中川李枝子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
動物擬人化の物語は数多くありますが、似ているようでいてそれぞれの味があるものです。
今作でもほのぼのとしているようでいて、意外と弱肉強食の世界があっさりと描かれていて驚かされたりします。
はじめグレイ・ラビットが同居している野うさぎのヘアやリスのスキレルからこき使われていて不憫に思ったのです。しかし読み進めていくうちにこれは母の愛なのではないかと思ったり。ヘアとスキレルもグレイ・ラビットに命を救われた後はちょっと反省するのですが、それでもなんやかんやとグレイ・ラビットを頼って甘えているのです。これは実に母と子の関係だなあと思う訳ですよ。この辺りのユーモア具合も面白いですね。 -
Posted by ブクログ
かしこくて気立てが良い、はたらきもののグレイ・ラビットのおはなし。シリーズは30冊くらいあるらしく、娘たち(小2)が今夢中で読んでいる。本書に収められているのは、最初の4話。
ほのぼのとかわいらしい雰囲気ながら、天敵との命を張ったやりとりなどもあって、なかなかサスペンスフル。小さい頃に出会っていたら、私も夢中になっただろう。だが今読むと、どうもグレイ・ラビットが出来すぎなのが気になってしまう。
…と書いたものの、よく出来た主人公でなぜ悪いのか?と言われると難しい。自分のいたらなさがまぶしく照らされるから、というのは当然あるだろうが、それだけか。
かしこくて気立てが良くてはたらきものの読者がどう読むか、聞きたいところである。 -
Posted by ブクログ
著者の「子ども大好き!可愛いすぎ!」「子育てできるなんて素敵ね!最高!」が詰まっていて、不思議とこちらまでそんな気持ちになってくる1冊。
「ぐりとぐら」の作者で17年間保育士をしていた中川李枝子さんの、子どもに関する軽いエッセイです。
どうも子育て関連の本が苦手で。
それ単にあなたの主観でしょう、と思ってしまうことが多いから。
この本も例に違わず主観ベースだし、少し古い点も理想論だと思う点もあるけれど、(「お母さん」しか出てこない。父親は?とか。)
背景に120%の愛情を感じて不思議と軽やかな気持ちで読み進められます。
あと挿絵がとっても可愛い!
【子供との付き合い方で大切なのは
「子供を馬鹿にしないこと。子供に馬鹿にされないこと」】
【子育ては「抱いて」「おろして」「ほっといて」】
素敵な言葉にもたくさん出会えました。