下田昌克のレビュー一覧

  • かきバターを神田で

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    平松さんが書く食べ物のエピソード、食材の数々は本当に尊くて輝きを放っているように感じる。食への向き合い方が素晴らしくて背筋が伸びる思いになる。風邪の時に食べる豆腐の喉ごし、クローゼットと冷蔵庫は似ている話。どれも一食への向き合い方が変わる話ばかり。

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    2025年01月29日
  • かきバターを神田で

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    初めて平松さんのエッセイ読んだけど、お蕎麦のようにスイスイといっちゃう。軽く読みたい時に(飯テロ注意)

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    2024年07月22日
  • いわしバターを自分で

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    ★大好きな渋谷のVIRONとBunkamuraが出てきた!嬉しい

    ★にんにくのピュレ美味しそう〜〜〜バゲットにステーキにつけて食べたいいい

    ★この前深大寺行った時「TOM」行けばよかったなあ。ジジロアたべたい。

    平松さんの描写力ほんとうにすごい、牡蠣嫌いだけど牡蠣ごはんおいしそう

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    2022年11月08日
  • かきバターを神田で

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    週刊文春連載の食エッセイ。これだけ食欲があっても品のある文章。

    一つ一つの話が絶妙な短さ。だからこそあえて少しずつゆっくりと読みたいエッセイ。このシリーズは最近の食エッセイとしては東海林さだおと双璧だろう。

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    2021年03月16日
  • かきバターを神田で

    購入済み

    是非、平松さんを食レポに

    平松さんの作品を読んでいるといつも自分も一緒に味わっているような気分になります。高級な料理から超庶民的な食べ物までとても的確な臨場感豊かな筆致でいつも一緒に食べているような気分になります。是非一度平松さんのテレビでの食レポを見てみたいです。並みいる芸能人の食レポでは足元にも及ばないような、あまりにも的確、しかし辛口なレポートでになるでしょうね。

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    2020年12月30日
  • かきバターを神田で

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    横串の女、おじゃまします、深酒の巨匠、道民魂、画伯の好物、セコスタンスでいこう、冬の煮卵、カリーヴルストをベルリンで、春うらら屋形船、水なすの季節、トマトをちぎる、なすそうめん、茂吉の鰻、とんかつの夏、アナ…

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    2020年11月11日
  • すき焼きを浅草で

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    平松洋子『すき焼きを浅草で』文春文庫。

    週刊文春連載の人気エッセイの文庫化。相変わらずの名調子で、食はもとより日本や海外の文化や蘊蓄までが語られる。

    第三次流行のタピオカ、イノシシ、サバランに小岩井レーズン&バター、中華そばにセリそば、すき焼き、紅しょうが天と紹介される食べ物はどれも美味そう。揖保の糸が帯の色でランク分けされていたとは、銀座久兵衛が格落ち訴訟を起こしていたとは全く知らなんだ。

    初っぱなの『ゆで卵奇譚』。スイスのホテルでエッグスタンドにのったゆで卵と格闘する話なのだが、映画『エンゼル・ハート』でロバート・デ・ニーロがゆで卵を剥いて食べる描写が紹介される。あのシーンは

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    2020年05月08日
  • そして

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    谷川俊太郎の自選詩集。

    福島県いわき市に、アリオスというホールがあります。
    年に何度か、演奏を聴きにそのホールを訪れます。

    駐車場から玄関に向かう途中
    「アリオスに寄せて」
    という詩があります。

    自分は、その詩を読むのが、とても大好きです。
    演奏を聴く楽しみを
    汲み取ってくれているようで

    この詩の中では
    「未来へ」
    「いまここにいないあなたへ」
    の2つの詩が心に残りました。

    「言葉」から湧き出る思い
    「チカラ」を感じます。

    実は、装丁にも仕掛けが。

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    2020年01月09日
  • かきバターを神田で

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    平松洋子『かきバターを神田で』文春文庫。

    週刊文春に掲載中のエッセイを文庫化。今回は食べ物だけでなく、食の周辺に関するエッセイも多数収録されている。

    我々が毎日三度三度対峙する食。その食を毎食大事にするというのはなかなか難しいのだが、平松洋子さんはそれを実践されているようだ。相変わらず軽妙な文章は衰えず、決して食を蔑ろにしない敬虔な気持ちが伝わる秀作エッセイばかりが並ぶ。

    タイトルの『かきバターを神田で』に始まり、『ジェノバでパスタ』『カリーヴルストをベルリンで』『肉そばを山形で』といずれもシリーズのタイトルになりそうなエッセイタイトルを惜しげもなく披露している。個人的には谷口ジローとコ

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    2019年11月09日
  • 肉まんを新大阪で

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    平松さんのエッセイ、大好きです。
    今回も美味しそうなものがたくさん!
    食の奥深さを感じさせてくれながらも、そんなに背伸びしなくても楽しめそうな雰囲気が嬉しい。

    平松さん、散歩の達人(雑誌)が好きなんだ。
    子供が大きくなってきたら、行きたい街を一緒に探して散歩に行きたい。計画を立てるのも楽しそう。美味しいものにも出会いたい。

    シーチキン卵丼
    京都のいり番茶
    干したナスの炒め物
    (ピーラーで剥いた皮はきんぴらに)
    山形県河北町谷地の冷たい肉そば
    北海道帯広ぱんちょうの豚丼
    盛岡福田パンのコッペパン
    中津川の栗おこげ
    四谷三丁目たん焼忍の牛タン
    新橋ベジタリアンのフルーツジュース
    きゅうりの炒め

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    2019年02月19日
  • 肉まんを新大阪で

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    平松さんのエッセイは(たぶん)すべて読んでます。
    食べたくなり、飲みに行きたくなり
    家での調理は簡単でもいいんだと気楽になるという最高な本。
    読み終わったら実家の母に送るところまでがセット。

    タイトルですでに551の香りを思い浮かべ
    ああ食べたいと思う関西出身者。
    (里帰りで使う伊丹空港にも店が出来ててありがたい。並ぶので最近は早めに空港に向かうことにした、という別のお話)

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    2019年02月09日
  • そして

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    ジュニアポエム双書が新シリーズのジュニアポエムシリーズになったんですね。
    小学校中学年以上とかいてありますが、大人でももちろん、楽しんで読める詩だと思います。
    「すきとおる」
    「天使、まだ手探りしている」
    「未来へ」
    「ダイアモンドは雨のしずく」
    「空」
    「いまここにいないあなたへ」
    が好きでした。
    他の文庫などに収録されていない詩がほとんどだったように思います。

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    2019年02月09日
  • 肉まんを新大阪で

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    心のこもった言葉で綴られた文章は、単に情報や知識を得る以上の何かを伝える力がある、と感じた一冊だった。

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    2018年09月15日
  • いわしバターを自分で

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    平松洋子作品で初めて読んだ本。
    一つ一つが短く、電車の中で読むのに向いてる。ご飯の描写が多い。とても読みやすいが、一気読みするべきではないと思う。一気に読むと途中で飽きる。毎日少しずつ読むのが良い。

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    2025年04月28日
  • いわしバターを自分で

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    あ、コロナ禍ってたしかに必死だったよな
    暮らしも食も、制限されてしまい、苦しかった
    エッセイストの方々はとくに生きるを文章化して、暮らしの糧にしているだろうから辛かっただろう
    そんななかでも、あえて普段ならやらなかった長時間かかる料理をしてみていたり、こだわって取り寄せしてみたり、人生を楽しむってこういうことなんだと感服した

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    2025年02月08日
  • いわしバターを自分で

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    もうすっかり忘れかけていたコロナ禍独特の空気感とか息苦しさを思い出してクッと胸の奥が痛んだ。それと同時にそんな中で楽しみをと思い、おうち居酒屋をやったりパンケーキを作ったりした細やかな日々を思い出した。

    今度、いわしバターを自分でやってみようかな。

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    2024年12月03日
  • かきバターを神田で

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    食への貪欲さが、これまで私が知っているレベルとは桁違いでした。こんなに食の世界は奥深く幅広いんだなーと知らされた感じです。文章が簡潔で小気味良く、読んでいて楽しかったです。

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    2024年07月20日
  • すき焼きを浅草で

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    サバランへの偏愛。題名より予想していた浅草今半。変わらず平松さんの生活が垣間見えて、くすくす笑えて、ときにしっとりできる。特に初めて出会ったのがあぶたま。どれも食べてみたい。

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    2023年10月28日
  • いわしバターを自分で

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    コロナ渦前後のエッセイ。オイルサーディンを豪快にコッペパンに挟むあの人が忘れられない...。暑い日の台所事情や、日本各地の美味しそうなものなど、家にも外にもわくわくするエッセイが詰まっている。

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    2023年10月01日
  • 肉まんを新大阪で

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    最近、平松さんのエッセイにはまっている。

    週刊誌の連載だとのことで、一つ一つは短い。
    そのため、取り上げる食材、料理、食文化の幅が広く、読み進めてもちっとも退屈しない。

    京都の炒り番茶。
    ほうじ茶とは違う。
    独特の「煙臭い」お茶だとのこと。
    山形の冷たい肉そば。
    鶏肉が入った日本そばで、見た目は非常に地味。
    でも美味。
    名古屋めし、帯広の豚丼、中津川の栗おこげ、根室のさんま…各地のおいしいもの、気になる食材の話は、とにかく読んで楽しい。

    まねして作ってみたいレシピもある。
    肉団子。
    合鴨と鶏肉の合挽は手に入らないけれど、トライしてみたい。
    それから、トマト寒天。
    もっとも、これは「あさイ

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    2023年04月16日