レイチェル・カーソンのレビュー一覧

  • 沈黙の春

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    沈黙の春 改版
    著:レイチェル・カーソン
    (1907-1964)
    新潮文庫
    訳:青樹 簗一
    出版社:新潮社

    良書 農薬、殺虫剤などの化学物質が、自然に重大な影響を与えるという警告の書です。

    対象となる害虫については、化学物質を用いるとより耐性をもつ個体があらわれて、目的を達成できずに失敗する
    一方、想定外であった、動物、家畜、人体になどに影響をでて、
     ①個体が死亡する
     ②個体は死亡しないが、次世代の子孫に影響がでる 子孫ができない、子孫が子供をのこせない
     ③染色体に異常がでて、予期しない病気になる
     ④特に、癌:白血病になり死に至る
     ⑤天敵が死亡することにより、思わぬ種が大発生し、

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    2025年06月13日
  • センス・オブ・ワンダー

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    昨年、森田真生さんの新訳で出版された名著に森田さんによるつづきが加えられた書籍。敬愛する西村ツチカさんの装画・挿絵も素晴らしく、自然に触れ感受性を育むことの重要性を再認識した。
    地球は生きている。

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    2025年05月23日
  • センス・オブ・ワンダー

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    驚くほど繊細な感性に、胸を打たれた。
    喧騒の社会に揉まれ、いつしか置き去りにしていたあの感覚。
    いつの日か孫を授かったなら、手を取り合い、静かな森を歩きながら、この豊かな地球を共に味わいたい。そんな情景を浮かべた。

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    2025年05月13日
  • センス・オブ・ワンダー

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    自分の近くにあるけれど、知らない世界や遠い世界がこんなにもあるんだ!という気持ちにさせてくれた本。
    知っていないと楽しめないと思いがちだけれど、本当は知っていることなどなくても感じることができることの方が大切だなぁと思った。
    青空と宇宙の例えが自分にとっては印象的だった。
    昼間は青空が宇宙を隠していて、でもすばらしく広大な宇宙が夜だけしか見られないからこそ、そのすばらしさにも気がつける(意訳だけど)というのが、全ての時に歓びがあると言ってくれているみたいで感動した。
    あと、読み終えてから人間は自然と対になるもの、という考えではなくて、自分たちも自然の一部で、その中で関係しあって生きているという

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    2025年04月02日
  • センス・オブ・ワンダー

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    もともと大切に思っていた話に、改めて出会い直せた!年を重ねた今だからこそ、感じられることも多いのかも。

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    2025年03月30日
  • 沈黙の春

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    沈黙の春、それは膨大な歴史によって紡がれ、均衡を保ってきた大自然の終わりを意味している。2025年現在、PFASという言葉を最近よく耳にする。これは農薬や工場排水、米軍基地で使われる消火剤によく含まれる化学物質で、沈黙の春に登場する化学物質と同様の性質を持つ。そしてそれは日本各地の地下水や水道水で基準値を大幅に上回る量で確認さている。言い換えれば、人体に既に被害が出ていると言うことである。岡山県吉備中央町での住民による民事裁判の事例もまだ新しい。沈黙の春はまだ私たちの近くにいる。

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    2025年01月25日
  • センス・オブ・ワンダー

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    様々な書籍での引用を見るたび、自分は好きだろうなと思いつつなぜか読んでいなかった「センス・オブ・ワンダー」。訳がとてもいいということもあるのだろうが(「そのつづき」を読んですぐわかった、これまたすごく好き!)、短い文章の中に詰め込まれた、宝石のような言葉たち。
    …なのに、実は私はすばらしい文章を読んだ後、大体何が良かったのか、どういう言葉が良かったのか覚えていない。代わりに、真っ暗で荒れる海とか、一面の星空とか、映像が自分の中に残る。だからそういうお話だったんだと思う。そしてそういう映像の方が、長く記憶、というか体験として自分の中に残り、役に立つとかそういうんじゃないのだけど、自分の糧になって

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    2025年01月01日
  • センス・オブ・ワンダー

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    センスオブワンダー。
    このまるで神託のような、日記のような、心の奥に届く懐かしさや発見を含んだ本の新訳。

    これに「そのつづき」が加わっているのだか、これもいい感じに力が抜けていてよい。訳者が3年かけて翻訳する間の子どもたちと庭の話を中心に、自然と人間のかかわり、生きるとはどういうことなのか、を寺田寅彦や河合隼雄を引用しながら解き明かしていく。結論ありきの論文調ではなく、物語のように、一緒に感じたり考えたり、寄り道しながら一緒に散歩しているようでこころが和んだ。結論にも大きく頷いて、生きることの力強さや煌めきに希望を見た。

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    2024年12月18日
  • センス・オブ・ワンダー

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    「知ること」も大事だけど実際に体験して「感じる」ことはもっと大事。いろんなものに触れて、良かったことも悪かったことも全部大切にしたい。

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    2024年12月13日
  • 沈黙の春

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    「除草したい草があるなら、下手に除草剤を撒くのではなく、それらを食べる虫をやるとよい。」

    『生命をコントロールしようと殺虫剤のような武器に訴えるのは、まだ自然をよく知らないためだと言いたい。自然の力をうまく利用すれば、暴力などふるうまでもない。必要なのは謙虚な心であり、科学者のうぬぼれの入る余地などは、ここにはないと言ってよい。』
    ブリーイエ博士

    『自然のなかにこそ、頼む味方はいるのだ』
    ビスケット博士

    『自然環境そのもののなかに、生物の個体数を制限する道があり手段がある場合が多いことを知らなければならない。そしてそれは人間が手を下すよりもはるかにむだなく行われている。』
    アルエット昆虫

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    2024年09月25日
  • 沈黙の春

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    当時の考えではセンセーショナルでも、今にも通じる部分はあると思う。環境自然に興味を示したからこそ、読むとより深く考えれる話だと思います

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    2024年04月22日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    自然を不思議に想う感性は子供の頃に育てて置くことが大事という指摘は得心しました。よい文章でした。多方面の有識者4名による本書に寄せられたコメントも興味深かったです。

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    2026年04月18日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    世界中のすべての子どもたちに、一生消えないほどたしかな「センス・オブ・ワンダー(驚きと不思議に開かれた感受性)」を授けてほしいと願った著者。小さなバイオリンを弾いている虫を探す、などの表現がすごく素敵だなと思った。遠くの景色を見に行くことよりも、まずは今自分の近くにある大地の美しさを感じたいと思った。

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    2026年04月13日
  • 沈黙の春

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    やはり『センス・オブ・ワンダー』だけではレイチェル・カーソンがよく分からなくいので、有名なこちらも読んだ。
    レイチェル・カーソンは『沈黙の春』執筆中に癌を発症しつつも完成し、そして最後の本として『センス・オブ・ワンダー』を書いた。

    「自然と共に暮らす町があった。だがある年、鳥たちは病気にかかり、植物は実らず枯れていった。やがて羊や牛は死んでいった。そして人間の子供たちが死ぬようになった。今では鳥の声も子供の声もしない沈黙の春だった。」
    『沈黙の春』といえばこの部分だけ聞いたことがあり、漠然と「自然破壊全般への警告」かと思っていたら、書き始めたのは殺虫剤のDDTの空中散布によりコマツグミが死ん

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    2026年04月04日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    初めてレイチェル・カーソンを読む。
    名前を知ったのは高校の授業の副教材的なもので『沈黙の春』をちょっと取り上げられたこと。

    レイチェル・カーソンは『沈黙の春』執筆中に癌を発症しつつも完成し、そして最後の本として『センス・オブ・ワンダー』を書いた。死後友人たちが原稿をまとめて、写真家たちの写真を入れて出版した。
    読んでの感想は、若干美しさが先立ったと感じたのだけれど、レイチェル・カーソンの遺言のようなものだと思えば世界がより輝いていたのかなあ。

    本書では、当時住んでいたメイン州の別荘に夏に遊びに来ていた姪の息子ロジャー(姪が亡くなったあとは養子として引き取る)とともに、海辺や森を散策した時の

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    2026年04月04日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    解説エッセイより

    〈きみに教えてくれたこと〉福岡伸一(生物学者)
    福岡伸一さんの『ルリボシカミキリの青』を一部改変した「ナチュラリスト宣言」の文章が大好きです。教科書にも載ってる。
    好きなものに出会った瞬間、センス・オブ・ワンダー
    “調べる。行ってみる。確かめる。また調べる。可能性を考える。実験してみる。失われてしまったものに思いを馳せる。耳をすませる。目を凝らす。風に吹かれる。そのひとつひとつが、君に世界の記述のしかたを教える。”
    理系を極め過ぎて“文転”してしまった先生ッッ


    〈私たちの脳はアナログな刺激を求めている〉大隅典子(神経科学者、東北大学教授)
    宮沢賢治『十力(じゅうりき)の

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    2026年02月17日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    恥ずかしながら、レイチェル・カーソンさんをこれまで存じ上げなかったのですが、他の書籍で紹介されていて手に取りました。

    初発の感想は、科学者なのにかなり詩的な表現で論旨が伝わりにくかったですが、訳者あとがきや4人の方の「私のセンス・オブ・ワンダー」を読んで、どのような意味や背景があったのか知りました。

    『沈黙の春』で化学物質による自然破壊に警告を鳴らし、賛同の声と凄まじい批判の声が上がったようでした。
    自らの信念に従って行動し多くの人に慧眼を開いたこと。余命も短い中、どんな思いで筆者が本書を書き、完成を見ないまま命を落とされたのかを想像すると偉大な思想と功績を遺されたんだと感じました。

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    2026年02月01日
  • センス・オブ・ワンダー

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    ネタバレ

    冬至を過ぎて。
    痛み差し込む空気の鋭さは、アウターいらずの春の陽気と交互に訪れ、つるべ落としだった夜の幕開けはゆるりと始まるようになる。
    仕事場横の川にはサギや川鵜、カモだけではなく、カモメが訪れ季節を告げている。
    何種もの鳥の鳴き声、川のせせらぎ、川沿いを走る風の音、耳を澄ませば多様な音楽が耳を楽しませてくれている。

    センス・オブ・ワンダー《驚きと不思議に開かれた感受性》。

    美しさの感覚、新しくて未知なものに出会ったときの興奮、共感や哀れみ、称賛や愛情ーこうしたさまざまな感情から、心を動かされたその対象をもっと知りたいと思うようになる。

    『知りたい』と思うように導くことの大切さ。

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    2026年02月08日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    「より良く生きるため 大切なのは好奇心」
    大学一回生の時に、先生がこんなタイトルの新聞のコラムをら持ってきたのを思い出した。

    大人の自分もセンスオブワンダーを大切にしたいし
    大切にできる環境でこどもは生きてほしい。

    人のセンスオブワンダーを否定しない自分でありたい。

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    2026年01月17日
  • センス・オブ・ワンダー(新潮文庫)

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    「もしも私が、、、善良な要請に話しかける時から持っているとしたら、世界中の子供に生涯消えることのない「センスオブワンダー(神秘性や不思議さに目を見張る感性)」を授けてほしいと頼むでしょう」

    「地球の美しさと神秘を感じ取れる人は科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれる事は決してないでしょう。」

    童話のように、詩のように、美しい自然の営みとそれを純真な目で見つめる子供が落ち着いたトーンで語られる。

    死の直前まで執筆していた本著。
    作者にもう少し時間があれば、この後にもっと素晴らしい文章があったと思うと惜しまれる。

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    2025年12月28日