レイチェル・カーソンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
レイチェル・カーソンの『沈黙の春』は、農薬の大量散布による自然や生態系の破壊と健康被害に警鐘を鳴らし、自然保護活動やエコロジー思想に大きな影響を与えたとして非常に有名であるが、新訳が出たことから実際に読んでみることとした。
本書刊行の時代の1950年代から60年代というと、科学/化学の力に魅了されていた時代であり、農薬による害虫駆除が大々的に行われたのもそうしたことからだったのだろう。本書では、鳥や魚その他の動植物に対する被害や、水や土壌の汚染に関する実相が次々と明らかにされていく。そして、農薬会社や行政、あるいは研究費の助成等で企業と利害関係のある研究者などが、農薬がそれらの被害の原因 -
Posted by ブクログ
ネタバレ知ってはいたけど読んでなかった名著。『三体』での重要図書なので手に取る。
最近読む本は戦争を挟むからか、DDTが出てくることが多い。ここまで毒性があり、生態系に悪影響を及ぼすとは思っていなかった。
人間には皆殺しの欲求がある。何もかもを消してしまえという誘惑を制御できない。
選択制スプレーという手間よりも一斉散布で根絶やしにする。
落語「百年目」の赤栴檀と南縁草がふと浮かぶ。みすぼらしい雑草が、立派な木には必要だった。そういう目に見えない関係性をたやすく見落としていいとこ取りをしようとしてしまう。
事実を報告する人の信頼度の問題は解決の難しい、本質的な問題だ。真反対の意見のどちらからも -
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Posted by ブクログ
読んでみたいと思いながらも、科学書であり翻訳本であることからの読みづらさ(めっちゃ読みにくかったー)で何度も断念していた本書をついに読み切った!
この本を読んでいて感じていた違和感というかモヤモヤを全て解説が解消してくれた。これから読む人がいれば、是非是非解説も読んで欲しいなあ。
レイチェル・カーソンは本書で化学薬品の大量撒布の悲惨さと化学薬品に頼らない生物学的コントロールという方法を提示している。化学薬品の大量撒布が人間に全く利益を及ぼさないことは言うまでもないが、それに代わる生物学的コントロールが解決策になるという彼女の主張には違和感を感じた。彼女は化学薬品が自然の均衡を崩したために副作 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ川内倫子さんの写真が好きなのがきっかけで購入した。
『沈黙の春』を読んだことがあったり、レイチェルの人生についてもう少し知識があった方が、彼女の伝えたかったことの真意がわかったのかもしれない。
大人になり、街の中心部に引っ越してきて、気がついたら子供のときに庭や畑で見ていた虫に出会うことが少なくなった。自動車での移動が増え、高校生のときのように自転車で帰宅しながら星を見ることもなくなった。意外とそういう変化は小さくて、こういう本を読んだりしないと、いつの間にか自然から離れていることに気付けないのだと実感した。
レイチェルが言うように、センス・オブ・ワンダーは大人になるとやってくる倦怠と幻滅 -
Posted by ブクログ
リップスライムの歌詞でセンスオブワンダーってのがあったはず。まさか、レイチェル・カーソンが出典だったとは。植物や昆虫が緻密に生を営んでいる様は本当に興味深くて、NHK特集とかめっちゃ見入る。特に植物の生命力はすごい。たから人間が好き放題して勝手に滅びたあとの地球は植物の天下なんだろうと思う。彼らには何よりそれを気長に待てる胆力がある。環境問題は深刻なのに一向に改めない人間どもよ。ナフサがないとかの問題じゃないんだよ!株価7万円超えとかなんだよ!データセンターって何だよ!月すら開発しようとするなんて。足元見ろよ。一旦落ち着いて。花の中を観察してセンスオブワンダー感じろよ
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