【感想・ネタバレ】そしてのレビュー

あらすじ

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[本書まえがきより 抜粋]
詩が読みたくなるとき、詩が書きたくなるとき、私たちは日々の生活で感じている苦しいこと、悲しいことを心の中にためこんでおかないで、言葉で解放しよう、言葉で美しいもの、楽しいものに変換しようとしているのではないでしょうか。
1980年にジュニアポエム双書の一冊として、選詩集『地球へのピクニック』が刊行されてから、ずいぶん時が経ちました。その後出版された私の詩集から、一冊に一篇ずつ選んでこの『そして』ができました。
詩集は小説などとは違って、始めからページを追って読むよりも、一篇一篇を気が向くままに読むほうが楽しいと思います。
初めて読んでひと目ぼれする詩もあるし、何度も読み返しているうちに、じわじわ心にしみてくる詩もあるでしょう。地球上の生物が多様なように、詩も多様です。たとえひとつでも好きな詩に出会えたら、それはもしかするとあなたの運命を変えることにつながるかもしれません。

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Posted by ブクログ

谷川俊太郎の自選詩集。

福島県いわき市に、アリオスというホールがあります。
年に何度か、演奏を聴きにそのホールを訪れます。

駐車場から玄関に向かう途中
「アリオスに寄せて」
という詩があります。

自分は、その詩を読むのが、とても大好きです。
演奏を聴く楽しみを
汲み取ってくれているようで

の詩の中では
「未来へ」
「いまここにいないあなたへ」
の2つの詩が心に残りました。

「言葉」から湧き出る思い
「チカラ」を感じます。

実は、装丁にも仕掛けが。

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2020年01月09日

Posted by ブクログ

ジュニアポエム双書が新シリーズのジュニアポエムシリーズになったんですね。
小学校中学年以上とかいてありますが、大人でももちろん、楽しんで読める詩だと思います。
「すきとおる」
「天使、まだ手探りしている」
「未来へ」
「ダイアモンドは雨のしずく」
「空」
「いまここにいないあなたへ」
が好きでした。
他の文庫などに収録されていない詩がほとんどだったように思います。

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2019年02月09日

Posted by ブクログ

【収録作品】そっとうた/すきとおる/きもちのふかみに -a song-/はくしゃくふじん/よげん/天使、まだ手探りしている Engel, tastend 1939――2/なつのゆきだるま/黄金の魚 Der Goldfish 1925/がっこう/ミライノコドモ/そして/未来へ/泣いているきみ 少年9/ゆれる/捨てたい/自販機/ダイアモンドは雨のしずく/機械ヨ/成人の日に/そのかみのかぜ/夜のラジオ/このカヴァティーナを/旅 6 Oabu/地球の客/その日 August 6/空/五月のうた/放課後/いまここにいないあなたへ 
*どうにもうさんくささが拭えず、苦手な詩人。

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2016年06月30日

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