伊東七つ生のレビュー一覧
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自ら帝国の捕虜となり死を待つばかりの泰誠を取り戻すため、都へ乗り込んだ佳宵。しかし待っていたのは帝国兵や醜悪な怪物たちによる逃れられない凌辱だった――
魯封氏の陣を逃れ、互いの想いを確認し合った佳宵と泰誠。しかし泰誠は佳宵を逃すため帝国の捕虜となってしまう。奪還のために志都とともに帝国へ潜入した佳宵だったが、牢の鍵と引き換えに敵兵への奉仕を余儀なくされる。しかし救出は叶わず、今度は見世物として帝や宦官の前で醜悪な怪物たちに犯されることに。自分が犠牲になることで泰誠の命が助かるのなら…それだけを心の拠り所に耐えがたい凌辱に耐える佳宵だが――。愛する者を守るために身を挺しあう草原の長・泰誠と、不 -
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鳥と人の間に生まれた異形の子供として、皇子から性奴へ身をやつした佳宵。
心も体も傷ついた少年を、北方民族の長・泰誠は救うことができるのか――。
広大な領土を誇り権力を恣にした翰帝国が衰退の兆しを見せ始めた頃――異形の少年が今夜も貴人の館で賓客に供されていた。少年の名は佳宵。かつては皇子だったが、鳥と不義をなした女の子供として地位を剥奪されて以来、銀髪に特殊な瞳孔、背に羽根が生えた人型の性奴という扱いを受けている。その佳宵が北方の異民族・匡祖氏へ下賜されることに。体のいい厄介払いに、父・帝をいまだ恋い慕う佳宵の心は深く傷つく。長の泰誠は精悍で心優しく、なにくれとなく佳宵を気遣うが、心を閉ざ -
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商店街のこだわり酒店店主×お店の二階に住むことになった元リーマン。
下町人情とおいしいお酒とおつまみまでついてきて、じんわりといい気分にさせてくれるストーリーでした。
八木沼が部屋を貸すのを渋っていたのは、女性限定だったのに来たのが男で、しかも酒屋に間借りするのに真性下戸なのが気に入らないからだと思い込んでいた敦哉。
敦哉は生真面目タイプだから、そう思ってしまっても仕方ありません。
マジメで勉強熱心だけど、心の機微に疎いかんじ。
なので、実は家主がゲイで、敦哉にひと目惚れしたのを悟られまいとして無愛想なんだとは、思いもつかなかったでしょうね~
八木沼は敦哉を気遣ってか、自分の気持ちを一切表 -
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コミックスは滅多に積むことがないのに、今まで読むのを後回しにしていたのは、その頃に読みたかったBLにもれなく入っているエロの部分を描かない作家さんなんだろう、と表題作を読んだ時点で判断してしまったからだろう。どの作品も「ここじゃないどこか」的な描かれ方をしており、その現実とは別次元にある様な雰囲気を楽しめるかどうかは個人の好みだろう。今読んで、美麗で繊細な絵につきものの、年齢差を描き分けられないと言う未熟さが皆無で、どの短編も「続きが読みたい」と思ってしまえるほどだった。特に表題作は始まったとも言えない様な所で終わってしまっているので勿体ない。どこかで続きが書かれないものか。瓶の中に世界を作る
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いやー…これはいい!好きだなー!
確かにBLだけど、プラトニックラブというか、キスもするかしないか程度。どのお話も受けだの攻めだのがあるわけじゃなくて、恋の一歩手前の名前のつけようのない男同士の関係、または恋を自覚しちゃって戸惑う男同士の関係。
なんかもー絶妙。つまんないなー物足りないなーって思いそうなのに思えない。ただラブラブしてるよりずっと満腹感がある。好みの問題だけどなあ。
あと絵が相変わらずとても美しくて…キャラの書き分けがここまではっきりしてるBL作家さんあんま見ない…みんなかっこいいんだけど…(あ、時々「腕短くね…」とは思った(笑))
二作目の年の差ふたりと、最後の画家とサラリーマ