジする勇気を損なっていないか」
--物事を考えるとき、行動に移すときは、この2点をチェック”
▼第六章(スポーツや絵などに興味がないのはNG)
姿勢が悪いと空間認知能力が低下する※
字を雑に書くと空間認知能力が低下する※
スポーツは距離、空間の間合いを測るのに最適※
絵画は対象物との距離計測、縮小率、形・角度を正確にとらえるのに最適※
おしゃべりは空間認知能力を活発にする。※
▼第七章(めったに人をほめないのはNG)
”コミュ力アップには「うれしそうに人をほめること」が有効”
”「同期発火する脳」をつくるには「人間性を磨くこと」が大事。”
▼悪い7つの習慣の目次まとめ
「興味がない」と物事を避けることが多い
「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
言われたことをコツコツやる
常に効率を考えている
やりたくないのに、我慢して勉強する
スポーツや絵などの趣味がない
めったに人をほめない -
Posted by ブクログ
脳の成長と脳の働きの仕組みを理解して子供に向き合いましょう(教育しましょう)というお話。
脳の成長は、脳細胞の数は3歳までにピークに達し、3歳から7歳までの間に少し減る間引き現象があり、その後は落ち着いてシナプスを発達させる課程に入るというというもので、特に間引きをうまくやらないと、シナプスのおかしな畑が育ってしまう。
また、脳の働きについては、とくに、A10神経群、自己報酬神経群といったあたりが重要で、「自己保存、統一・一貫性、自我」といった本能を過剰反応させないだとか、自主性をどう育てるかといったあたりにつながってくる。
。。。なので、こうなる。
・3歳までは本能を徹底的に磨く
・3〜7歳は脳の土台をしっかりつくる
・7歳以降は自主的に勉強させる
(2011/5/29) -
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いつまでたっても「子供扱い」を続け、「ああしなさい、こうしなさい」と指示していると、子供はどんどんやる気をなくし、脳の機能を落としていきます。
脳を鍛える10の方法
①物事に興味を持ち、好きになる力をつける
脳の機能を十分に活かすには、さまざまな物事に興味を持って前向きに取り組む姿勢、何でもやってみたいと思う積極性、情報に接したときに「楽しそうだな、好きになれそうだな」とポジティブにとらえる明るい性格を育むことが必要です。
もう一つたいせつなのは、学校の先生など指導者を好きになること。子供が先生に叱られて帰ってきて先生の悪口を言い出した場合、「そうね」と同調してはいけないのです。「でも、先生にはこんなよいところがあるよね」などと言い聞かせ、子供が先生のことを好きでいられるようにしてあげましょう。
②人の話を感動して聞く
③損得を抜きにして全力投球する素直な性格を育む
④「無理」「大変」「できない」など否定的なことを言わない
親は子供に否定的な言葉を聞かせないようにすべきなのです。また、子供を常に励ましたり、頑張ったことやできたことをほめたりして、否定的な思考に陥らないよう見守りましょう。
⑤目標に向かって一気に駆け上がる
⑥「だいたいわかった」などと物事を中途半端にしない
⑦重要なことは復習し、繰り返し考える
育脳において効率を重視することは間違いです。子供には、「完璧を目指して復習する」「大事なことは繰り返し何度も考える」という習慣を身につけさせてください。
⑧自分のミスや失敗を認める
⑨人を尊敬する力をつける
親自身ができるだけ他人の優れているところに目を留めるよう心がけ、子供と一緒に「すばらしいね」「すごいね」などと語り合うようにしたいものです。
0~3歳
幼い子供の脳は「競争したがる」「真似をしたがる、やりたがる」「お母さんや兄弟など身近な人と仲間になりたがる」という特徴を示す。例えば、子供に「おもちゃを片付けなさい」と行ってもなかなかやらない場合、「どっち早くかたづけられるか競争しよう」と言うと張り切って片付け始めるものです。
0~3歳は耳を鍛える。具体的には「音階をきちんと聞き分ける」というトレーニングが有効です。
0~3歳の脳を鍛える10のポイント
①明るい表情を見せ、愛情を十分に注ぐ
②失敗を認め、よくほめる
赤ちゃんが何かできるようになったら「すごいね」と声をかけ、失敗しても「頑張ったね」と言ってあげてください。また、お母さんがうれしそうにほめると、人が喜ぶことをうれしいと感じる気持ちが育ち、自分以外の人のために頑張る素地ができていきます。一方、幼いころにしょっちゅう叱られて育つと、子供の脳は自己保存の本能が過剰反応しやすくなります。「失敗すると怒られるから、失敗しないようにしよう」と新しいことに挑戦する気持ちを失ったり、「失敗したことを隠そう」と過ちを認めない子供になったりと、よいことは一つもありません。
③真剣に競争する。
④自分の足で歩かせる
⑤やっていることを止めない
⑥すぐに手助けしない
⑦興味を持ったことを応援する。
⑧子供の目線で一緒に遊ぶ
⑨話に共感しながら最後まで聞く
話を聞く際は「そうなんだね」「すごいね」「うれしいね」などと言葉を添えて気持ちを通わせ合いましょう。
⑩いつも楽しんでコミュニケーションする
例えばお店の中で子供が走り回ったら、「広いから走りたいよね。でも、他の人がびっくりしたり嫌な気持ちになったりするよ。だから走るのはやめようね」というように、子供の気持ちに同意して共感を示し、「仲間」になったうえで、ダメな理由を言い聞かせる。
テレビはダラダラ見せっぱなしにするのではなく、子供が興味を持つ番組を、メリハリをつけて見せるようにしましょう。
子供に教えることは、お母さんも興味を持って好きになり、一緒に楽しむことが大切。習い事も子供が興味を持つものをやらせるのが第一ですが、脳の本能を鍛えるには、水泳がお勧めです。空間認知脳を鍛えるという観点では、絵を描かせるのがよいでしょう。
3~7歳
悪い習慣①物事に興味をもてない、感動しない
もし子供が「面白くない」「つまらない」といった言葉を発したら、「本当は面白いんだよ」ということを教え、興味・関心を持たせるよう力を尽くさなければなりません。
悪い習慣②無理、できない、大変など否定的な言葉を使う
悪い習慣③よく「後でやるよ」と言う。
「後でやるよ」と言う場合、「いまのうちに片付けしておくと、ご飯を食べた後でゆっくりゲームで遊べるけど、どっちを先にやるのがいいと思う?」などとたずねて、子供の口から「いま、片付ける」と言うように促すのがよい。
悪い習慣④集中できず、途中で違うことを考える。
例えば、テレビをつけっぱなしにして横目で見ながら本を読むなど、集中できない習慣を身につける環境をつくっていないでしょうか?
悪い習慣⑤だいたいできたところでやめる
子供が「だいたいできた」「だいたいわかった」という言葉を口にしたら「まだ終わっていないことは何?」「まだわかっていないのはどこ?」と聞いてみるなどして、何事も完璧にするまでやめない習慣を身につけさせましょう。
悪い習慣⑥人の話を聞き流す。
悪い習慣⑦人をバカにする、尊敬できない。
「あの人はすごいね」「真似できないね」などと、人のすばらしさを認めて子供に語りかけ、「尊敬する力」を養いましょう。
悪い習慣⑧学んだことを確認しない。
悪い習慣⑨自分が失敗したことを素直に言えない。
悪い習慣⑩損得を考えて手を抜く。
3~7歳で始めたいトレーニングとは
日々の習慣として大切なのは、正しい姿勢や歩き方を身につけることです。子供が楽しみながらできるトレーニングとしてお勧めなのが、なわとびです。
子供が興味を持ち、やる気を出した習い事は、好きなだけやらせてかまいません。喜んでやっているのであれば、できるかぎりよい指導を受けられるよう環境を整え、いわゆる英才教育をしてもよいと思います。