あらすじ
子ども時代に魅了された絵本と17年の保育士経験が『ぐりとぐら』『いやいやえん』『くじらぐも』を生み出した。――人生の先輩が切実な言葉で伝える語り下ろし自伝シリーズ。
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Posted by ブクログ
「つらいとき、悩んだとき、困ったとき……、人生の節目節目で、本が寄り添い、支えてくれる。皆さんにも、本を読んで、そんな体験をしてもらいたいです。」
そう、著者は締めくくっています。その彼女の言葉の通り、この本を読むといろんな本を読みたくなるのではないかと思います。
また親が備える、読書環境というものがやはり子供に大きな影響を与えるのだとしみじみと感じた。
家で親の話の中で、内村鑑三の話なども出ていたという事実が嬉しかった。
Posted by ブクログ
子どもたちに読んだ絵本を今は子どもの家で孫がママに呼んでもらっている。ひととひとを繋ぐ素晴らしいツールだと思う。中で紹介されたブックリストの作品をたどってみたい。
Posted by ブクログ
1935年生まれ児童文学作家、中川李枝子さん、5人兄弟姉妹で6つ下の妹が山脇百合子さん(挿絵画家、1941.12.3~2022.9.29、享年80)。「本と子どもが教えてくれたこと」、2019.5発行。①子どものための3原則(児童憲章): 人間として尊ばれる、社会の一員として重んじられる、良い環境のもとで育てられる。 ②保育士の時、人気だった「プフ・エ・ノワロ」(仏語でしろちゃんとくろちゃん)という絵本のシリーズ。猫が出てきて、ねずみがグリ、グル、グラと騒ぐ場面があり、これが「ぐりとぐら」の絵本の元に。