レイチェル・カーソンのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
センスオブワンダーとは、驚きと不思議に開かれた感受性。
親子の教育、子供目線、自然を説く本書。
読んでいると、子への向き合い方が素晴らしいな、と。
同時に自分の子供時代や親は自分にどう接していたのかを回想する訳ですが。
皆さんは、子供の頃、今日1日終わる事が惜しいと感じたり、明日が待ち遠しいなんて思いはしませんでしたか?
大人も子供の時代があったのに、上手く汲み取って上げられず、後々反省、なんてありませんか?
きっと見方や接し方、感じ方に何かしら変化や気付きを与えてくれるでしょう。!^_^!
そして、宇宙に地球、そしてそこに存在する様々な生命について、そのサイクルについても考える事になります。
それは大袈裟なものではなく、全ては繋がっているのだと。 -
Posted by ブクログ
殺虫剤・農薬の自然への脅威をアメリカでの数多くの事例を引いて告発した一冊。殺虫剤は対象以外にも作用し生態系を乱す。直接間接的に人間にも影響を及ぼす一方、やがては耐性を持った害虫が生まれて効かなくなる。天敵や病原菌といった天然素材を使って対処すべきだといった内容。当時は衝撃的だったのだろうが、言ってしまえば一本調子で同じような内容が続くようにも言える構成。巻末の解説で、時代が下がってくると筆者の述べる希望は必ずしも完璧なものではなく、それも自然のバランスを壊すという点では同じ、農耕を営む人類の文明が当初から抱えていたジレンマが噴出しているのが現代だ。という言には全く同感。
-
Posted by ブクログ
殺虫剤の乱用による自然環境への影響が統計的データを元に書かれた本。一種類の害虫を駆除する目的で殺虫剤を散布した結果他の益虫、鳥、家畜動物、魚など多くの動物も数を減らしてしまう結果となってしまう。本作が描かれたのが1960年代で殺虫剤が本格的に使用されてから間もないが作者はすでに殺虫剤の濫用の危険性を訴えていて時代を先行しているなと。殺虫剤全てが悪かと言われると実際に蚊やダニを駆除することでマラリアやチフスに対し効果があったのは事実。両面から評価することが大事。作者は批判するだけでなく、細菌やウイススを使用したり、動物を利用したりと代替案も提案していて現代においてどれくらい反映されているか気になる。虫が殺虫剤に対しどんどん抵抗を持つ様になることを考えるとただ薬の効果を強くしていくだけではジリ貧になってしまうのでどこかでやり方を変えないといけないのは事実。