遠藤達哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前巻のマーサとヘンリーの物語からスタート。全滅したと言われた婦人隊で生還したマーサ。ヘンリーへの想いを支えに帰還を果たしたが、ヘンリーはすでに結婚した後だった。西国の人々も同じ人間で、そんな戦争の為にマーサの恋は愛する人に想いを告げぬまま終わってしまった。戦争とは何なのかを問うためにマーサは二度目の戦争に行ったのだと思う。戦争は悲劇しか生まない。だから続くフォージャー家のアザラシ観察の一コマが平和を強く描き出している。だがアザラシも戦争の遺産かもしれないという余韻もあった。この巻ではフォージャー家に関連する人々に関する話が多い。ダミアン3人組の探検団やフランキーの仲間救出の話は笑える。続いてデズモンド家の団欒。急遽、ドノバンが帰宅し一家で夕食を囲んでいるがやたらに緊張感が漂っている。メリンダは怯えているし、デミトリアスは感情のないロボットのようだ。ダミアンはひたすらに家族の温かさを求めているように見える。続いてバーリントンのお祭り。ここでそれぞれの家族が集合して黄昏の情報収集が冴える。ダミアンは家族と一緒のアーニャを「ガキくさい」と言ったが実際は羨ましかったようだ。そしてメリンダが黄昏の病院に来院。次巻も期待。