夜汽車のレビュー一覧

  • 二人の稚児(乙女の本棚)

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    何だかとても美しい世界をみせられた感じ。
    大事に育てられるのは良いことだが、ある程度世の中は知っておいたほうか楽しいと思わされた。
    瑠璃光は最後は結局どうなったのだろう…

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    2024年03月12日
  • 夜長姫と耳男(乙女の本棚)

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    長者の美しい娘のために弥勒を彫ることとなった、馬のように耳が長い仏師の青年の話。
    彼が、弱冠13歳の夜長ヒメの闇深いサイコパスっぷりに振り回される姿は、悲惨でありながらもなぜかそこに愛おしさを覚える。
    ヒメを憎み恐れながらも離れられない。彼女は彼女で、自分が彼に呪われていることを知りながらも処刑したりなどしない。
    そんな歪な関係を築く二人はついに……。ヒメはただどこまでもずっとヒメらしいままで、勇ましさ、芯の強さすら感じた。
    「好きなものは呪うか殺すか争うかしなければならないのよ。」
    彩鮮やかでファンシーな表紙からは想像もできない話……と思ったけれど、よくよく見たら上から無数の蛇が吊るされてい

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    2023年12月01日
  • 刺青(乙女の本棚)

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    もっともっともっーーーと妖しさを出して欲しかったなー
    谷崎潤一郎の文章に夜汽車さんの絵がだいぶ負けてる印象がしちゃったんよね

    いや、すんばらしかったのよ
    スンバらしく素敵な絵だったんよ
    あれ?なんかわいの要求が厳しくなってる?

    でもほんと『乙女の本棚』シリーズ
    良いわよ!文豪たちの入口にこれほどよい本棚はないわよ
    なんでもっとみんな読まないのかしら(乙女というよりおネエ)

    これちょっと谷崎作品読んでみたくなるもんな〜
    他にどんな世界観あるのよってなるもの

    ああああ!(どした急に)
    わかった!夜汽車さんの絵によって谷崎潤一郎の毒がだいぶ中和されてるんだわ!
    うん、やっぱここ入口に谷崎潤一

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    2023年08月23日
  • 刺青(乙女の本棚)

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    皆が美しくなろうと考えた結果、刺青が流行った。
    刺青会で人気の清吉という若い刺青師がいた。
    彼は自分が求める美しい肌をもつ女に出会う。

    谷崎潤一郎の文章に匂いたつようなエロさを感じた。
    書いてある内容は普通なのに表現が耽美。

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    2023年04月17日
  • 人でなしの恋(乙女の本棚)

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    門野の家に嫁入りした私。
    夫は美しく物憂げな殿方だったけど私を可愛がってくれた。
    しかし結婚から半年後夫には夜な夜な土蔵に通うという怪しい点が見受けられて私は猜疑に狂う。

    まさに人でなしの恋だった。
    夜汽車さんの無垢な美しい絵と話の怪しさがいい味をだしていた。

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    2023年03月27日
  • 魔少女毒少女 リリスとサラの情炎行

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    ほほう愛が重いタイプの百合ですか、と思って気軽にポチッたけど、しまった単行本だったか……。まあいいや、扉絵美しいし。
    サラの設定が色々良い。

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    2016年05月29日