レイチェル・カーソンのレビュー一覧

  • 沈黙の春
    農薬の害の有無は、農薬の使い方次第なのだと思う。
    人はより便利さを求めた結果、実際に害をもたらしたわけでもない生物を殺め、回り回って私達人間に災難が降りかかった。それを私たちは学べているだろうか?
    何よりもそれが本当に正しい行いなのか?常に考え、取り扱ってる製品が何かを知るという義務があるのではない...続きを読む
  • 沈黙の春
    人間に都合良くなるように開発した化学物質に、結局は人間が毒されてしまう。個人が死に至るまでは想像しやすいけれど、自然界の均衡を崩してしまうと人間全体、その他の生命全体の存続の危機に至る。

    下手に介入すると、得てして悪い結果になる。経済学のアダムスミスの言葉の「見えざる手」は、自然界にも通ずるのでは...続きを読む
  • 沈黙の春
    大学を環境専攻でいこうとおもったときに、環境に興味があるなら読むべしと言われて手に取ったことを思い出します。今回は自分を振り返るために再読。
  • 沈黙の春
    自然は、人類が生まれるよりもずっと前から存在している。その自然を人間が作り上げたもので征服することは不可能である、ということをたくさんの例をあげて訴えている。
  • 沈黙の春
    1970年代。人間の経済活動が海、森、土壌そして人々の生活をどう破壊してきたかを解説している名著。その裏には人々の認識の甘さや関係者の利害が複雑に入り組んでいる。

    環境破壊から見えるのは、人間の過ちと試行錯誤の歴史だと思った。害虫駆除ひとつ取ってもただ「早く」「簡単に」解決するからといって、生態系...続きを読む
  • 沈黙の春
    内容がいまいちよくわからなかったけど、例がたくさんあったからわかりやすかった。自然を人間が支配する時、いろんな動物の気持ちを考えていきたいなと思いました