下田昌克のレビュー一覧

  • 肉まんを新大阪で

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    読後は否応なしに食へのモチベーションが最高潮に達するので、今日は料理したくないなぁ、サボりたいなぁってときに読みたくなります。

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    2018年07月17日
  • 肉まんを新大阪で

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    シリーズ5作目。
    新作が出ると必ず読みたくなる。
    決して飽きないのは、食べ物に対するアプローチが360度だからだと思う。

    意外に庶民的なものが好物だったりする一方で、この食品はここのものが最高、というこだわりがあったり…
    懐かしい子ども時代の思い出が浮かび上がったり、馴染みの店の閉店に時代の流れを感じて切なかったり。
    他の人の、食べ物に対する姿勢に興味津々、あるいは、料理に欠かせない道具への愛。
    文豪の意外な好物を発見したり、後輩に対する気遣いに感動したり。
    …と上げていけばキリが無い。

    人間にとって、食べるということは生きること。
    でも、だいたいは無意識、本能のおもむくまま。
    ここまで「

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    2018年07月11日
  • 肉まんを新大阪で

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    平松洋子『肉まんを新大阪で』文春文庫。

    谷口ジローと組んだ『サンドウィッチは銀座で』から始まった平松洋子の食のエッセイ・シリーズ。相変わらず食を楽しむ情熱と、その情熱が読み手に伝わる文章力には敬服する。

    庶民の味方ちくわから始まり、コッペパンにうに丼、炒飯に肉そば、肉まんと日本全国の美味いものと意外性のある美味が紹介される。

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    2018年05月13日
  • いわしバターを自分で

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    普段あまり馴染みのない食材も上手にお料理されており食べてみたいという気持ちになった。お友達から色々食材が送られてきて楽しそう!

    コロナ禍の街の様子など、ああそんなこともあったなと懐かしく思えた。

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    2025年06月09日
  • いわしバターを自分で

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    食べ物に関する短いエッセイがたくさん。
    この趣を理解するにはもっと知識も経験も積まなければ……!と悔しいような気持ちになるものもあった。

    食に対する造詣の深さや探究心には恐れ入るし、わたしももう少し美味しいものを食べることに労力や時間をかけようと思った。

    料理の際の表現も面白い。
    「にんにくを懐柔する」「にんにくってこんなに性格がよかったのね」

    表題の「いわしバターを自分で」はコロナ禍初期の日々を日付順に綴った日記形式になっていたものの一部。
    いわしバターの作り方の所に思わず付箋を貼った。美味しそうすぎます。絶対いつか作る。
    飲食店が次々に閉まっていって、お気に入りの店を思ってもどかし

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    2025年02月04日
  • いわしバターを自分で

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    食に関するエッセイストによる、エッセイ集。週刊文春で19年12月から21年9月にかけて連載されていた。途中から新型コロナ禍真っ只中となり、当時の飲食店関係者の苦闘が描かれつつも、何とか前向きに明るく食についての想いが綴られる。

    豪華な食材よりも、身近なものや自分でも簡単に作れるものが中心。コロナ禍も含め、生活と人に根ざしたエッセイで、非常に読みやすい。

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    2025年01月11日
  • すき焼きを浅草で

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    ネタバレ

    今回はなんだかいつもと違った気がしました。個人的な感覚だと思うけど。
    油揚げをカレーに入れるのと、お麩ってお吸い物とうちの地方ではだぶのときしかほぼ接してきてないので「お麩料理_φ(・_・」と思いました。気になります。
    読みたいと思っていた「富士日記」をますます読みたくなりました。写真でしか見たことない田舎寿司のお話もあって、これまたますます食べてみたい。
    …あれだ。今回ちょっとハマれてないのは、ネズミ系を食してらっしゃるからだ。さすがに何処のでも危ないと思います。。
    でも次作も読みます。なんだかんだ、新しい料理や料理法どの出会いが楽しみ。

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    2023年05月13日
  • かきバターを神田で

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    ネタバレ

    無性に、トマトをちぎって食べてみたくなりました。これやろう。
    今回は食べ物が中心ではない回が多かった印象です。あの店のあのメニュー、ではなくお店や店主について書かれた回も興味深いです。「名曲喫茶クラシック」のお話素敵でした。
    お腹の調子が…と思っているので、せっせと蒟蒻ときのこを食べています。元気になったらお肉を!!

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    2023年04月07日
  • 肉まんを新大阪で

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    ネタバレ

    巻を重ねても毎度毎度美味しそうでした。
    だいたい、こちらとは離れた地域にあるお店や食材なので、ずっと目新しいものもあるのがすごい。
    缶入りのお菓子は何歳になっても心ときめくお菓子です。缶が素敵なだけでは買うことはないけど、お菓子が美味しそうな上に缶もかわいいとなると途端に誘惑に弱くなります。仕事がんばったから…とかの一区切りが危険。
    馴染みのお店が、店主さんたちの高齢で閉店になってる描写に切ない気持ちになります。行けるときに行っとかないと…と改めて思いました。

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    2023年03月18日
  • かきバターを神田で

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    おいしそ〜と思ってたらスルスル読めた
    食通的な部分と庶民的な部分が両方あって飽きなく読めるところがよき

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    2023年01月22日
  • いわしバターを自分で

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    第一部は、身辺雑記風。
    第二部は新型コロナの日々。平松さんも取材で飛び廻る訳も行かない。馴染みやご近所のお店の苦労が語られる。コロナが落ち着いたら、こんなことあったねと読めるんだろうか。
    平松さんも配信ライブ鑑賞するんだ、と読むと、「生きていると言ってみろ」の曲が出てきた。僕は泉谷しげるプロデュースの「昭和の歌よ、ありがとう」CD、DVDで中村中の歌で聴いたけど。そうか、友川かずきの歌だったんだ。
    「ダンチュウ」記念号で平松さんとクッキングパパが掲載されている号は、持っているけど、その後のコラボ漫画は見落としているなあ。

    とりあえず、ピーマンの塩炒めは作ってみた。もっとまねしなきゃね。

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    2022年05月14日
  • いわしバターを自分で

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    星をつけるなら3.5。
    3でもなく、4でもなく。

    読んでいると、だんだんとお腹がすいてくる。
    面白い話と、まあまあな話が繰り返し押し寄せてくる。
    時々、ハッとすることばも散りばめられている。

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    2022年05月05日
  • いわしバターを自分で

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    「肉まんを新大阪で」あたりでもういいかな…と思って続刊を買ってなかったのだけど、「コロナ禍の食い意地に効く!」の帯に興味を引かれました。
    コロナ禍の…にあたる部分は全体の三分の一くらい。突然の非日常の中でも、著者の視線はやはり鋭く面白い。
    しかし、早く日常が戻ってきて欲しいと思っているうちに、コロナが日常になってしまった。

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    2022年05月05日
  • かきバターを神田で

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    食べ物エッセイで、読みながらこんなにお腹が空いたのは初めて!
    食べ物の描写が上手いなー
    食べ物を愛したはるんやろな

    楽しく気楽に読めました

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    2022年04月24日
  • いわしバターを自分で

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    連載が文庫にまとまるたびに読んできた
    このシリーズにもコロナの影響が。
    ちょっと食事に…も行けない中
    ご自宅で過ごす日々と料理のことを日記風に。
    でも、そこは平松さん流。
    読んでいると食欲をそそります。

    出歩けた前後には、いつものエッセイ。
    美しい切り口を見てみたくなった「初めての巻柿」
    ぴりりと爽快な「緑のツブ」
    寒い時こそ「蒸し寿司を京都で」などなど。
    帰り道の読書に、とってもハラヘリの一冊です。

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    2022年04月10日
  • すき焼きを浅草で

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    シリーズも7冊目は、そば多め?
    特に食欲をそそらされたのが
    「せりそば」の章です( ^∀^)
    うーん、銀座かぁ。
    いつかまた行けたら食べたいな。

    ケーキ屋ごとに味の違う、大人の「サバラン偏愛」や
    「夏の即戦力」そうめんを
    手を変え品を変え食べる方法。
    プリンの海で泳いでみたいという
    少女の夢を紹介してくれる
    「デザートは日の丸弁当」など
    やっぱり目から口福な一冊なのでした!

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    2022年04月10日
  • かきバターを神田で

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    シリーズも6冊目か〜。
    いつもほっこり、おいしいもの。

    ホームのベンチでおにぎりを
    食べ始めた若者に目がくぎづけの「駅ホームの秘儀」
    仕事で訪ねたドイツで屋台を探す
    「カリーヴルストをベルリンで」
    阪神百貨店で買えるというおこわの話
    「浪花のとん蝶」

    「こんにゃく問答」のこの文章↓がすてき。

     地味に見せかけているが、
     ふと現れて任務をきっちり果たして
     消えてゆく背中に、無頼を感じる。

    他にも読んでいるだけで食べたくなる
    「トマトをちぎる」や「いちじく熱」など
    ごちそうさまでした!

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    2022年04月10日
  • 肉まんを新大阪で

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    食べものの香りというのは
    本当にもう、キョーレツですよね。
    好きに振れるか嫌いに振れるかが、ちょっと微妙だけど。
    好きに振れたとき漂うその香りにすら幸せを感じる。
    そんなソウルフード(笑)
    551の蓬莱♪

    なんか今回の巻は、味園ユニバースやら
    奈良漬けやら湖北の名物やらと
    関西にも足を運んでくれてて嬉しいなぁ。

    他にも「炒飯の音」「コッペパンを盛岡で」や
    お母上とのやりとりが温かい「今年の栗ごはん」
    私も使ってたゴーフルの「夢の空き缶」のことなど
    いつも通りにどこを読んでも楽しい1冊でした。

    挿絵に関しては、下田昌克さんになりました。
    シンプルで力強い。

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    2022年04月10日
  • かきバターを神田で

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    読んでてお腹がすいてくる。
    とても簡単なのに美味しそうなレシピも時々のっていて、料理は技巧でなくセンスなんだなと感じられた。

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    2022年02月16日
  • 恐竜は今も生きている

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    手に取った感じより読みやすい。
    鳥は、恐竜の進化系だということを丁寧に解説。
    翼竜が鳥になったのかと思っていたら、骨格的には、ティラノサウルスの方が鳥寄りなんだと知って、へぇーーー。

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    2021年12月21日